わがウォーゲームの追伸 -3ページ目

わがウォーゲームの追伸

膨大に溜め込んでしまったウォー・シミュレーションゲームの想い出やソロプレイ記録などをつづります。

お休みの日、昼から新妻がお友達と遊びに外出することになりました。
当然、犬ども(パピヨン2匹/父と娘)はリビングのケージの中でおるすばん。


これはマズイ!と思ったのか、2匹ともケージに立ち上がり檻をガシャガシャ揺すりながら飛び跳ねての「一緒に連れてって」の大アピール!
もう、ウルサイのなんの・・・
(こういうときの鳴き声はネコのにそっくりです)


彼女には「貴方もどこかへ出かければ?」と言われたのですが、本を読むから・・・」と家に残りました。
正直なところは、私の方が彼女より早く帰るだろうし、そのときの犬どもの「誰か帰って来たぞの歓喜の叫び」で血圧が上がるのがイヤなので・・・


ともあれ、彼女が出かけてしまうと、諦めたのか、ようやく静かになりました。
で、さあ、ちょっと昼寝しようっと♪とリビングの隣の和室にごろんと横になったとたん・・・


ガウガウガウガウ!


バウリンガルはセットしてませんが、これは分かります。
「彼女がいないのだから、せめてお前は寝るな!」でしょう。
で、叱ろうとして起きると、吠え声がぴたっと収まり、また横になると・・・


ガウガウガウガウ!


ええい、血圧が上がるわ!
寝てられないので、本を読もうと自分の部屋に入ったとたん、またしても・・・


ガウガウガウガウ!


お前らの視界から消えるのもいかんのかい!
まあ、私は飼い主ではないので、信頼関係なんぞあるはずも無し。
で、ケージから出してみたところ、私の後にくっついて歩きまわる2匹。
まるで監視されてる囚人の気分


ともあれ、まだ片付いてもいない自分の部屋に入って、本棚から読む本を選んでいると、犬どもは机の下をごそごそと・・・
(あんまりほじくり返すんじゃない!)


ところが、引越し以来、見つからなくて困ってたキャッシュカードの入った封筒をくわえて出てきました。
(でかしたっ!)


で、ほめたら今度は佐藤寛子ちゃんのDVDをくわえて・・・
(やめなさいって!)


このまま部屋にいたら、何を引っ張り出されるか分からないので、本を持って再びリビングへ。
ここで、犬どもをケージに戻そうとはしたのですが、やっぱり・・・


ガウガウガウガウ!


で、犬2匹をひざの上に座らせてソファで本を読んでいたら、犬が昼寝を始めました。
(やれやれ、やっと静かになった・・・)


ところが、そうでなくても毛足の長い犬種ですから、暖かくなって今度は私がだんだん眠気に襲われ・・・


で、気が付いたら、。おまけに汗びっしょり・・・
犬どもはひざの上でご機嫌でしたが、私の休日はあっと言う間に・・・・・・泣

<虫の話です。苦手な方はスルーして下さいよ~>


結婚と共にえらい田舎に越してきたわけでありますが、家の周囲に大型昆虫やら節足動物がうじゃうじゃ。ゲジはおるわ、スズメ蛾は出るわ、カブトムシまでいるわ、で。
ま、ホタルまでいるそうですから、何がいても不思議は無いわけですが、そのくせ、なぜか蚊やダニやゴキブリはまるで見かけません。
環境としては良好と言えますが、長時間通勤と大型節足動物のおかげで新居は「愕然、仰天、げんなり」の3Gです。


私は足のやたら多い大型の節足動物が苦手なのですが、街中にしか住んだことの無いため、ゲジだのムカデだのとは昆虫図鑑でしかお目にかかっておりませんでした。そんな私でも身近に感じていたのがアシダカグモです。
(ただし、慣れ親しむのはちょっと・・・)


