『バック・イン・タイム』 原題:BACK IN TIME
2015年(米=カナダ=英) ジェイソン・アーロン監督作品
(ドキュメンタリー)
作品への愛が満ち溢れた、
『バック・トゥー・ザ・フューチャー』(1985 以下BTTFと略)ファンにはたまらないドキュメンタリーです。
作品に関わったスタッフやキャストが、
制作当時の秘話を語るシーンが興味深い。
出来上がった脚本を最初はどの映画会社も取り上げてくれず、
ディズニーに至っては、
『近親相姦』の映画など当社では作れないといわれたらしい。
撮影が始まって6週間目で、
主役のマーティー役が、
エリック・ストルツからマイケル・J・フォックスに交代したいきさつも本人が語っている。
『BTTF』で大活躍したタイムマシンデロリアンマニアがたくさんいるのも驚いた。僕も欲しい!
マーティーの母親役だったリー・トンプソンが、
とても色っぽくなっててびっくり。
いい年の取り方をされてます。
スタッフ、キャストともに、
『BTTF』の4作目は作らないと宣言してくれたので安心した。
このシリーズは3作で完璧ですからね。
シリーズ2作目で登場した空飛ぶスケートボートを、
映画の影響で本当に作ってしまった人がいるのにも驚き。
ウィルソン市長役の俳優さんや、
マーティーの高校の厳しい先生、
もちろんマーティーの父親役、
ヒューイ・ルイスなど、
作品のスパイスとなっていた方々も画面に登場している。
なんだか感慨深かった。
パーキンソン病で闘病生活を送るマイケル・J・フォックスも、
当時の思い出話を披露。
月並みな言葉しか思いつかないが、
彼には頑張ってほしいと思った。
『BTTF』マニアのための作品。
僕は大いに楽しませてもらいました!
バック イン タイム(字幕版)
400円
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