とめぞう通信なり -3ページ目

今年の模型も振り返ろう、その1

どうも、とめぞうです。

治療も振り返りましたので模型も振り返りましょう。

※画像枚数の関係で、二回に分けることになりました。


アリイの1/100 ワンマン偵察ポッド

1月の完成でした。できの良いキットでしたね。ハセガワの1/72で出るのが楽しみです。

タカラSAK 1/100 ファイター1

勢いで作りました。機首が短いと思ってたのですが、組むとそうでもなく格好いいです。

アオシマ 1/100 ディラノス(アクロバンチ)

アオシマのディラノスは1/144も組みましたが、ちょっとの加工で格好良くなりますねえ。

バンダイ ウルトラ怪獣シリーズ デストルドス(ソフビ)

今年の自分トレンドです。シタデル筆塗りには実に向いてる素材かもです。

タカラSAK1/72 ラウンドフェィサーとアリイ ノンスケール PT109

オリジナル機体です。すーぱぱさんのドキュメントダグプラ2に参加しました。アリイのロボボートのオマージュでもあります。

日東 宇宙探検車ビートル

何となく作ったら結構受けました。ゼンマイでレーダー回しながら歩きますー。

イマイ 1/72 ガウォークVF-1J

機首を可変バルキリーから移植。手首の形状変更、拳は頂き物です。

バンダイメカコレ ドレッドノートクラス

ポイント塗装と墨入れの簡単フィニッシュで組み上げました。

ハセガワ 1/72 タイガーシャーク

tncメンバーのtoshikiさんからユニコーンマークをデカールで頂きました。

レベル 1/72 サンダーボルトⅡ

スナップキットです。同じくtoshikiさんからグレッグのデカールを頂きました。

ハセガワ1/24 バブリーギャル

フィギュア塗装の練習ですが、頑張って塗ってみました。自分の今の限界がコレです。

バンダイウルトラ怪獣シリーズ アーストロン(ソフビ)

良く塗れました。

日東 1/530 アンドロフロル 2態

酒餅11PMの作品です。

バンダイウルトラ怪獣シリーズ グドンとツインテール

楽しく塗りました。

イマイ 1/144 クァドラン・ロー

スネの延長とカメラアイの埋め込みやりました。

その2に続きます。


今年の治療状況を振り返ろう。

どうも、とめぞうです。

いよいよ年の瀬ですねえ。今年も一年色々ありました。

振り返ってみましょう。

〇1月

心筋炎が落ち着いてきた(心筋炎マーカー数値が下がってきた)ことから、がんの治療を再開しました。あれこれプランはあったのですが、結局「パクリタキセル+サイラムザ」の再開となり、これ以降10月まで10クール続く長期治療となりました。その間、白血球数も免疫力も落ちずに、一度のスキップもなく続けられたことは、実はオプジーボのおかげじゃないかと思っています。

 

〇2月

胃の全摘出からまる1年経過しました。がんの確定診断時にはあと1年生きられるかなあ、と思っていたのですが思ったより早くその一年が来て、お陰様で生きていられることが有難いなあと思えるくらいには回復しました。

 

〇3月

この頃から職場復帰を検討し始めてますね。でもコロナ蔓延とワクチン接種時期の問題で自宅静養が続きました。あと、微妙に腫瘍マーカーが上がり始めてる感じもあります。

 

〇4月

55歳になりましたな。当日のブログにも書いてましたが、皆様のおかげで楽しく闘病生活を過ごせていると今でも思っています。あと、模型もだいぶ積んだり組んだりしてますねえ。。休職状態に慣れ切った感じはありますわー。。

 

〇5月
抗がん剤の量を少し増やして治療を続けてますね。比較的安定しているんだと思います。すーぱぱさんのダグプラコンペにキットを出したりしてるので、とりあえず元気っぽいですなあ。

 

〇6月

ワクチン接種の予約をしたり、ヤマト2202の劇場版を見に行ったりと、引きこもりに少し飽きてきた感じもありますね。治療は順調で、プラモの方も乗ってる感じがします。乗りすぎっすね。ワクチン打てるのが決まったことが相当嬉しかったみたいです。

 

〇7月
がんの確定診断から2年経った月です。5年生存率10%と言われて、勝手に1年くらいで死んじゃうんだろうなーと思ってましたが、2年を超えてまだ元気です。1回目のコロナ用ワクチンを打ちました。オリンピックはTVで観戦してました。

 

〇8月

二度目のワクチン打ちました。また、治療開始から2年経った月ですね。2年で一番変わったことは手指と足先の痺れの常態化ですかね。常に痺れていますが、頑張ればまだプラモもできるしキーボードも打てます。携帯のフリックも使えます。まだまだやれそうな感じです。