足を含めると体長が約13cm程度に及ぶ大型のクモで、巣を張ることはなく、ゴキブリを主食としています。
今から30年ほど前には家の中にも普通にいたのですが、昼間は物陰に隠れており、夜になるとゴキブリを根こそぎ退治してくれます。
人間やペットには危害を加えることなど無い(よほど追い詰められると噛み付くこともあるそうですが・・・)益虫の中の益虫なのであります。
しかし、如何せん、外見がキツイ。


緑色というかカーキ色というか不気味なボディでともかく大きい。そのくせ、やたら早足!
何を隠そう、私も幼稚園の頃、陶器製のやたら重たいセロテープの台で遊んでいて、ようやく持ち上げて裏返してみたら、こいつが隠れていた・・・と言う、忘れえぬ体験をしております。


少し前に「探偵!ナイトスクープ」で、このアシダカグモを捕まえたいという視聴者の依頼を受けて探しに行くというのがありましたが、今は実に少なくなってしまったらしく、ゴキブリよりもアシダカグモの方が毛嫌いされる悲しい現実を思い知った次第です。
(平成ガメラシリーズで、自衛隊がギャオスやイリスよりもガメラ攻撃を優先するシーンがありますが、あれを思い出しますな)


ところで、先日のこと、深夜2時半ごろ、パピヨンの娘の方がケージの中で動き回る気配に目を覚ましました。
そっと近寄ってみると、暗闇の中、ケージの外にいる何かを気にして覗き込んでいます。
「何、見てる?」と、私も目を凝らして見ると・・・・・・・


なんと、犬のケージのそばにアシダカグモ
体長は約8cm。


じつに30年ぶりのご対面です。
小さめの個体とは言え、心の準備無しで見てしまいましたので、息が止まるかと・・・。
ワンカップ持ってたら、地面(?)に落としてるところでした。
そう考えたとたんに脳内に響く「あ、もったいねぇ」の声。
で、口をついて出たのは、お約束のセリフ


「あいつが、こん部屋におるっちゅうこつは・・・?」
と、アシダカグモの向いている先を見てやれば・・・・


ひぃ~っ!やっぱりいた!ゴキブリ!

パリへは20年ぶりでした。


皇帝陛下ナポレオン・ボナパルトのお膝元!
エールフランスで行く花の都!
京都の姉妹都市!
はっきり言いましょう。パリは何度行っても・・・


「二度と来るかぁ!」


と啖呵を切りたくなる街であります。


ドイツでは町の人が挨拶はもちろん、やたらと日本語やら中国語(これはこれでショックですが)で声を掛けてきたり、こちらがドイツ語を話せないと分かれば、片言の英語で会話を試みてきたりと、非常にフレンドリーです。犬も賢い!
リヒテンシュタインスイスも同じくフレンドリーで、嫌な思いはまったくしませんでした。


ところが!!
パリでは、英語で何をたずねても知らん顔するしたり、フランス語でしか返してこない人が多い。いや多すぎる!
(パリジャンは「不勉強」なのか、「いけず」なのか!)
私のさび付いたフランス語では通じるわけもなく、これで何度泣かされたことか!
で、今回も・・・・


お昼時、ふらっと入ったのはバスチーユ駅近く、我が敬愛するヴィクトル・ユゴー先生の住まいが改装されて出来たヴィクトル・ユゴー記念館の近くにあるレストランでした。


現れたボーイさんは大きな黒人。(ウェズリー・スナイプスを想像してくだされ)

定食を注文するつもりで、出された黒板メニューをみれば、セットメニューが2種類。
”Plat et Plat””Plat et Dessert”
料理を2つのセットと、料理が一つとデザートのセットですな。
(両方とも13ユーロぐらいだったような・・・)


ところが、これらのセットの下にはなにやら長いフランス語が箇条書きに・・・
達筆なのでもはや読めません(読めても分からん!)が、ここから料理を選ぶのでは?と。
しかし、よく見ると、こちらにも単価が・・・(単品売りの場合?)
しかも、セットの単価よりも高い・・・(どういうこっちゃ?)
もはや、ちんぷんかんぷん。


そこへ、ウェズリー・スナイプス氏が再びやってきました。
英語で注文するも、分からないというゼスチャーでブロックされ、やむなくフランス語で。
しかし、相手の早口に付いていけず(付いていってても言いたいことが言えん!)・・・泣


結局、私のあたふたの悲惨なフランス語の繰り返しの後、相手の方が根負けし、とうとう・・・


”OK! What do you want?”


