蓼科夫婦旅行(2) | 俳句の里だより2

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俳句の里に生まれ育った正岡子規と水野広徳を愛する私のひとりごと

坪庭、蓼科大滝

 

前回の「諏訪大社、白樺湖」に続き、今回は宿泊先である4つ星ホテル「エクシブ蓼科」、二日目の訪問地である北八ヶ岳ロープウェイで上った頂上の「坪庭」散策とそこからの南・中央・北アルプスの雄大な眺望、及び、蓼科湖、蓼科大滝の写真を掲げる。

 

ところで、北八ヶ岳ロープウェイは、山麓駅が1771m、頂上の坪庭駅が2237m、標高差が466m、総延長が2,147mであり、運行速度が秒速7m/s、約7分間の乗車時間であり、乗車定員は101名である。また、20分間隔で運転している。週末ともなれば、ロープウェイは混雑するようだが、一昨日私たちが乗車した時は、平日でもあり時間も早かったため、私たち夫婦を含め乗客はわずか7名ほどだった。そのため、頂上へ着いてからも閑散としており、坪庭の散策もゆったりとすることが出来た。また、坪庭の散策路は全長が約1.2kmであり、周遊時間は30~40分程度である。また、途中には3か所の休憩所があり、そこからの南・中央・北アルプスの眺望は素晴らしい。なお、坪庭は八ヶ岳最後の噴火で出来た溶岩台地であり、溶岩の岩石がむきだしの土地に長い年月をかけて植物が少しずつ回復しつつある。

 

また、蓼科大滝を訪れる際に、蓼科湖からのナビが上手く反応しなかったので、人に聞きながら何とか辿り着くことが出来た。ビーナスラインから車がすれ違うことが困難な未舗装の道を恐る恐るゆっくりと進むと、蓼科大滝用のちっちゃな駐車場があり、その前が大滝への入口になっていた。駐車場には車は一台も無かったが、そこに車を止めて歩いて大滝へ向かった。その途中に数名の見物客とすれ違ったが、大滝への遊歩道には石の上から成長した杉などの大木が何本もあり、不思議というか驚きの光景だった。大滝は、予想していた以上に見事であり、その途中の川の景色は、写真などで見た奥入瀬渓谷を見るような美しさがあった。ともあれ感動に満ちた夫婦旅行であり、大満足して帰途に就いた。

 

宿泊ホテル(エクシブ蓼科)

北八ヶ岳ロープウェイ乗り場

ロープウェイからの眺望(左:南アルプス、中央:中央アルプス、右:御嶽山)

以下、山頂(坪庭)とその風景、坪庭からの眺望

横岳神社

第一休憩所を望む

展望デッキからの眺望

蓼科湖

滝温泉みちびき観音

みちびき観音そばの滝の湯川

蓼科大滝の散策路入口

蓼科大滝へと続く滝の湯川(上流に大滝)

蓼科大滝

昼食の蕎麦屋