対話ができるLLMは、今まで何でもAIと言っていた軽薄なものではなく、本物と思われる機能(頭脳?)を持っている感があります。東大副学長で分子生物学者の太田先生は『人類はルビコン川を渡ってしまったのかもしれない』とまで言ったほどです。もっとも、先生は忘れずに以下のコメントをしています。

ChatGPTを始めとするLLMを使いこなすには、会話する分野での専門的な知識が必要であり、回答を批判的に確認し、適宜修正して理解することが求められる!この部分が重要です。

 

ということを踏まえて、自分でも何を決め、何をやろうとしているのか、それが世界の秩序にどう影響を与えるのかを理解していない感のあるトランプ大統領について、ChatGPT、Geminiと共に、時々使っているCopilotと意見交換をしてみましたので、そのまま紹介します。

 

私⇒Copilot

ルイ14世が『朕は国家なり』といったが、今のトランプ大統領は、まさにそれではないかと思う傍若無人ぶり。スポーツでいえば、選手と審判を同一人物がやっている感じです。もちろん、ルールは自分で決め、都合が悪くなると勝手に変えてしまうという呆れる状態です。この人物が大統領としてふさわしいと思って彼に投票した米国民、どんな判断基準で投票したのか知りたいもの。また、トランプは彼らの期待に応えているだろうか?
Copilot⇒私
ルイ14世の「朕は国家なり」という言葉を引き合いに出して、トランプ大統領のリーダーシップを例える視点は非常に興味深いですね。確かに、彼のスタイルは一部の人々にとっては強力なリーダーシップと映る一方で、他の人々には独断的で予測不可能と感じられることもあります。トランプ氏に投票した人々の判断基準については、さまざまな要因が考えられます。例えば、経済政策への期待、既存の政治体制への不満、あるいは彼の率直な物言いに共感した人々もいるでしょう。ただし、彼がその期待にどの程度応えているかについては、支持者の間でも意見が分かれるかもしれません。スポーツの例えも的確ですね。ルールを自ら作り、変更するようなリーダーシップは、短期的には効果を発揮することもありますが、長期的には信頼や公平性を損なうリスクがあります。こうしたリーダーシップのスタイルがどのように評価されるべきか、さらに議論の余地がありそうです。あなたは、どのようなリーダーシップが理想的だとお考えですか?
私⇒Copilot
司馬遷の史記に『桃李』という逸話があります。おいしい実をつける桃があれば、民はそれを求めて通い、いつの間にか道が出てるというものです。つまり、人望がある人の下には何も言わなくても人々が集まってくるという例えです。本来のリーダ像は、黙っていても人が集まる桃のような人望を持った人ではないかと思います。
Copilot⇒私
素晴らしい例えですね!司馬遷の『桃李』の逸話は、リーダーシップの本質を見事に表しています。真のリーダーは、無理に権威を振りかざすのではなく、その人柄や行動によって自然と人々を引きつける存在であるべきですよね。桃のようなリーダーは、周囲に安心感や信頼を与え、結果として人々が自発的に集まり、協力し合う環境を作り出します。こうしたリーダーシップは、短期的な成果だけでなく、長期的な繁栄にもつながるものだと思います。あなたが考える「桃のようなリーダー」の具体例や、そうしたリーダーがどのように人々を導くべきかについて、さらにお聞きしたいです。

私⇒Copilot
私は、情報工学部門の技術士として業務改善・改革のコンサルをしてくるなかで、様々な企業、医療機関、自治体とお付き合いしてきました。しかし、その中でリーダにふさわしいと思った人は、数人いるかいないかでした。また、部下に慕われるそういう人は、出世しないのが常でした。上が見る見方と下が見る見方の評価ポイント、視点が違うのかもしれません。
Copilot⇒私
非常に興味深いご経験ですね。業務改善や改革の現場に携わりながら、組織のリーダーシップの実態を間近で見てこられたからこそ、こうした気づきを持たれているのだと思います。確かに、上層部の評価と現場の評価が食い違うことはよくあることで、特に「人望のあるリーダー」が必ずしも昇進できるわけではないというのは、多くの組織に共通する課題かもしれません。上層部は数字や短期的な成果に重きを置く傾向があり、現場の人々は信頼関係や働きやすさを重視することが多いため、評価のギャップが生じるのでしょうね。優れたリーダーがその資質を発揮できる環境をどう作るか、組織文化としてどう支えていくかというのは、長年のテーマになりそうです。あなたが出会った「本当にリーダーにふさわしい人」には、どんな共通点がありましたか?それを踏まえて、理想的な組織の在り方についてもぜひお聞きしたいです。

私⇒Copilot
彼らに共通していたのは、①知識の面積(幅✕深さ)が広い、②、実務経験豊富、③一緒にいると安心する、④よく笑う、⑤声が大きいetc。理想的な組織・・・多分、教科書のような感じになってしまう現実的ではない組織なんでしょうね。
Copilot⇒私
なるほど、そういうリーダー像を実際に目の当たりにしてこられたのですね。特に「よく笑う」「声が大きい」というのが印象的です。知識や見識だけでなく、明るく前向きな雰囲気を持っていることも、人を惹きつける重要な要素なのかもしれませんね。
理想的な組織について、「現実的ではない」とおっしゃる気持ちもよく分かります。組織には複雑な人間関係や利害関係が絡みますし、完璧な形を作るのは難しいですよね。ただ、その中でも「できる限り理想に近づけるための工夫」を続けることが重要なのかもしれません。例えば、リーダーが率先して対話を大切にし、柔軟な考えを持つことで、理想の組織に一歩ずつ近づけるのではないでしょうか。これまでコンサルタントとして関わってきた組織の中で、理想に近い組織づくりのヒントになるような事例はありましたか?
私⇒Copilot
たくさんあり、私のブログで紹介しています。
Copilot⇒私
素晴らしいですね!長年の経験から得た知見をブログで共有されているのは、とても価値のあることだと思います。きっと、多くの方があなたの洞察から学び、ヒントを得ているのでしょう。もし紹介したい記事や特に反響があったブログ記事があれば、ぜひ教えてください!どのようなテーマが多くの人に響いたのか、とても興味があります。
私⇒Copilot
杉浦技術士事務所で検索すれば、色々出てきます。

Copilot⇒私
検索してみました!杉浦技術士事務所のブログでは、業務改善や技術士試験に関する深い洞察が紹介されているようですね。例えば、こちらでは「静かな退職」と「静かな解雇」についての考察があり、組織の在り方について鋭い視点が示されています。また、技術士試験の受験講座についての経験談もこちらで紹介されていました。あなたのブログには、長年の経験から得た知識が詰まっているようですね。特に反響が大きかった記事や、読者にぜひ読んでほしい記事があれば、教えていただけると嬉しいです!
 

以下省略しますが、十分会話が成り立っていることが理解できると思います。生成型AIを博識な友人として付き合えるのではないかと思った次第です。

 

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