復刻版山○線に思うこと | 人民弁理士今日も行く

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 復刻版の山手線のことについて述べていたブログがあったので、自分も今日は、この話題で。

http://ameblo.jp/i-property/entry-11484979398.html


 今年は黄緑の山手線が導入されて半世紀ということで、その色にあわせた山手線を、たまに見ます。基本的には、こういう趣向は大歓迎です。

 ただし、どうせ復刻版というのなら、もっとリアルにやって欲しい。上記のブログによるところだと、かつての山手線より、かなり濃い緑で全面に、お茶の広告が入っているようです。

 自分としては、お茶の広告をつけることには、そんなに異論はありません。お茶と色が近いということで、想起させることを狙った宣伝というのも有りなのかなと思っております。


 しかし、折角、復刻版というのなら、もっとリアルに本当に当時の雰囲気を思い起こせるようにして欲しい。

 色が当時より濃い緑で、全面に広告が入っていると、復刻版なのか広告電車なのか趣旨がぼやけて来てしまうように感じます。

 それから、今の山手線に単に色を入れるだけではリアリティが出ないようにも思います。この当時のものなら、それ程、現在の機種と走行能力や安全性に差異はないでしょうし、そう多く走らすわけではないのですから、どうせなら当時のものを、そのまま走らせた方が面白いように思います。


 また、今回の復刻版は、それ程昔のスタイルのものではない(といっても運転を終えてから25年も経つのか・・)でしょうから、多少リアリティがなくても当時の山手線を意識していることがわかります。しかし、4年前に走っていた開業当初の色(焦げ茶色?)の復刻版で、色にリアリティがなく、全面に広告が入っていると、単に広告電車なのかと思ってしまった人も少なくないような気もします。


 でも、こういう復刻版自体は面白いと思います。来年は新幹線開業50周年でしょうから、0系を走らせてくれたらいいなと思っております。