『リトル・ロマンス』
後味のいい映画って、こんな映画のことですね。
舞台はパリ。
運転手の息子で、知能指数の非常に高い数学の天才である13歳のダニエル。
同じく知能指数の高い、アメリカ少女のローレン。
この二人がふとしたことから仲良くなる。
そして、これも偶然に知り合った老紳士ジュリアスと出会い、
この老紳士から、
「ベネチアにある”ため息の橋”の下で日没の瞬間にキスをした恋人たちは、永遠の愛を手に入れる事が出来る」
という、《サンセット・キス》の伝説を聞かされ胸をときめかせ、三人でベネチアに向かう。
途中、旅費が足りなくなり散々苦労したり、ダニエルとローレンが誘拐されたという情報が流れて、
警察が捜査に乗り出したり・・・・
素敵な伝説を聞かせてくれたジュリアスは、実は詐欺師。
伝説も、彼の作り話であったが二人にはもう関係ない。
日没までに、”ため息の橋”にたどりつきたい、永遠の愛を手に入れたい。
はたして、二人はたどり着く事ができるのでしょうか?
パリを去る日がやってきたローレン。
切ないラストシーンが待ってます。
監督が、「明日に向かって撃て」や「スティング」のジョージ・ロイ・ヒル。
劇中劇として、上記の映画が物語の中に出てきます。
ダニエルが、大の映画ファンという設定が自分としてはとてもうれしくなりました。
そして、ヒロイン「ローレン」を演じるのが、ダイアン・レイン。
本当に可愛かった。
詐欺師ジュリアスを演じるのが、名優「ローレンス・オリビエ」
映画全体に、風格を付けてくれてます。
切ない恋の季節
この時期にお勧めの映画です。ぜひ、御覧下さい!
がちゃん
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