小さな恋のメロディ | あの時の映画日記~黄昏映画館

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あの日、あの時、あの場所で観た映画の感想を
思い入れたっぷりに綴っていきます


あの時の映画日記

1971年(英)作品

『小さな恋のメロディ』

製作が、後年「ミッドナイト・エクスプレス」や「キリングフィールド」「炎のランナー」などの社会派の作品を製作することになるディヴィッド・パットナム。

脚本が「フェーム」等を監督する事になるアラン・パーカー。

監督がワリス・フセイン。

オール20代のスタッフで作り上げたフレッシュな感覚の微笑ましいラブ・ストーリー。


あの時の映画日記

英国パブリックスクールを舞台にマーク・レスター少年とトレーシー・ハイドちゃんが、お互いに惹かれあい、淡い恋に落ちる。

学校は厳格で、学校をサボって海へ遊びに行った二人をめぐって大騒ぎ。

「結婚って好きなもの同士一緒にいることでしょ」と言う事で、堂々と結婚宣言する二人。

最初は冷やかしていたガキ大将、ジャック・ワイルドらも二人の真剣さを感じて、二人を応援する事にする。

祝福するクラスメイトたちの前で結婚式を決行し、二人を送り出す。

トロッコに乗って二人でどこまでも遠くへ向かっていく二人。

なんともロマンティックなシーンです。


バレエの練習の時に身体を回転させる時にふわりと浮き上がるトレーシー・ハイドの髪の毛の美しさ。

「メロディ・フェア」をはじめとするビージーズの音楽。

前代未聞の出来事に大騒ぎする大人たち。

爽やかな余韻を残す佳品です。未見の方は是非!


がちゃん



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