この小さな美しいハエはよく見かけるのだが、小さくて細すぎてなかなか撮影する気にならず、あまり紹介はしてないと思う。
マダラホソアシナガバエという。複眼が離れているのでメス。
メタリックグリーンの体が実に美しい。複眼は少し赤紫がかるのも良い。
とにかく胸部と腹部の輝くグリーンが魅力的。
撮影はなかなか難しく、ピントが合っているのかあっていないのかの確認さえ、現地ではよくわからない。
また、ふと気づいたらいなくなっていることも多い。
この時はなんとか撮れて、まあまあの写りだったので紹介する。
翅の模様が黒と白もぼわっとしたもので、それがかえってメタリックグリーン部とメリハリ感がある。
和名のマダラはこの翅の模様を指しているのではないだろうか。
6月5日、久山町の山あいにて