新年早々、最大震度7の能登地震が起こりまだ続いています。
被災された方々に、心よりお見舞い申し上げます。
こう言うだけで何もできない自分が情けなく歯がゆい気持ちです。
被災された中には受験生がたくさんいらっしゃいます。
さぞ、不安でいっぱいだと思います。
最後の追い込み時の時間を奪われ、あまりにも不十分な生活環境の中で迫る受験本番に備えなければなりません。
文科省には、共通テストの複数回の追試験をお願いします。
また、各大学にも別日程の入試など、できるだけ便宜を図ってくれるようお願います。
世界で発生する大地震の6回に1回は日本で起こるようです。
その割には、大地震が起きる度に同じ光景を見ます。
耐えがたい避難所生活、老人、病人、幼子など災害弱者への支援遅れ、断水、停電、食糧不足、トイレ、医薬品など衛生安全不安、あまりにも遅い救援態勢の構築、などなど。
「全力を尽くして」、「先頭に立って」を繰り返されても、あまりにも実態とかけ離れた空語に聞こえてしまいます。
なぜ、常設の災害救助隊を作らないのか。
なぜ、数千名しか自衛隊が活用されないのか。
なぜ、世界で2番目に多いヘリコプターを活用できないのか。
なぜ、艦艇を使って支援できないのか。
なぜ、避難所となる施設に生活物質や医薬品、寝具などを常備しないのか。
なぜ、災害弱者を現地から安全な場所に移動させられないのか。
最後に、なぜ、原発についての報道が少ないのか、住宅メーカーの住宅よりも耐震性が低い原発が安全な訳がないのに。
国防の都合で自衛隊や警察のフル動員ができないと言う人がいます。
では、日米安保は何のためにあるのだ。
閑話休題。
被災された受験生の健闘を心から願っています。