作業効率(下請け編)
同じ商品・作品でも、完成するまでの時間はひとそれぞれです。
物作りには、物理的作業と技術的作業があり、前者は必然的に掛かってしまう
時間の作業で、後者は作り手の技術によって変化する時間の作業です。
趣味でクラフトされている方は、時間にこだわる必要がないので、作品に
かける時間は取り放題で、気のすむまで作り込むことができますが、
お金を頂いて作る場合、なかなかそう言ってはいられません。
普通、商品は材料費+手間賃(+デザイン・アイデア料)+ランニングコスト
(仲介含む)で算出されるわけですが、個人で売っている方は、金額を
決めるのにもの凄く考えてしまいませんか?
専業で1日丸々作業にあてられるならば、集中できるのである程度生産性があり
1つのアイテムを作る時間が安定してくるので、「1日何個作れるからいくら」とか
「何時間でひとつ作れるからいくら」とか、手間賃を出すのも容易になります。
しかし、そうではなく、完成の時間がまだ安定していない大抵の場合は、
既存で売っている同じような商品を参考にして決めるしかないでしょう。
また、それで良いのだと思います。
量産は手間賃が先行する場合が多いので、ちんたらやっていると、
学生のアルバイトより稼げないなんてことになってしまします^^;
そこで、どのように生産効率を上げるかを考えないといけないわけですが、
最初に書いた、物理的作業と技術的作業がかかわってくるのです。
物理的作業とは、画像のようなミシン掛けだったり、バックルの取りつけなど
どんなに急いでも、必ず掛かってしまう時間があります。
たとえば、ミシンはどれだけ早く回しても1本に60秒かかるので、1時間に
60本とか決まった時間が必要で、それ以上短縮することはできません。
技術的作業は、貼り込みや、コバ処理など、個人の技量ややり方で
時間が劇的に変わる作業です。
作業効率を上げるためには、ここに掛かる時間を少なくしなければなりません、
が、最低限の品質を保たなければならないので、そこが職人の技になるのです。
商品になるものですから、お客さんが買いたくないと思うような仕上がりでは、
検品は通りません。
そこらへんのノウハウが、量産下請け職人の食いぶちになるわけです。
今、革もの業界の中の下請け職人は減る一方です。まだ、鞄や靴は物作り
として魅力があるのか、本職にされる若い方も結構いるようですが、
とくにベルトの世界だと魅力がないのか、認知されていないのか、ほとんど
若い世代(20代30代)の職人はいません。
わたしもアラフォーですが、40代の職人でさえ珍しいのです。
技術的作業がクリアできて、きちんとした物が作れるのなら、それなりに
稼げる仕事なんですけれどねぇ。
下請けなので、自分=ブランドにはなりませんが、日本の職人が
作ったんだぞという自負が誇りになります。
街を歩いている時に、偶然自分が作ったベルトに出会えると、思わず
その方の背中に向かってありがとうと心の中でつぶやくのでした^^
どなたか、職業としてのベルト作り(下請けだけど)に興味ありません?w
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