ニューヨークの芸能学校で４年間、演劇・歌・ダンス・作曲など自分の夢に向かって頑張っている若者達を描く青春群像。アラン・パーカー監督。１９８０年度作品。
『フェーム』
開巻、数組の男女がオーディションを受けに来る。
リズムに乗ったたたみかけるような演出が素晴らしい。
そして物語はオーディションに合格した生徒ココ・ブルーノ・リサ・ヒラリー・モンゴメリー・ラルフ・リロイ・ドリスらに焦点をあてて進んでいく。
それぞれ目指す道は違うが、時には落ち込み、時には反撥し、時には恋をしながら
それぞれの｢フェーム」（名声）を目指し歩んでいく。
食堂での「ホット・ランチ・ジャム」。
街頭に飛び出してココの歌声に合わせて生徒達が踊りまくる場面。
そして、卒業式での発表「ボディ・エレクトリック」。
それぞれのシーンでエネルギーが爆発します。
無事に卒業しても実際に「フェーム」を掴めるのはほんの一握り。
でも覚えて欲しい、覚えていて欲しい、
そんなエンターテイメントに対する若者達の情熱が観る物の心を熱くします。
中身の濃い４年間の物語、感動、お勧めです！
がちゃん
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