 

〇9月

オプジーボを起点にした心筋サルコイドーシス発症から1年経ちました。この時から始めたステロイド治療がまだ続いています。結構な量のステロイドを飲むので浮腫みがさっぱり引きません。ムーンフェイスという顔のむくみも「丸くなって健康的になったよね」と言われるややこしいやつです。

 

〇10月

少しずつ腫瘍マーカー数値が上がってきました。明確な転移や病巣の発現はないのですが、何となく不安に。浮腫みも取れず、主治医と相談のうえで11月から3rdライン(イリノテカン+TS-1)に変更することにしました。

 

〇11月

新しい抗がん剤(3rdライン イリノテカン+TS-1)への変更と、職場への復帰を実施。仕事らしい仕事はまだしてない、というか、補助的な仕事をやっている感じで年末まで働きました。体力のなさを実感してます、階段の上り下りがきつ過ぎる今日この頃です。

 

〇12月

先日のブログにも書きましたが、『遺伝子検査』というのを受けました。結果は前述の通りで、喜んでいいのか悪いのか、さっぱりわかりませんが、まだ頑張る余地はあるという事だと思ってます。イリノテカンは副作用を聞いていましたが、そのお腹下すという作用は結構しんどいなあと思ってます。

 

てことで、一年を病気の流れで振り返ってみました。長いようで短く、短いようで長い一年でしたので、こうやって書くと頭の整理にもなりますね。

引き続き模型と治療の二本立てで記録していくブログになります。これからもよろしくお願いします。

 

 

 

クリスマスがやってきた

どうも、とめぞうです。

皆様メリークリスマス。てことで、クリスマスにふさわしい?お話をします。

実は今月の頭に『遺伝子検査』というものを受けました。

ガンは通常の細胞の突然変異体的なものであり、ゲノム解析されたヒトの細胞とは遺伝子のズレ(異常)があります。血液やがん細胞(腫瘍)を取って調べ、それが通常とどう変わっているのか。その違いによって、効果の高い抗がん剤治療が今あるのかどうかを確認します。

それを見て今後の治療の指針にしつつ、臨床データとして蓄積し将来の患者への治療のヒントにするためのデータ蓄積の側面もある検査です。正直、かなり高いのと、制度の問題で初期の患者には使えないのと、異常が発見されても効率の良い治療が見つかる確率は10%位ということもあり、まだあまり普及していません。でも、スキルス胃がんという特殊ながんでもあり、何か分かれば有難いと思い、受けることにしたのです。

結果から言うと『血液に遺伝子の異常な細胞は発見されなかった』です。

これは意外でした。

がんが転移する時は、血管を通っていきます。自分のように癌の診断から2年経ち、腹膜播種が診断されている状態で『血液から何も異常な細胞が出てこない』というのは極めて稀らしく、コレをどう評価するか悩ましいのだそうです。

で、今のところ『術前の化学療法(オキサリプラチン+TS-1)と開腹手術による病巣切除、その後の化学療法(パクリタキセル+サイラムザ)及びオプジーボの投与、その後の化学療法の再開(パクリタキセル+サイラムザ再開)が功を奏し、がん細胞が押さえ込まれて、少なくなっている』と考えられるそうです。

但し『ゼロになった』とは言えない(証明できない)事もあり、また腫瘍マーカーやCTの所見もあるので、今後どうするか(今の治療を続けるのか、一旦様子を見るのか等等)については、年明けに主治医との相談になりました。

長々と絵もない記事になりましたが、少なくとも『ガンで明日明後日に死ぬ』状況にはない事、『明確な転移とその証拠』がない事、『ガン細胞がそう多くはなさそうな状態』な事は、今の自分にとっては『福音』なのでありました。

これが現状なら、まだ副作用が多少あっても抗がん剤続けるモチベーションが生まれます。『まだまだ生きられる』と思うと仕事もしっかりせにゃならんなぁ、とも思いますし、プラモもまだ組めるなぁとも思います。クリスマスイブの日に、自分としては凄く大きなプレゼントをもらった気がしてます。

何より『女房との時間がまだ持てる』というのは有難く思います。ホントにコロナが落ち着いたらまたハワイに行こう。

て事で、クリスマスイブは自宅でちょっと豪華目のディナーに。

近所のテイクアウト専門のおしゃれ惣菜店でラザニアとキッシュ、ロールキャベツと豆の煮込みのクリスマスディナーセットを購入。これがまた色味は地味だが素材の味が生きてる料理で美味かった。(今回の検査結果とは別に事前に予約してました)


