FX取引 法人化の損得 | 起業・創業支援-東京都の公認会計士・税理士@渋谷区・新宿区

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創業直前~創業5年くらい経理、税金とか全然わからない「あなた」のためのブログです

去年あたりから、FX取引を個人でやっているのを、法人化したい、

という問い合わせがちらほら来ています。


実は、私は、こう見えて(?)

FXとか株式とか、

果てはオプション・スワップ等のデリバティブまで含めた

金融商品好き(^^)なので、

こういう問い合わせが来ると、

ちょっとうれしくなってしまうところがあります。



ちなみに、ちょっと話は逸れてしまいますが、
FXや株式、オプション等のトレーディングをメインにしている場合に、
申告を税理士に頼もう!という場合には、
それらの商品に詳しい税理士さんに、申告業務を依頼されることをおすすめします。

こういったトレーディングの記帳・申告業務は、
慣れていれば、一瞬で終わるのですが、
慣れていないと、かなり手間取ります。



ということで、話を元に戻して、

税金の面から見た場合に、FX取引を個人でする場合、

法人でする場合に何が起きるのか、まとめてみます。

(1)個人でFX取引をする場合
  • 税率20%固定(※平成24年1月以降)
  • 年末までに実現した利益・損失だけ申告すればいい
  • 損失は3年間繰越可
  • 損失は、通常の事業と通算不可
  • 申告書作成が比較的簡単
  • 経費を計上しにくい

(2)法人でFX取引をする場合
  • 個人に支払う給与の税率は10%~45%程度
    法人の利益の税率は25%~40%程度
  • 期末時点で全て決済したものとみなして申告しなければいけない
  • 損失は9年間繰越可(※平成24年4月以降)
  • (同じ会社で営んでいる)他の事業の損益と通算可
  • 申告書作成は大変。その他、細々とした雑務も増える
  • 経費を普通に計上できる


こうやって見ると、個人・法人で、一方的に有利、というものでもないようです。



法人のほうが税負担は大きい。

ただし、損失が出た場合の利益相殺の柔軟性は法人のほうが上。


この、どちらのメリットを取りたいかにより、
個人・法人を選ぶといいのでは?と思います。