・・・おい、英語、ちゃんと話せるんやないか!

新婚旅行から帰ってまいりました。
あっちこっち行きましたが、私の希望(フィンランドやらトルコやら)は全却下・・・泣。
(佐藤寛子ちゃん似の新妻から言われれば、何でも呑み込んでしまうのです)


とは言え、どんなところにも興味の向くところはあるもので・・・


まずは、ドイツ
バイエルン方面の古城を回るのですが、中世ドイツと言えば、三十年戦争


で、ハイデルベルク城
見取り図を見ながら、自分ならこう攻めて、こう防いで・・・と妄想しながら行ってみたら、三十年戦争の爪痕生々しく、思っていたところに大砲で崩れた跡やら、銃痕やら!
(見える!私にも見えるぞ!)


次に、ネルトリンゲンの戦いで名高い(?)ネルトリンゲン
この街は1500万年前に落下した隕石のクレーターの上につくられたそうで、これは「帰ってきたウルトラマン」にあったぞ! いや、ラヴクラフトの「宇宙からの色」かも・・・と、不謹慎な妄想にふける私。


で、リヒテンシュタイン公国
言わずと知れた「カリオストロの城」のモデル!
クラリス様が見えるようで・・・・
もう、私のテンションは上がりっぱなしです。


しかし!
それにもまして、スイスユングフラウは凄ぅございました。
アルプスですよ、アルプス
それなのに、登山鉄道でユングフラウヨッホという駅まで簡単に行けると言う便利さ!
駅の標高は、じつに3,454m
気温はもちろん氷点下で、駅自体は山の岩の中にあります。
ただし、ここにはスフィンクス展望台と言うのがあって、ここから外に出られるわけで・・・
眼前にそびえるユングフラウと眼下の氷河は、私のオタク的興味を打ち砕き、ただただ言葉を失うのみでありました。


それにしても、ドイツ・リヒテンシュタイン・スイス、いずれも人情あふれる暖かい国であります。
本当にまた行きたいもんです!


明日はパリ。
次回も、お楽しみに・・・

さて、ついに私も結婚致しました。
で、当然ながら、犬どもも一緒に暮らすことになったわけですが、いきなりの同居ゆえ、こやつらの意図を正確に把握しようと新発売のバウリンガル新型を買うことに。
バウリンガルには記録機能もあるので、留守中に何を言ってたのかが分かります。
これを2つ買って、2匹(父親と娘)の会話(そんなものがあるのかどうか?)をチェックしてみたかったのですが、さすがに高価なものなので、彼女に止められ、結局、1つ購入しました。


一緒にいるときの翻訳(?)は『解析不能』と言うのが多発しますが、お留守番させてみると一連の記録が綺麗に残ってました。


「ボクも一緒に行く!」
「ひとりはイヤだ!」
「ボク良い子?」
「ボクは機嫌が悪いんだ!」
「ボクここだよ!」
「だっこして!」
「サイコー!」


外出するときから戻ってきたときまでの感情が表れてますが、改めて見ていると、お留守番させるのが可哀想で、可哀想で・・・
ただし、これは犬(父親の方)飼い主である彼女に対する思いでありまして、さて、ただの同居人である私に対しては、いかに?


