おかげさまで妻も無事退院し、友人と遊びに行けるほどになりました。
やれやれです。
で、妻の外出後、この機会にボードウォーゲーム(「フレデリック大王」)をやろうかと。
(藤本みゆきさんの「ハプスブルクの宝剣」を読んで以来、オーストリアづいております)
しかし、ゲームを取りに自室に行こうとしたとたん、
ガウガウガウガウ!
どこにも行くな!と威嚇(哀願?)する犬ども。
こういうときはウルサイっ!と叱るべし、とは飼い主(妻)の弁。
しかし、まるで効果がありません。
(私が甘いのは犬の方もお見通しなのでしょうな)
まぁ、構ってやらんのは可哀想なので、まずは散歩に。
1時間も歩けば満足してくれるでしょう。
で、ゆっくり1時間以上散歩に連れて行ったあと、おもむろにゲームを始めました。
このゲームは1756年から始まる七年戦争のゲームで、フレデリック大王(フリードリヒⅡ世)率いるプロイセンとその同盟国、それに対するハプスブルク家のオーストリアを中心とした反プロイセン連合との戦争です。
まずはゲームをリビングのテーブルに広げ、シナリオ1の1756年戦役の配置を・・・
ちなみに、ウォーゲームは将棋みたいなものだと思ってください。
紙の駒(ユニット)をマップに描かれた六角形のマス目(ヘクス)に配置し移動させ、敵と戦闘するわけで、これを敵味方交互に繰り返します。
ただし、もともと2人以上でやるゲームですから、一人でやる(ソロプレイ)には工夫が付き物。
なんせ、作戦を立てて実行するのですが、敵はその作戦についてあらかじめお見通しなわけで、すぐに対応行動をされてしまいます。敵がお見通しであることをこっちも分かってるわけですが、その裏をかくための行動をしようとしても、それすら敵はお見通しなわけで、きりが無い!
さて、最近(でもありませんが)、The Gamers社のゲームで、TCSシリーズにはOPシート(作戦指示書みたいなもの)を作っておいて、それに従って部隊を行動させる、と言う画期的なシステムがありました。
敵の動きに即応できないようにするもので、これはソロプレイには非常に便利です。
で、これを参考にしようと。
まず、各軍の作戦を組み立てて、ある程度細かく紙に書き、今後の行動はこの紙に従って行動します。
フリードリヒⅡ世になりきって作戦計画を立てる私。
「フェルディナント将軍へ
本作戦はザクセンをオーストリアの支配から切り離すことにある。
ザクセンに展開する神聖ローマ帝国軍は弱小であり、我が軍の進撃の前には、ドレスデン要塞に籠もりオーストリア軍の援軍を待つほかはない。
キャウキャウキャウキャウ!
よって、我軍の目標はオーストリア軍、目的はドレスデン要塞の制圧とする。
キャウキャウキャウキャウ!
まず、余が兵を率いてマグデブルク要塞を出撃し、ドレスデンへ向かいオーストリア軍をおびき出す。
キャウキャウキャウキャウ!
貴官はオーストリア派遣軍の背後を突き、本国との連絡線を遮断できるように、ザクセン東部に進発して兵站を建設せよ。
キャウキャウキャウキャウ!
オーストリア軍が出撃してきたら・・・
キャウキャウキャウキャウ!
オーストリア軍が出撃・・・・
キャウキャウキャウキャウ!
やかましい!!」
ケージをガシャガシャ揺すり、どうにもこうにも収まりません。
仕方ない・・・
ケージから出してやると、私の膝に乗ってくる2匹の犬。
ともあれ、静かになったので、プロイセン、オーストリア両方の作戦指示書を書き上げて、いざゲーム開始。
ただし、ルールが頭に入ってないので、いちいちルールブックで確認しながら、ユニットを動かす状態です。
まず、マグデブルグ要塞のプロイセン軍のユニットを動かし・・・って、あれ?
ユニットがすでに進撃済み。おまけにドレスデン周辺に展開中。
はて?
微妙に位置が違うので、配置しなおして次にザクセン軍とオーストリア軍を。
兵站のルールは?とチェックしてから、マップに目を戻せば・・・・
今度はオーストリア軍がいきなりシレジアに展開!
大王はベルリンに退却中!プロイセン軍総崩れ!
ザクセン軍は大王を追い抜いてベルリンへ進撃!
犬がマップに身を乗り出して、物色してました。
こらっ!
やっぱりお前らか!
めっ!と叱っても私では迫力がないのか、しっぽを振るのみ。
2匹抱えたままでゲームをやるのはだいぶ無理があります。
で、また、犬はケージに戻して・・・・
さっそく、鳴きまくる犬ども。
キャウキャウキャウキャウ!
キャウキャウキャウキャウ!
キャウキャウキャウキャウ!
ウォーゲームの楽しみは、(私の場合ですが)ユニットを動かすたびに、サイを振るたびに、脳内映像に歴史上の光景を思い浮かべるのが楽しいのですが、ここまで鳴かれると、私の脳内映像は「バリー・リンドン」から「のらくろ」になってしまい・・・
諦めました。無理です。
で、結局、この日もDVD鑑賞・・・泣