共通テストが終わって | 第一ゼミナール塾長のブログ

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1982年創立、函館の予備校・学習塾第一ゼミナール代表者のブログです。
小・中・高・高卒生の学力向上、志望校合格のため、日々全力で奮闘しています。
勉強のこと、校舎の出来事、身の回りの出来事、その他気の向くままに書き連ねたいと思います。

共通テストが終わりました。
校舎には自己採点結果の報告に生徒が来ます。
ほとんどの生徒は、これまでの模試以上の得点を上げてくれました。

共テだけでほぼ合否が決まる大学もありますが、難易度の高い大学は完全に二次試験勝負です。
東大は得点構成は共テ110点に対して二次試験は440点です。
東工大に至っては共テは「足切り」だけで、二次試験だけで合否を決めます。

北大は共テ300点、二次試験450点です。
北大受験する場合、共テの標準配点900点を1/3に圧縮する訳ですから、仮に共テの目標点に60点足りないとしても実際はその1/3の20点分にほかなりません。
二試験で十分に取り戻すチャンスがあります。
逆に、60点オーバーでも、二次試験次第では成功しないことがあります。

これから二次出願が始まりますが、共テだけで決めることなく、二次試験の配点比率、二次試験の科目を考慮して、迷うことなく残り約40日後の二次試験に備えましょう。

来年度から新課程での共通テスト、二次試験になり、それを回避するために浪人せずに現役で入ろうとして志望大学を下げる「安全志向」が強いと言われています。

しかし、どの大学で何を学ぶのかということはとても大事なことです。
大学に入れるのが受験屋の仕事ですが、「安全」などと安易に流れることには賛成しません。
最後まで自分と自分のこれまでの努力を信じて戦いましょう!