じつは、この結果はすぐに分かりました。
その日、たまたま私は彼女より先に帰宅することになったのですが、私が家に入ると「彼女も一緒か?」と思って犬どもが大騒ぎ。
ケージから出してやると、家中走り回って彼女を探してます。
で、父親の方がなにやらしきりに吠えているので、さっそくバウリンガルをセットしてみました。
すると・・・


「どこにいるの?」
「ボクここだよ!」
「つまらん」
「サイテー!」


ま、予想どおりです。
私で悪かったな、と笑いながら、それでもあんまりワンワンうるさいので、ブラッシングでもしてやろうか・・・と。
で、犬用のブラシを取り出すと、2匹ともしっぽを振って、私の反対側の手を舐めながら大人しくブラッシングをされてました。


ところが!
私がその場を離れようとすると、


「逃げるんなら今のうちだぞ!」


はぁ?
バウリンガルには、気分について表情の絵が表示されるのですが、これは威嚇
こら、どういうつもりだ!


で、叱ると、しっぽを振ってます。
さっぱり分からん・・・


で、また、その場を離れようとすると、


「お前誰だよ」


あのなぁ!

と、そこへ彼女が戻ってきました。すると・・・


「ボクここにいるよ!」
「サイコー!」
「だっこして!」

「キスしていい?」


ええい、もうお前は可愛がってやらん。

引越しのドタバタが終わり、犬どもは彼女と帰って行きましたが、残されたものが・・・

それは4匹のグッピー

エサをやって、減った水を足すだけだから・・・と頼まれたのですが、さて、2日目の夜。
水槽を覗いていたら、何やら透明の小さなものがかなりのスピードで動いています。
エビでも入れてたのか?と見てやれば・・・・・
稚魚!
3mmはあります。
慌てて彼女にメールで尋ねれば、今日、生まれたのだろう、と。


はい?


今日、生まれたにしては大きすぎるだろうに・・・

実は、グッピーは胎生魚だそうで、卵ではなく、稚魚を生むのだそうです。

で、頼まれました。
「稚魚用の隔離ネットの中に移し変えてね」と。


はい?


グッピーは自分が生んだ子供も食べてしまうそうで・・・
水槽には稚魚が隠れられるように水草も入ってますが、言われてみれば、稚魚がメスに追い回されてます。

でも、こんな速いヤツ、捕まえられるかい!
しかも、水草が邪魔で・・・

で、結局、1時間近く奮闘して、ようやくその場にいた4匹を捕まえました。
おそらく、もっといたはずなので・・・泣


ところが!
翌日、またしても小さいのが!

じっと見ていると、メスが稚魚を産み落とし、生まれた稚魚は真っ逆さまに水槽の底へ・・・
そして、しばらくして覚醒すると水草の中に隠れていきます。

普通なら感動するところですが、もうそれどころでは無い!
で、本日の隔離数は11匹。しめて15匹。


エサは親と同じで良い・・・と言われていたのですが、どう見ても食べているようには見えません。
隔離ネットは水の対流も悪く、おまけに、掃除もしづらいので・・・・


で、買いましたとも!
ちゃんとした隔離水槽を。

さらに、稚魚のエサとしてはブラインシュリンプというプランクトンが良いそうですが、まず、これを塩水で卵からかえして、それを洗って与えると言う・・・・・・えぇい、手の掛かる!(金も掛かるけど)

しかし、乗りかかった船だ、お前たちを死なせはしない。
と言うより、預かってる間は絶対に死んでくれるな!


P.S.
おかげで、いまはようやく1cm超になりました。15匹全部無事に成長してます。
おじ様はお前たちの幸せを望んでいるんだ!
(気分はオリバー・ウォーバックス!)


さて、翌朝。
リビングのケージからのガシャガシャと言う騒がしい音で起こされました。

そっと寝室の戸を開けてリビングを見てやれば・・・


こっちの方を見て立ち上がって尾を振り、飛び跳ねてる犬たち!
そして・・・


「お父ちゃん!目ぇ覚まさはったみたいやでっ!」
「なにっ!えらいこっちゃ、どないしょ?」
「とりあえず吠えとこ!」
「よっしゃ!」
ワンワンワンワン!