スーパーでちょっと高めのローストビーフを買い、野菜を添えてサラダに。ちょっと良いバルサミコとオリーブオイルで酒の当てになるなる。

お酒は病院帰りに奮発してモエシャンドンのハーフサイズを。胃無しにはアルコールは効くので、量は少なくても良いのです。

で、ケーキはいつものお店の限定ケーキを用意しました。思った以上に大きくてびっくりしてます。

て事で、本当に良いクリスマスイブになりました。だからと言って気は抜けませんし、ブログやTwitterで多くの仲間がいろんな状況で戦ってるので、1人だけ『やれ嬉しや』ではないのですが、『全てが悲観的な事ばかりではない』てな事も伝えたくてこんな時間に更新です。

なのでプラモは今日は無し。でも明日ハセガワのアーマードバルキリーが届きます。

また、いつものように治療の状況と模型の話の二本立てで行こうと思います。どうぞ引き続きよろしくお願いします。

治療2クール目最中とかプラモはあまり進まずとか。

どうも、とめぞうです。

仕事復帰は体力作りの為の『出勤とデータ入力事務』が続いています。

休薬期間を終え、イリノテカンとTS-1による治療も2クール目に入りました。今クールから、TS-1の剤型ををOD錠からハードカプセルに変更しました。OD錠って、舌癌や咽頭がん等の障がいにも対応する為、溶けやすく飲み込みやすく出来ています。その為独特の甘みがあって、前の摂取時から気になってたんですよね。で、主治医に相談してみたら、別の剤型がありました。これは結構な改善なのであります。今、朝の薬が13錠、昼が6錠、夜が8錠で、別に粉薬が2包ずつなので、飲むのもptpから外すのも大ごとなのですよ。とまあ、薬物療法の現状報告でした。


さて、模型ですが、寒くなったのとTS-1の影響か、指先の痺れが強くなりました。また季節要因か薬の影響か指先の乾燥で手荒れが酷くなりまして、満足に模型を組んでません。せいぜいエントリーグレードのガンダムをパチ組みしただけです。


そんなこんなで企画したtncのガソダムコンペ。エントリーグレードを使って、思い切り厨二病的なガンダムを作るという、無茶な企画であります。〆切は3月末とか。それに向けてプランを練ってますわー。

という事で、まだもう一回くらい年内更新します!


イリノテカンは2クール目とか、KV-2が唐突にできたとか。

どうも、いつものとめぞうです。

抗がん剤治療はイリノテカンとTS1に変わって1クールと休薬期間が終わり、2クール目に突入しました。

お腹の緩いのは継続してますが、激しく下すのではなく、出るときは緩くて下り気味というレベル。吐き気や食欲不信はなし。浮腫は継続してて困る、といったところで新クールが始まりました。

昨日の採血でまたじわりと腫瘍マーカー数値は上昇しており、パクリタキセルとサイラムザでの限界だったろうとの判断もありまして、まあしばらくはこれに賭けて行くかーという状態です。


という事で、仕事というか通勤は復帰し、仕事は体力を使わない入力事務を与えて貰い、休みを入れながら進んでます。来週で一月経過しますが、体力のない事ばかりが目立つ状態です。日々の努力で体力つけましょう!


さて、それで模型です。

買う方もぼちぼちなのですが、組む方も進めてます。

ウォルターソンジャパンの99.9シリーズより、1/72 KV-2です。

このシリーズは、過去にタイガー戦車とムスタングを組んでてこれで3個目になります。少ないパーツでそれなりの形にって、お手軽で満足度の高いシリーズだと思います。

もちろん過去作もシタデルの筆塗り。シルバーがきれいに塗れました。

これがこのシリーズの初製作品ですね。この位がお手軽に塗装出来て良いですわ。


てことで何も考えずに組み、組み上げてから塗装しました。

ベースのグリーン塗って、シェイドのグリーン塗ってというシタデルの手順を踏襲しました。

明るいグリーンを重ねていきます。

転輪の周りの黒を塗ったり、さらに明るいグリーンと少しカーキに寄せていきます。

ガルパンのプラウダ高校デカールを見つけたので貼りました。設定よりも少しデカールが小さいのですが仕方ないですね。

割と立体感のある塗装が出来たんじゃないかと思います。

足回りの汚しとかしてませんけどまあ、それなりで。

という事であっという間に完成したので褒めてやってください。


さて、今年もあとわずか。皆様お世話になりました。今年最後のキットは『ガンダム』をやろうとしています。エントリーグレードを使ったTNCメンバーの『最強のガンダムコンペw』。厨二病全開で組むガンダムなんですが、思った以上にパーツが多くてびっくり。それを話したら『これで多いって言ってたらガンプラ組めませんよ』と笑われました。恐るべしガンプラ。

とにかく頑張って最強目指します(笑)。