先日、車でよく通る道路沿いの住民が除草剤ラウンドアップ(グリホサート)をドバドバ撒いていました。
自ら吸い込むのを防ぐための防御を一切せずに。
車の窓を開けっ放しで走行していた私は思わず息を止めて通り抜けました。
また、移転した会社の南向かいの高齢者の女性が雑草を抜くのが大変だし、きりがないからと言って、いつもラウンドアップを撒いていると話していました。
また、私の住まいの周りは元々果樹園で空き地が多いのですが、時々管理業者が来てラウンドアップを撒くので、厳重に注意して止めさせたことも何度かあります。
なぜ私が注意するかというと、ラウンドアップが揮発して空中を漂い、風に流されて、それを私が吸い込むはめになることをよく知っているからです。
もうこれ以上、体内に入ってくる毒を増やさずに減らしたいのです。
一事が万事でほとんどの人がみんな無関心で、ラウンドアップの怖さを知りません。
なぜなら、地元で一番大きい有名店がラウンドアップを店頭に積み上げて、安全性を謳って販売に力を入れているからです。
みんな洗脳されて疑うことを知らず、グリホサートの発がん性などに思いもよりません。
私の住まいと会社の地域は除草剤と農薬が野放し状態です。
いや日本全体がそうなんだと思います。
今日は印鑰智哉さんの情報から、ドイツの調査により、大気を通じてグリホサート汚染が広がることが判明したという調査結果をお伝えいたします。
除草剤ラウンドアップ(グリホサート)は大気汚染で広がると判明
印鑰 智哉 2021.10.17
農薬汚染というと、地下水に染みこんで他の地域に広がったり、飲料水に紛れ込むことを想像するのだけど、グリホサートは大気を通じても汚染が広がることが調査で判明。
政策担当者は空気を伝ってグリホサートが広がることを想定していないが、ドイツの調査では空気からグリホサートが計測された(1)。
ドイツでの調査では69の地域で空気からグリホサートが検出された。
空中を伝って広がるため、自然保護区でも汚染が広がる可能性もある。
以前、米国の調査でグリホサートの残留濃度が都会の人よりも地方の人の方が高かったことがわかった。
食べている食には残留濃度で大きな差がないため、それがありうるのは水や空気しかありえない。
空気に含まれる農薬濃度の差がこの結果をもたらしたのかもしれない。
日本でも大気中の農薬を調べなければならないだろう。
面積比では農薬使用量世界一を争う国なのだから。でも測定は考えるだけでも大変そう。
下記関連情報
(1) No to the re-approval of glyphosate ? Large aerial dispersal confirmed
https://www.eurekalert.org/news-releases/931529
Pesticides and pesticide-related products in ambient air in Germany
https://enveurope.springeropen.com/.../s12302-021-00553-4
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