蓼科夫婦旅行(1) | 俳句の里だより2

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俳句の里に生まれ育った正岡子規と水野広徳を愛する私のひとりごと

諏訪大社、白樺湖

 

5月も下旬となり、新緑の美しい初夏の季節になった。気温も25℃を越えて心地よいと言うよりも熱中症を心配するような暑さ対策を考えなければならない陽気でもある。そんな季節であるが、一昨日と昨日の2日間、久しぶりに夫婦で長野の蓼科へ一泊二日の旅行を楽しんだ。というのも、3月に行われたゴルフコンペで、幸運にもゴルフ場の支配人賞を獲得することができ、それが何と「リゾートホテルにペアで一泊二日のご招待」というものだった。全国の7つのホテルの中から、車でドライブできて、かつ初めて訪れる地方を選んだ結果、長野の蓼科にある「エクシブ蓼科」に宿泊することを決定した。

 

22日の朝9時に自宅を出発し、中央高速道路をドライブして、まずは「諏訪大社上社本宮」を訪れた後、諏訪湖畔のコンビニで昼食のおにぎりを食べながら「諏訪湖」を見物、その後、「霧ヶ峰」から「白樺湖」を訪れ、夕方4時過ぎにホテルへ着いた。ただ、当初予定していた霧ヶ峰の先にある「八島ヶ原湿原」へは、途中から車で行くことが出来ず、徒歩だと時間も無かったので、残念ながら諦めた。

 

ホテルは4つ星だけあって、入口の門構えやホテル玄関までの通路、玄関前の花壇、ホテル内のロビーなど、どれをとっても格調高いもので感心させられた。ホテルに到着すると、少しばかり部屋で休息した後お風呂へ入ったが、地下にある風呂場に辿り着くまでに少し迷ってしまった。平日で時間も早く風呂場には客がほとんどいなかったので、露天風呂も含めゆっくりと浸かることが出来た。お風呂から出るとすぐに午後5時半からの夕食が待っていたが、外はまだ夕日が射しこんで明るかった。夕食は和食の会席料理であり、さすが4つ星だけに豪華なものだった。夫婦でビールを註文し、久しぶりの夫婦旅行に乾杯をしてじっくりと料理を味わった。部屋に戻ると冷蔵庫に有料の冷えた缶ビールと缶酎ハイがあったが、夕食時の料理とビールで満足したこともあり、飲まずに早めに寝てしまった。

 

翌日は6時には目が覚めて、7時半からこれまた朝食というには豪華過ぎる食事を食べた後、広いホテル内を散策した。ホテルにはプールや教会などの施設もあり、また広い敷地内には多くの宿泊施設があり、ツツジなどの花や新緑の木々も多く植えられていた。昨日車で通った入口の門構えやホテル玄関前などをあらためて見物し、写真に収めた。2日目は午前9時にチェックアウトして、まずはホテルからそれほど遠くない北八ヶ岳ロープウェイに向かった。そして、ロープウェイに乗って頂上へ行き、頂上に拡がる「坪庭」を散策した後、「蓼科湖」、「蓼科大滝」を訪れた。そして、お蕎麦屋さんで昼食を食べた後、最後の目的地である「御射鹿池」と「おしどり隠しの滝」を訪れる予定だったが、不幸にも車のナビがそこを設定できない、また、設定できても間違ったルートへ案内するという「前代未聞のトラブル」に見舞われ、時刻も大幅に費やされたために結局は断念して帰宅することとした。

 

いろいろあった、蓼科地方への一泊二日の久しぶりの夫婦旅行だったが、大部分が初めて訪れる場所であり、しかも天候にも恵まれ、北八ヶ岳ロープウェイや頂上の坪庭から眺望する雄大な南・中央・北アルプスの山々、白樺湖、蓼科大滝、そして4つ星ホテルでの豪華な食事など、大満足の2日間の旅だった。ただ、今回訪れることが叶わなかった八島ヶ原湿原や御射鹿池は、いずれ機会があればぜひ訪れて見たいと思っている。以下では2回に分けて写真を掲げるが、まずは一日目の諏訪大社、霧ヶ峰、白樺湖など。

 

中央高速道路 双葉SA

諏訪大社 上社本宮

諏訪湖

霧ヶ峰

八島ヶ原湿原への道(車はここまで、以下徒歩で目的地へ)

霧ヶ峰から白樺湖へ(ビーナスライン)

白樺湖

白樺リゾート池の平ファミリーランド

白樺リゾート池の平ホテル

白樺湖からホテルへの道の途中で出合った鹿の群れ