もういい、わかった。

この日も、水道やらガスやら鍵の返却やら、いろいろ手続きがあって外出する必要が有ったのですが、この調子では置いて行くわけに行かず・・・


「いっつもこんなんよ?」と彼女は言うのですが、昨夜の状況を見れば、とてもとても・・・

で、狂喜している2匹をつれてドライブに。


私が書類を持って駐車場に行けば、助手席にはすでに犬どもが・・・

ゆっくり助手席にからだを滑り込ませると、父親の方は足元に移動するのに、娘の方が座り込んで動く気配無し。


「なんや!乗る気?ここ、うちの席やねん」
と目が語ってます。


やむをえず、抱え込んで足元に移動させると、ふんっ!」と不満げに鼻を鳴らして・・・・
(こいつとは馴染めん)


しばらくすると、父親の方がじっと私の顔を見上げていたので、名前を呼んで膝を叩けば乗って来ました。
そして、しばらく腿の上をうろうろしていたのですが、座り込み、私の腕にアゴを乗せて・・・
やはり可愛いものです。

で、娘の方も抱いてやろうと手を伸ばすのですが、嫌がるように伏せて掴ませません。

「うちはアンタの事、まだ信用してへんねん」
(やっぱりコイツとは馴染めん)


結局、娘の方は彼女のひざの上に。

しばらくして、彼女が買ってくれたペットボトルの麦茶に手を伸ばすと、とたんに物欲しそうな顔をする父親。


『犬はカフェインを体外にうまく排出できず、中毒を起こすことがありますからコーヒー等は避けましょう。なお、麦茶にはカフェインが含まれませんので安全です』
(by 物の本)


彼女に聞けばやっても良い、と言うことなので、手のひらに受けて与えようとすると・・・・
フタを取った時点で顔を近づけてくる犬。


「待てぃ、待てぃ!・・・・マテッ!」
「はい、そこで良しって言って」
「良しっ!」


図らずも、待て」「良し」は出来ました。

と、ふと見れば娘の方もジィッ~とこっちを・・・


「なんでうちにはくれへんの」
と言わんばかりの視線。

で、与えてみると、恐る恐る(本当に恐る恐る)飲みに来ました。
(イヤミな奴め)


ところが、あんまりじわじわ来るものだから、時間が掛かって手のひらからお茶がもれて、車の中に・・・

「これ、シミになるし・・・パンチ!
たちまち彼女に叱られる私。


娘は?と見てやれば、ぷいっとよそ見を・・・
(う~、納得が行かん)


ともあれ、犬どもはその日の夜、彼女と共に帰って行きました。


車を見送る私に、助手席に陣取る2匹が怪訝そうな顔で・・・


「お父ちゃん!あの人一緒に来やぁらへんみたいやでっ!」
「なにっ!えらいこっちゃ、どないしょ?」
「とりあえず鳴いとこ!」
「よっしゃ!」
ク~ンク~ン・・・


嵐が過ぎ去り、し~んとした部屋でぼぉ~っとケージを見てると、何かこみ上げてくるものが・・・
また、来いよ~!

たいがいの田舎への引越し当日。

彼女が大阪から手伝いに来てくれました、犬と一緒に。

有難いことでございます。

(果たして今までの人生で、こういう事が有っただろうか? イヤ、ナイ)


荷物の搬入を終えてから、我が独身最後の部屋を掃除するため夕方から彼女と外出。
パピヨン2匹(父親と娘)には、留守番をさせることにしました。
(なんせ、あの部屋はペット持込禁止ですゆえ)


さて、2匹はケージに入れると立ち上がり、仕草が実に可愛いのですが、こういう場合は・・・


『絶対に「行ってきます」などの合図をしてはいけません。すれば、犬にとって悲しい儀式になってしまいます』
(by 物の本)


でも、うっかりやってしまいました・・・


「お父ちゃん!うちら置いてかれるみたいやでっ!」
「なにっ!えらいこっちゃ、どないしょ?」
「とりあえず吠えとこ!」
「よっしゃ!」
キャンキャンキャンキャン!



