受けてきました。くっそ緊張した。
帰路ひまなので、メモがわりにバラバラと再現問答みたいなのを書いていきます。
主査は40くらい？のシュッとしたやさしいオジサン。副査は50くらいのオバサン。
AからYに建物所有目的で土地を貸してYが建物たてて保存登記。その後YがZに建物を賃貸したからAは土地無断転貸を理由に解除。AからXに土地譲渡して登記。XはYZに土地を返せと言いたい。
まず請求の趣旨は？→Yは建物収去、Zは建物退去して土地明け渡せ。次に請求原因。ここではXの所有は特に現とかもととか言わなかった。
※そういえば借地上の建物賃貸が借地の無断転貸にあたらない(んだっけ？)ことはいつのまにか前提になってた気がする。
Yの抗弁は？→占有権原の抗弁事実。AYが賃貸借なら借地借家法により建物保存登記でXに対抗可。
このとき建物所有目的を盛り込み忘れて誘導される。あとここで請求原因を、Aもと所有AX売買に訂正。
もしYがAに払ってるのが固定資産税分だけだったら？→使用貸借だから借地借家法の適用なし、YはXに対抗不可。それは抗弁？→積極否認。
原告代理人が証拠として集めるのは？→契約書とか、登記関係の書類とか……。建物借りて住んでるZについては？→住民票っすかね。合ってたっぽい。
AはYに4000万円の負債を抱えてて無資力だったのに、土地をたった1000万円で売っちゃいましたという事情を付加。
YはXに何か言える？→詐害行為取消権。
それはどうやって主張する？普通に通知とかするの？→えーっと、書類とか、なんか抗弁事実としてとか……。→ちょっと民法みてみよっか、何書いてある？→424っすよねーとか言いながら開いて、あーなんか裁判所に請求ってありますねえ、じゃあ別訴とか反訴ですね。
X勝訴したとして、どうする？→Yには代替強制か間接強制(ここで副査、代替執行ね。→ああそれそれ。)、Zには直接強制か間接強制。Zの直接強制って具体的には？→なんつーか、むりやり建物から出て行かせますけど……。
X勝訴したんだけど、口頭弁論終結前にZが建物の占有をWに移してたのが発覚したらどうする？→既判力が拡張されないからWに訴訟提起。→そうならないためには？→Zに占有移転禁止の仮処分、Yに処分禁止の仮処分と占有移転禁止の仮処分。
まあそういうこともありうるけど、たいていYには処分禁止だけで足りるよねーと言われておわり。
副査は占有権限の抗弁でコケかけた時以外はあらかたうなずきながら手元の表にマルとかつけてました。
こんな感じでした！よくわかんないけどネットで情報収集する限り飛ばされた質問とか無さそうなので、60点は頂けたのではないでしょうか。と勝手に信じてます。
明日は58点を取らないように頑張ります！
今日の刑事は逮捕と公判前整理だったらしいので、証拠とかてきとうに勉強してアニメ見て寝ます。