スカーリング講座その4 スカーリングの練習の実際と意識すべき点 | ハルさんの「目指せ水陸両用!」

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走るのが何よりも苦手だったマスターズスイマーが、40才からトライアスロンに挑戦。その記録を綴ったブログ。
2013年8月、アイアンマンレースを完走。
マスターズ水泳800m、1500m自由形 前日本記録保持者。
水陸両用アスリートを目指してます。

ブログ村では皆生トライアスロンに関するレポートがたくさん!

なんと言ってもかぼす君優勝ですよ。優勝!

伝統ある皆生大会で優勝なんてもう神レベル!

ちょっと遅くなりましたがおめでとうございます(^^)

そして完走された方々、本当にお疲れ様でした。(^^)"ヽ(^^


そんな皆生大会関連の記事が軒並み上位を占め、スカーリング講座は苦戦中(^^;

でも、IN pointたくさんいただいております。ありがとうございます。



さて、今回がシリーズ最後になるかもしれないスカーリング講座はその4です。

タイトルは【スカーリング練習の実際と意識すべき点】としてみました。


「スカーリングやってるけど進まないんだよなー(-。-)」と言う人のために、後半でワンポイントでアドバイスを書いてみます。

少々長いですが、スイムで悩めるトライアスリートにはもちろん、もう一歩上にいきたいスイマーにもきっと役に立ちますので、最後までお付き合いください。

動画が多いのでパソコンで見た方が良いかと思います。



まずは私がやっているスカーリング練習をご紹介します。

動画の中にも解説やコツなんかを書いてます。


最初はフロントスカーリング。





これは完全フロントスカーリングで行うと推進力は得られないので、若干腕を斜め下にしながら、ハイエルボーが出来ればそれを意識します。

私は年齢的に関節の無理が少々きかなくなってきているのでこれくらいであせる


続いてミドルスカーリング。


昨日ご紹介したとおりです。

上腕は肩のラインに平行に。肘を直角に曲げて、肘の位置を出来るだけ固定して前腕から手先を上手く回内外させてスカーリングします。

浮力は得られないので顔を水につけてもOK。

揚力による推進力を一番体感できるスカーリングです。



そしてリアスカーリング



これは浮力が全く得られないので息継ぎを瞬間的に上手に行ってください。

手を戻す時が難しいんですね~。



4つめは泳ぎに直結するドリルで、スカーリングブレ(ブレスト)プルとドッグスイムをまとめて紹介します。





平泳ぎのプルみたいですが、上腕は大きく動かさず、ブレプル前半のスカーリングだけを速い動作で行っていき、積極的に上体を前方向に乗せていく感じで進みます。

キャッチ感覚が得られると思います。


ドッグスイム

日本語で言えば犬かきですが、もちろん犬の泳ぎ方を真似るわけではありません。

ここで紹介したスカーリングトレとしては技術的に一番難しいかも汗

トライアスロン雑誌「LUMINA」の2015年3月号50ページに紹介してありましたが、正直写真見てもどんな動きかさっぱり分かりませんべーっだ!

と言うことでこの動画を載せました。

フロントドッグスイムというヤツになるんですかね。


簡単に言えば、前述のスカーリングブレプルを片手ずつ交互にやるだけです。

平泳ぎの練習のようですが、片手ずつ交互に行うことでクロールのキャッチ練習になります。

出来るだけ体の遠くで、肘から引かない(ハイエルボーを意識する)ことが大事です。

そして、体幹がぶれない軌道と手のひらの向きで行うことも大事ですよ。



で、これらの動画は手の動きが良く分かるようにとすべて1/2のスロー再生にしています。


通常再生だとこんな感じの速さで動かしています。



これでは細かい手の動きまでは分からないですよねあせる

と言うわけでここまでずっとスローにしていたわけです。



ま、こんな感じでこの5種類で25mを5本行い、最後に25mプルを行って25x6本を1セットにします。

スイムレベルにもよりますが、慣れない人は60秒サークルくらいでどうでしょう? 

私は? スカーリングの種類にもよりますが、だいたい30秒着の45秒サークルでやってます。


スカーリングで水感をしっかり高めて、最後に25プルを行うと、きっと水の重みをずしっと感じながらキャッチからプルまで水を押せると思います。


これを4セット。きっと前腕と胸筋がパンパンになると思います。

水中での筋トレと思ってやってみてください(笑)



で、最後に意識すべき点を一つ。

推進力を生み出す場所は両手です。

でも、進ませるところは体です。

その間に手首ー前腕ー肘ー上腕ー肩というものが介在します。

大事なのは各関節。

関節をいかに安定させるのかが重要なのです。

車でも自転車でもそうですが、タイヤのグリップで得た推進力を減衰させずにボディまで伝えるにはその間に介在するいろんな部品の剛性が大きく影響します。

自転車ではリム剛性、スポークの強度、フレーム素材そのものの剛性であったり、フレーム各所の継ぎ目部分の強度。


ヒトの場合、各パーツの剛性=骨の強度。

水泳の場合はあまり関係ありません。

で、大事なのはパーツの継ぎ目の強度=関節の安定性なのです。

安定ですよ。固定ではありません。

動かすべき方向にはしっかり動かしつつ、その他の方向には動かさない統合的な安定性です。

ですから、キレのあるスカーリングをするにはしっかり肩、肘、手首の関節を安定させて、手のひらで生み出された力を体幹まで伝えるよう意識できればOKです。


これらの関節を安定させる筋力が、実際の泳ぎでも手のひらで発生した力をボディまで伝えてくれるのです。

これがインナーマッスル(姿勢保持筋)というヤツです。


このスカーリングトレーニング、1セットで胸筋や前腕筋が限界の人はスイムの筋力が全然足りないと思ったほうがよいかも(-。-)




今日まで書いてきたスカーリング練習、毎回やる必要はないと思います。

スキルアップをしていきたいと思うのであれば頻回にやった方が効果的かと思いますが、泳いでいてフォームが良く分からなくなったとき、練習がマンネリ化しているとき、キャッチやフィニッシュの感覚を再確認したいとき、筋トレしたいとき、などなど、トレーニング方法の一つとして行っていただければ幸いです。


スカーリングの練習方法はまだまだあります。

片手スカーリング、背面、側面。

各個人で工夫しながらやって、私のように動画で紹介している人も多々いると思いますが、まずは基本的なこれらから手を付けていけば良いのではないでしょうか。


これでスカーリング講座おしま~~~いオワリ

さぁ皆さん、明日から実践実践!

質問等ございましたらコメントお待ちしています~~(^^)


今回のシリーズ、お役に立てたでしょうか?
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