学び:革紐レース編み(革紐かまぼこ仕上げ)
昨日からの続き
です。
革を裁ち厚みを合わせ紐状にした革を作品の仕上がり具合をグレードアップさせるために、かまぼこ状に加工していきます。
アメリカはTexasのサドル職人達が使う技法 を見せてもらい、それを参考に自分流にアレンジしてみました。
ひとつの物事は、とりあえず自分の中に入れて租借し(よ~っく噛み噛みw)有益な部分は抵抗せず取り入れて自分の知識・発想で良く出来そうな所は変えてみます。
それを何度も繰り返すと、自分の技術として身についていくのだと思います。
昔からこうだとか、偉い人が言ったからとか、本にはこう書いてあるからとかで外からの意見を取り入れる姿勢がないと凝り固まったものしか作れなくなってしまうように思うのです。
試してみて、駄目なら元に戻せばいいし、失敗も経験のひとつになります。
良いと思ったことはもちろん、これは駄目だろうと思ったことでもとりあえずやってみると、自分では考えられない角度の新しい発見があったりするものです^^
今日は画像も多く、長くなりそうなのに長い横道にそれてしまいました。すみません^^;
話を元に戻します~
まずは四角い断面の革紐をカマボコ型にするために、床面側の(裏側の)両端を斜め漉きします。
今回は、わたしが普段ベルトの加工で面取り をするときの方法を応用してみました。
鉋を裏返して固定して、その上に革紐をしっかり押さえて引っぱっていきます。
刃の出し方で漉ける深さの調整、革の紐の押さえ方で隙の角度を調整します。
左が漉き前の表裏、右が漉き後の表裏です。
(ビニ板が汚いのは、長年使っているものなので、ご勘弁を^^;)
角の出方の違いがわかるでしょうか。
今回は初挑戦なので、この角度や1.2mm厚というのは、参考までに。もっといろいろやってみないと、ベストはどれなのかは、まだわかりませんからね~
さて、取り出したるはTexas仕込みのサドルソープ (ペーストタイプ)。
でも使ったサドルソープはインドネシア産w
初めてなので、どのようになるのか楽しみ楽しみ~^^
上は処理前、缶に乗っているのがサドルソープに水をたらし、しっかりと含ませた革紐。
色の違いでわかりますね。
革紐に上手くサドルソープが染み込まないなんてときは、多少ギトギトしてもいいのでたっぷり目につけて見ましょう。
後で余分なソープを程良く落とすことができるので、ここでは遠慮せずにw
ソープをギトギトつけた後に、指に水をつけて床面に水を馴染ませてあげると、均等に染み込んでくれます。
この後、Texas流は厚革に丸い穴を開けて、そこに革紐を通してかまぼこ型に成型していくのですが、これがどうにも上手くできない^^;
不器用なのか、わたし?
てなわけで、作戦変更~
実は昔からやっている革紐を磨く方法があるので、それを応用してみます。
布。
使い古しのTシャツの切れ端www
わたしは革の吟面に傷が付くのが嫌なので、革に使う布は使い古しのTシャツを使うことが多いのです。
これに水を含ませてから・・・
指の先でしっかり挟んで、革ひもを吟面側から「スーッ」としごいていきます。
あまり細かくやるより、一気に引いた方が仕上がり綺麗です。
一見原始的ですが、かなり効果あります^^
下の革紐の左半分は仕上げ済み、右半分は仕上げ前。
表面が綺麗に丸まっているのがわかりますね~
ついでに仕上がりの断面。
ちゃんと、かまぼこ型になっています^^
大成功~
今回レース編みのテストをしてみる革紐の比較です。
厚みは全部最初と変わらず1.2mm。
上から、カマボコ仕上げの表と裏。幅は狙い通り3mmになりました。
しっかり押さえつけてあるので、漉いてあった裏の床面も綺麗に平らになっていますね。
真ん中は、斜め漉きなしの普通の革紐に、サドルソープを染み込ませ、水を含ませた布で磨いたもの。
これが、編みベルトの時などに使う方法。普段は薄目のCMCを床面のみに施しますが今回は、ソープを全体に染み込ませて磨いてみました。これも、濡らして引っぱっているので3mmくらいの幅になりました。
下の未加工の革紐に比べれば、十分に綺麗ですね^^
さて、これで革紐の準備は完了~
革紐のように長~い記事になってしまいましたが、最後までお付き合いありがとうございましたm(_ _)m
それでは、次回は実際にレース編みをしてみましょう。
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