日本人の一番好きな色は何色であると思いますか? 或る調査に拠れば、それは世代を問わずに
「青色」「ブルー」だそうです。我が国を取り巻く海の色や天上の空の色が好もしいと・・・。
七十七年前の八月十五日、やはり空は青く青く青くどこまでも青く無残な程に青かった、と──
こんにちは、お久しぶりです。
さて、今日は八月の十五日です。以前にもこのブログに書きましたが、私たち日本人に
とって、一年三百六十五日(六十六日)の中で最も重要な日はいつでしょう?
文化的・宗教的な意味合いでいえば、一月の一日、一年のはじまりの日であり正月
(正の月)の最初の日だからです。そうしてもうひとつが、今日、八月十五日では
ないかと思うのです。有史以来、最も悲劇的な異民族たちとの戦争に敗北した”あの日”───
未来ある若きいのちを散らし、また子どもたちから両親を庇護者を奪った───
【画像引用:『在留邦人引揚げの記録』より 昭和21年奉天にて母の遺骨を抱く断髪の少女】
※2021.08.15 ただ母の遺骨を胸に終戦忌
そして国土は焼け野原にされ、どれほどの犠牲を払い数多のいのちを失ったことか!
※2019.08.15 生も死も大義のもとに終戦忌
※2015.08.15 忘れまじ我らが父祖の血と涙この地に滲み平和祈りをる
そうして、負け戦とはいえ、やっと戦争が終わったと思っても更なる苦しみが私たち
日本人を待っていた───
アメリカはきのこ雲を見て、戦争は終わったと思っていた。
生き残った日本人にとって、苦しみの始まりだったのだから──
ジョー・オダネル(長崎で”焼き場に立つ少年”を撮影した米軍カメラマン)
───時は流れ時代は移り変わり、時代は昭和の御代から平成そして令和へと。
経済的発展を基軸に捉えて「もはや戦後ではない」と謳った総理大臣もいたけれど、
実は日本の戦後はまだ終わってはいないのではないかと思うことがあります。
国連の”敵国条項”をいまだに適用されている日本の立場の脆弱さを考えたことある?
某国がその気になれば、或る日突然日本に攻め入っても”だって日本は敵国だから”
でノープロブレムだってこと知ってる? いやこれはマジでさあ。。。
しかし、私たちは手足をもがれ、何も疑問すら抱かないように調教されている。
~ 辻元清美チャンのありがたいお言葉 ~
ミサイルであなたの子供が死んでも反撃してはいけない。
それが真の反戦主義者です。 報復は報復を呼ぶだけ。
日本人が多数死んでも、反撃・報復はよしましょう。
殺すくらいなら皆さん進んで殺されましょう。
問題は、清美チャン御自身が↑死ねばいいと思っているのは日本人だけで、自分や
そのお仲間の民族については全く(以下省略)
─── 周辺諸国はそんな日本の弱みに付け込むばかりで(以下省略)
いやいやいや、もうやめておきましょう。
敗戦で私たちが失ったものは生命や財産、国土のみならず、もっと大切なもの、
日本人としての誇りではないかとも思うのですが、この点についてもあれこれと言う
のは差支えが(以下省略) それより今日一日を祈りの日として過ごしましょう。
※2017.08.15 八月の光と影よ十五日
日本の近代史において大きな転換点・分岐点になった日、くしくもお盆でもあり、
死者を悼み祈りを奉げる日───。
忘却は、危険と侮辱を意味する。
死者たちを忘れることは、彼らをもう一度殺すも同じだ
~エリ・ヴィーゼル~
犠牲になった方々のために、お水もお供えして正午には黙祷いたしましょう。
『大東亜戦争終結ノ詔書』原文(昭和20年8月14日)一部抜粋
───昭和大帝さまの玉音放送の一部です。
それでは今日はこの辺で…最後までお読み頂きありがとうございました。