WASABI(2001) | あの時の映画日記~黄昏映画館

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あの日、あの時、あの場所で観た映画の感想を
思い入れたっぷりに綴っていきます

 

 WASABI(2001)

 

『ニキータ』『レオン』などの監督のリュック・ベンソンが脚本を書いた、ジャン・レノ、広末涼子主演のアクションコメディです。

 

19年前に日本で別れた女が死んだので、相続人になっていた、ユベール(ジャン・レノ)が来日する。

 

彼は荒っぽい刑事で、すぐ手が出てしまう性格。

 

来日してビックリ。

ユベールと死んだ女の間に娘・ミコ(広末涼子)がおり、そして彼女は莫大な遺産を残していた。

 

ユベールは、最初は父親であることをミコに隠していたが、成り行きで正体がばれてしまう。

 

そして、莫大な遺産を受け継ぐことになるミコにヤクザが迫り、ユベールは命を懸けて彼女を守ろうとするのだが・・・

『レオン』等によく似た設定なのですが、こちらはぐっとくだけています。

いきなりミコの前に現れた正体不明のユベールになつかず、彼を振り回している様子は見ていて楽しい。

ミコを演じる広末涼子がいつもぴょんぴょん跳ねるように動き回る様は少々やりすぎている感はありますが、それでもこのころの広末には無敵感があります。

 

パリ、東京、京都とロケの魅力もあり、敵の悪玉がテレビのバラエティ番組の『逃走中』のハンターに見えてしまうところに苦笑してしまいますが、軽く楽しめる一篇となっています。

 

実際に、東京の街中であんなにドカンドカンと勇ましいことをするとどうなるのかなんて、リアルなことを考えずに鑑賞しましょう。

軍なのか警察なのか設定は無茶苦茶です。

 

タイトルの『WASABI』が出てくるシーンはテレビでよく見る罰ゲームですね。

 

最近、いろいろお騒がせの広末涼子。

とても魅力のある女優さんです。

また、表舞台に復帰してほしいです!

 

 

 

『WASABI』(ワサビ)2001年(仏)

ジェラール・クラヴジック監督 95分

2002年(平成13年)2月日本公開