暗殺・リトビネンコ事件 | あの時の映画日記~黄昏映画館

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あの日、あの時、あの場所で観た映画の感想を
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反政府活動家を亡命先で暗殺してしまったロシア政府。

暗殺されたのはアレクサンドリア・リトビネンコ氏。

 

モスクワのアパート爆破事件は、チェチェンによるテロではなくロシア側の工作だったと主張した元FSB(ロシア連邦保安庁)のリトビネンコが、イギリスで放射性物質ポロニウム210によって暗殺される。

2001年に政治難民としてイギリスに移住していた彼は、チェチェン戦争の真相や、

FSBの実像とプーチンとのつながりを、カメラの前で赤裸々に語っていた。

 

ウクライナ戦争を仕掛けているロシアのシナリオ(口実)の真贋を見極めるのにいいのではないか。

誰が何のために起こした戦争なのか。

 

ドキュメンタリーです。

リトビネンコ氏が語った告発は重い。

 

2006年

アレクセイ・ネクラートフ監督作品

110分