商工系団体の地域差 | 人民弁理士今日も行く

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 自営を始めてから、商工会議所・商工会、法人会、振興公社等々、様々な商工系の公的機関に出向かせていただきましたが、あくまで主観ではありますが、地域によって対応に差があるように感じます。

 もちろん、表面的には、どこもある程度、丁寧に接していただけるのですが、実情は地域によって異なると思います。


 端的に言えば、都区部や神奈川は既に飽和状態にあるのか、事実上門前払いされるケースが今のところ殆どです。一方、首都圏から外れた地域だと今度は引き合いの絶対量が少ないと思われるのと、そういった地域に既に根を張った人がいると思われ、同様に関われることは、ほぼ無い様に感じます。


 残る、埼玉と東京の多摩地域を比べると、前回の記事ともつながる話しなのですが、埼玉の方が積極的に関心を示してもらえることが多いように感じます。

 多摩地域だと区部から差ほど遠くないので、区部同様に飽和状態に近いのかも知れませんが、埼玉だと意外と公的機関の人がまだ人脈が築けていないことが多いのか、割と仕事につながりそうな場合があったりします。財政的に多摩地域よりも良くなく、何とか活性化を図りたいという切迫した事情もあるのかも知れません。

 また、同じ多摩地域でも、東部のように、交通の便が良くてベッドダウンとして栄えているイメージがある所は、あまり良い感触は無いです。一方で、西部の方は、いくらか感触が良いような気がします。


 それにしても、市によっては交通の便があまり良くなく、ベッドタウンとしても不十分なのに、他の市の後追いばかりをしていると思われるところもあり、いっそのこと他の市の機関と合併させてしまった方がよいように感じるところもあったりします。

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