【闘病記.再発】ベンアザ療法2クール目 後向き思考の後ろ側 | 言葉にしたいこと

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日々感じたことを徒然に言葉に残していきたいと思ってます。

2004年からブログを綴っています。ブログ内容はその時々で。
2022.8 〜
急性骨髄性白血病を発症。 夫と2009年生まれの娘の3人家族。自身の闘病生活を綴っていきます。


見ていただきありがとうございます。

 

急性骨髄性白血病(M2型)20228から闘病中。

化学療法5クールで2023年2月末に本退院。

入院日数156日。

本退院1ヶ月後の4月から時短で復職。

2023年12月16日 WT1上昇 再発疑い

4月 再発確定 4月23日 再発入院 

4月24日〜ベネトクラクス+アザシチジン療法①

5月28日 一時退院

 血球回復を待ち、①クール後、約4週間空けての

6月14日(金) 〜ベンアザ療法②

       外来での抗がん剤治療開始 ←今ここ!


夫と中3娘の3人家族、高齢お母さんです。

自身の闘病生活を、誰かのために自分のために、

【期間限定を目標】に綴っていきます。




抗がん剤治療を開始できる喜び?!


そんな喜びがあるなんて…
再発した当初、まさかそんな思いをするなんて予想だにしてませんでしたが、いろいろ心配事を乗り越えて何とか②クールを開始できました!
(今でも不思議。家族がコロナでも私には移らなかった)



ベンアザ療法②クール目は、外来での抗がん剤治療です。土日抜かして七日間、ビダーザ注射を打ちに通います。これも仕事だと思えば、通院も楽勝です。






主治医から、念の為行ったマルク数値でも寛解維持を読み取れ、血球もやっと回復し、「今日から開始できますね!」とお話があった時は思わずガッツポーズ!でした。


パチパチパチ気づき


あ、なんか、ズレてる… 


しかしながら、治療は予定通りには進まない事を改めて感じてます。特に再発時での予定とは、ホントに【予定】ですね。
自力での血球回復は今後もないのだろうと覚悟もできました。


再発した当初は、
再発したら…あの苦しい抗がん剤治療を2、3回して、その後移植入院して前処置で死ぬほど辛い思いをして、移植して、生着して、GVHD(同種移植後に特有のさまざまな合併症)があって…で、2、3年は社会復帰できないんでしょ…
とか、シュミレーションをしていたけれど。

治療が始まってみたら、その間に何が起こるか予測不能。悪い方へ進むこと多し。

「全く、予定通りにはいかないものだねぇ」と、ガン友さんともそんな話をしています。



私は基本は前向き楽観的な考え方をするタイプですが、こと死を意識した病気になってからは、そうではなくなってきたというか…
前向きに【最悪な事態】を予測しながら生きている気がします。考え方が変わったというより、これも人間の防衛本能なのかもしれません。


夫に話すと、「そんな、いろいろ心配しすぎだよ。病は気からだから、さ」と、たしなめられますが。「病は気から」は本当ですが、私が最悪の未来を考えてしまうのは、いい風に考えていてそうじゃなかった時の【絶望感を軽減】できるから。これも、ひん曲がってるけど、前向きな思考なのだと思ってます。


こんなひん曲がり思考だけど、悪い方へシュミレーションすることは、防衛本能!
病気だけでなく、受験とか、人生の岐路に立たされた時だってそう。時に、決して悪い思考ではないと思ってます。