ポルターガイスト | あの時の映画日記~黄昏映画館

あの時の映画日記~黄昏映画館

あの日、あの時、あの場所で観た映画の感想を
思い入れたっぷりに綴っていきます


あの時の映画日記

製作・原作・脚本スティーブン・スピルバーグ。監督トビー・フーパー

1982年度(米)

『ポルターガイスト』


当時、ジョージ・ルーカスが製作した「レイダース・失われたアーク聖櫃」でエンターテイメントの巨匠に上り詰めたスピルバーグと、あの伝説的なホラー映画「悪魔のいけにえ」のトビー・フーパーがタッグを組む事で話題になった映画です。


ごくありふれた中流のアメリカの5人家族。夫は不動産会社のやりてのセールスマン。妻は、明るく家族思いの優しい妻。かわいい3人の子供たち。

この幸せな一家が新興住宅地に新居を構える。

日本人には羨ましい庭付きの大きな一戸建てです。


あの時の映画日記

この幸せな家族にある日異変が起こる。

末娘のキャロル・アンが、夜中にベットから起き出して放送の終わった砂嵐の画面となにやら会話を始めます。母のダイアンは、娘は夢遊病の気があるんじゃないかと心配する。母自身も幼いころ同じ経験をしたことがあったらしいのです。


また、別の日激しい雷雨の夜、次男のロビーが雷鳴と稲妻にに震え上がります。それに窓から見える巨木がロビーに言いようもない恐怖心を与え、ロビーは両親のベッドに飛び込みます。


また別の日、キャロル・アンがテレビに呼び寄せられる。それと同時に地震と停電が起こり、両親は霊のようなものを目撃します。

キャロル・アンが言います。「彼らが来ているのよ」


その後、次々と家の中で超常現象が起こり最初は面白がっていた一家だが、、それが次第に恐怖に変わっていく。


また、雷雨の夜。ロビーは再び雷鳴と稲妻で目を覚まし、窓の外の巨大な大木の枝がロビーをどこかに連れ出そうとする。必死でロビーを助け出した両親だが、キャロル・アンがいなくなっている事に気づく。どうやら彼らに連れ去られたらしい・・・


あの時の映画日記


キャロル・アンを救い出す事が出来るのか、何故、この家に超常現象が起きているのか・・・


物語は一気にクライマックスに突き進みます。


あの時の映画日記


この映画、トビー・フーパーが監督していますが、スピルバーグの映画です。

サスペンスの小出しから次第に事が大きくなっていくところや、小道具の(人形や、巨木など)のさりげない伏線。家族の描き方。「ジョーズ」や「未知との遭遇」などと同じ作戦だなと思ってしまいます。


途中に入る残酷恐怖場面に、トビーフーパーの片鱗が感じられますがスピルバーグに支配されてるなって感想です。


尚、この後スピルバーグはこのポルターガイストの舞台となる住宅街を利用してあの名作「E・T」を作り上げていきます


がちゃん


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