この作品は、コアなファンをたくさん持つ伝説的なカルト・ムービーです。
私はしませんでしたが、まさに観客参加型の映画で、画像はグロテスクながら凄く楽しかったのをおぼえています。
名画座で観たんですが、何度も足を運んでいる常連さん(?)が多かったですね。
1975年度(英)
ジム・シャーマン監督作品。
『ロッキー・ホラー・ショー』
もともとは有名なロック・ミュージカルの舞台作品で、この作品はその映画版です。
主題歌で<SF・怪奇映画2本立て>と歌われているとおり、構成がそのようになっています。
どしゃぶりの雷雨の中、婚約したブラッド(バリー・ボストウイック)とジャネット(スーザン・サランドン)がその雷雨をよけるように、不気味な古城にたどり着く。
すると、不気味な姿をした執事リフ・ラフが現われる。
主人のフランク・ン・フルター(フランケンシュタインのもじりです)は、ロッキー・ホラーというモンスターを作り出す。
このロッキーが実にグロテスクでマッチョ。女性が使うようなコルセットを身に着けておりなんとも異様。
ここに、フランクとブラッドとジャネットを絡めた二重セックスの場面が展開される。
そして、実はフランクたちはトランシルヴァニアという星から来た宇宙人で、この古城が実は・・・
と、とりとめのないレビューになってしまいましたが、音楽は楽しいし、画面にダンスのステップの足型が映し出されて観客が参加できるようになっていたり、通の人は、土砂降りの雨のシーンでは、新聞紙を頭から被ったりして観客参加型の作品だという事を実感させてくれます。
アメリカ映画の「フェーム」 の一場面でこの映画の観客参加の場面が再現されています。
一人で観るより、大勢で観たい作品ですね。
そして、アメリカの観客や、通の方のように映画に参加できたら10倍も100倍も楽しいでしょう。
機会があれば、どなたか新聞紙とポップコーンを持っていって観に行きませんか(^∇^)
がちゃん
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