さて、ようやく掃除を終えて、新居に戻ってきたのが深夜2時前
(反省しております。普段から掃除をしておかなかった私がいかんのです)
ともあれ、自動車をマンション前に付け、荷物を降ろしていると、近所に響き渡る凄まじい犬の鳴き声。
吠えていると言うより、まさに歓喜の叫び!


「お父ちゃん!帰って来ゃはったみたいやでっ!」
「なにっ!えらいこっちゃ、どないしょ?」
「とりあえず吠えとこ!」
「よっしゃ!」
ワンワンワンワン!


まさかっ?うちの犬!
と慌てて部屋に駆け戻って明りを付けると・・・


いや、驚きました。と言うより、息を呑みました。

2匹のパピヨンがこちらを向いてケージの中で柵に寄りかかって立ち上がり、鳴き叫びながら飛び跳ねています。
その高さたるや、柵から飛び出さんばかり・・・
(あんな高さまで跳べるものとは知りませんでした)


ちぎれんばかりに尻尾を振って、毛を撒き散らし、ケージに漏らしたオシッコを飛び散らせ・・・・


私の慌てっぷりもMAX!
話しかけるものの、まるで落ち着かない犬たち。
(そりゃそうだ、私は飼い主ではない)


いったい、どうすれば良いのだ!


『犬が喜んで興奮しても、決して構ってはいけません。そうすれば、また相手をして貰える、と学習してしまいます』
(by 物の本)


そうは言っても、時間が時間。引越し初日に物凄い近所迷惑!

もう、ここはもう抱くしかない!

で、一匹ずつ抱きかかえてやればようやく鳴き止み、でもケージに戻せば、まだ飛び跳ねる始末。
ここで彼女が自動車を駐車場に戻して部屋に戻ってきたので、あとは飼い主に任せ、私は荷物の運び入れに戻りました。


初めて見た光景に呆然。

とは言え、まぁ遅くまで外出しなければ良いわけだし、毎日のことでもないし、彼女が居るから大丈夫・・・と、考えて思い至りました。

出産で彼女が居なくなったら、いったいどうなるっ?


果たして、こやつ等とうまく生活して行けますでしょうか・・・
続くぅっ!



しばらくドタバタしておりまして、ブログはお休みしておりました。

何をしていたか、と申しますと、婚活であります。


じつは婚活自体はずぅっ~~~~~~~と、やっていたのでありまして、その見合いの回数もおそらくは150回近くではなかろうか、と。
(100回越えた時点で、数えるがイヤになりました。まるでゴルフのスコアを数える時の気分)


その私がついに婚約であります。

どうやって扱ぎ付けたか、と申しますと、まさに運命の女神のお導きだったからであります。
大昔、大阪に住んでいた頃、近所のファーストフード店に好みのタイプの女子大生アルバイトがいて、それが目当てで通っていたことがありました。
今度の相手の女性は、まさに彼女だったのであります。
人生は偶然に満ち溢れておりますな。


が、等価交換と申しましょうか、運命の女神はこのツケをちゃんと請求してきたのでありました!


それは・・・・・・・・・、しかも2匹彼女が飼っていたのです。

彼女は当然連れてきます。


いや、私は犬は好きなのです!
ただ、ネコを飼ってみたいと思ってたところに、なんと犬2匹
(ネコはボツになりました)


そして、東京近郊の賃貸物件で犬2匹はキツイ!
探してみたところ、OKの物件がまるで無い!
UR賃貸は門前払い!
運よく見つければ、彼女がことごとく却下!

(キッチンが暗いとか、部屋が独立型だとか、近所づきあいが苦手なので一戸建ては・・・とか)

よ~し分かりました、とことん、付き合いましょう!



