こんにちは!
@気持ちの寺子屋 主宰の
えつはしりえです
昨日は、久々にこんな記事を書きました。
どうして、あんなこと位で、、、
あんなに、頭に来たんだろう???
反対に
どうして、とっさに何も言い返せなかったのかな?
という反応になるかもしれません。
こんな時には、
過去にすごく嫌な思いをしたことと、つながっている!
かもしれない。。。
そう思ってみると、いいですよ~
と書きました。
今日は、
どうしてこんな事が起きるのか?
架空事例で一緒に考えてみましょう!
<架空事例 A子の場合>
- 自転車で横断歩道を渡っている時に、危うく車にひかれそうになり転倒しました
- こんな目に遭ったことは、今までありませんでした
- その時のことを思い出すと、胸がドキドキして、怖くてたまりません
思い出したくない!
A子は、いつまでも怖がっているのがイヤでした
何が起きたのか、思い出したくない!
もう、あの時のことは考えないようにしようと、決めました
何もかもうまく行っている?
しばらくの間は、上手くいっているように思えました
いつも通りに、学校に行ったり、、、
友だちと遊んだり、、、
でも、なにかが、ザワザワし始めました
忘れるためには
もっと遊んで
もっと動いて
もっと騒がなくてはなりませんでした
そうしていると
あの時のことを思い出さなくて済むような気がしたからです
でも、
段々と、ごはんが美味しく食べられなかったり
お腹や頭が痛くなったり
悲しくなったりすることがありました
どうして悲しいのかな?
わからない~~~
とても不安になったり
夜になると、
眼が冴えて、眠れない日も
やがて、
A子は、怒りっぽくなっていきました
なんだか、いつも怒っているような
お母さんが、心配して「どうしたの?」「何かあったの?」と聞くことが増えました
A子は、学校でも、イラっとして、友だちにきついことを言ってしまいました
前は、こんなことなかったのに、、、
A子は、辛い気持ちになりました
A子に何が起きたのでしょうか?
A子が、自分の力ではどうにもできなかった
とても怖かった出来事がありましたね
これをトラウマ体験と言います
ここでは、分かりやすくするために
こころのケガと表すことにします
- 闘争反応(Fight)
- 逃走反応(Flight)
- 凍りつき反応(Freeze)
トラウマ反応とは、異常な体験に対する正常な反応です
A子の場合、車にひかれそうになって転倒した後、とても怖いと感じました
でも、
車の運転手と闘ったりしていませんでしたね
ひかれないように、車から逃げることも間に合いませんでした
ひかれる!そう思った瞬間、凍りついてしまったので、転倒したのかもしれません
この場合、
車にひかれそうになるという異常な体験に対して
凍りついてしまったというのが、正常な反応と言えます
その後、
思い出さないように
考えないように
回避が長引いてしまったので
怖さや辛さが増してしまいました。
そして、友だちに対して怒りをぶつけるという行動が増えてしまいました。
目の前に、車も横断歩道もないのに、怖さだけがよみがえる。
このように、異常な状況下でないにもかかわらず、トラウマ反応が出てしまう。
その結果、日常生活に支障をきたしている症状をPTSD症状と言います。
友だちに怒りをぶつけている姿だけでは、わからないから
単純に、友だちとのケンカを収めるというだけでは、A子の辛さは解決しないという事が伝わったでしょうか?
このようなケースでは、昨日の記事で書いたように
過去にとてもイヤな経験をしたのかもしれない
続きが気になっている方へ朗報です!
久々に対面で、学習会に加わります。
\困らせる園児に困っている先生方へ/
子供に何が起きているのかを
👆👆👆クリックして、チラシを見てね♪
函館で対面で質問し放題!も良し
後日、おさらい動画で一人静かに学ぶも良し
選べます。
完全、有志の会主催なので、ワンコインいただきます。
ご了承くださいませ^^
次の記事は