潮風のいたずら | あの時の映画日記~黄昏映画館

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あの日、あの時、あの場所で観た映画の感想を
思い入れたっぷりに綴っていきます



潮風のいたずら』 原題:Overboard

1987年(米) ゲーリー・マーシャル監督作品


ゴールディー・ホーン好きだったなあ。

飛び切りの笑顔で演じるコメディ演技がなんともかわいらしかった。


ファール・プレイ 」や「プライベート・ベンジャミン 」もよかったけど、

この作品の彼女が一番よかったかな。


金持ちで性格ブスのゴールディーがクルーザーで航行中、

港にたちより、大工のカート・ラッセルを呼びつけ、

クローゼットを作らせる。


しかし、ゴールディーはこれが気に入らず、

カートを海に突き落としてしまう。


そんなゴールディーも海に落ちて記憶をなくし、

それを知ったカートが自分を夫と偽り、

家に連れてきて家事と4人の子供の面倒をみさせる。


この子供たちが手に負えないほど腕白で、

家は雨漏りのひどい廃家に近い家。


それまでの高級セレブな生活とまるで逆の生活に、

戸惑うゴールディーだったが・・・


あらすじを全部書かないでも、

大体察しのつく王道のストーリー展開で、

途中から人間的に変わっていくゴールディーが見せ場を作る。


素行不良の子供たちの学校に呼びつけられて、

逆に先生を凹ますあたりは爽快。


そしてクライマックス。

記憶が回復してクルーザーに戻った彼女が、

カートらとの生活が忘れられず、

舟を急旋回させて港に戻ろうとしたとき、

カートも海洋巡視艇でゴールディーを連れ戻しにやってくる。


そして二人とも海に飛び込むのだが、

カートが話していた海の悲恋伝説が伏線になっていてとてもいい。


ラストのセリフも決まっていて、

とてもいい気分で観られます。


この監督、

のちに「プリティ・ウーマン」を演出するんですけど、

こういうアメリカ映画十八番のラブコメ作らせたらうまいね。


ゴールディーも69歳。

娘のケイト・ハドソンと姉妹みたいに見えるのはすごい。

いつまでもお美しいです。


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