で、ようやく!ようやく!見つけたところは、なんと駅まで徒歩30分で、通勤時間は実に1時間40分
周囲は果樹園やら畑やら・・・・

夜、空を見上げれば、視界には遮る物のない、恐ろしいほど大きな夜空が!
えらいところに来てしまいました。
(この前は夜、帰宅途中、カブトムシを見つけました)


ともあれ、彼女が連れて来たのは、パピヨン2匹
父親と娘の組み合わせです。
(ちょっとトロい父親と賢い娘の組み合わせは「ハクション大魔王」を思わせます)


パピヨンと言う犬種は、大人しくて飼い易いそうなのですが、まあ、確かに吠えないし、咬まない。
でも、いきなり、2匹!


さて、うまくやっていけましょうや?
続くぅっ!


ラプサン・スーチョンと言う紅茶をご存知でしょうか?
中国の福建省武夷山で取れる正山小種の英語名ですが、その独特の香りに魅せられたグレイ伯爵が英国で再現しようとトワイニングに依頼し、出来たのがアールグレイだと言われています。
(アールグレイはベルガモットの香りのフレイバードティーで、アイスティーでお馴染みのおいしい紅茶です)


ラプサン・スーチョンは中国から日本にほとんど入らず、英国経由でわずかに入ってくると言ういわく付き。

レア物なのだ!と勝手に解釈して、さっそく買いに行きます。

紅茶売り場で「ラプサン・スーチョン」と告げる私。


・・・と、売り場のお姉さんの表情が一瞬固まり(凍りついたようにも)、同時にそばにいた常連さんが思わず振り返ります。


あの反応は何だ?とは思いながらも、若干の優越感と共にキャッシングを済ませ、家に飛んで帰ります。

お湯を沸かし、ティーポットとティーカップをあたため、いざ封を切ると・・・


周囲に一気に広がる独特の異臭!


そう!
ラプサン・スーチョンは松の木で徹底的に燻されて作られたフレバードティーなのでした。
この臭い(もはや匂いなんかじゃない!)はまさしく正露丸


この瞬間、悟りました。

ラプサン・スーチョンは日本に入ってこないのではなく、日本では人気が無いからあまり輸入されていない紅茶だったのです。

とは言え、ここで引き下がるわけには行かず、ゴールデンルールに従って紅茶を入れます。
ただ、ホントに厳しい臭いです・・・


(ところでお湯の沸かし方はいろいろやってみましたが、やはりある程度はぐらぐらしてからでないと、うまくジャンピングしてくれないようで)


で、飲みました・・・。


これはいけません!

悶絶ものです。

これがくせになる、と言う人もいらっしゃいますが、私にはムリ。
くせになるまで飲み続けることは出来ますまい。
胃の中どころか髪の毛まで臭いが染み付いたようで・・・
ティーポットやティーカップに染み付いた臭いまでなかなか取れません。

話の種に会社に持って行こうかとも思いましたが、この有様では水筒も大変なことになるかも・・・と諦めました。


まったく、どこをどうやったらこんなモノ(失礼)からあのアールグレイが出来るのやら・・・
じつは、かの紅茶研究家の磯淵猛先生の本(「二人の紅茶王」筑摩書房刊、「一杯の紅茶の世界史」文春新書刊)によると、これには大いなる誤解があったのだとのこと。
この経緯は非常に面白いので、ぜひ読んでみてください。


なお、本で紹介されているアールグレイのもとになった本当の正山小種ディンブラのネット通販で購入可能ですので、こちらもぜひ一度飲んでみて下さい。
こちらは美味しい紅茶でしたので。


それにしても、恐るべしラプサン・スーチョン。

この臭いにして英国では珍重されると言う・・・
私には「名状しがたいもの」でした。

こんな謳い文句でネクロノミコンルルイエ異本に載せて欲しいもんです。



其は芳しく香りたる龍眼にあらねど、
測り知れざる永劫のもとに本物を超ゆるもの