俳句でDiary ─ できるかな?

俳句でDiary ─ できるかな?

私の俳句 萌え萌え日記

春の”桜前線”と同じように、秋にも”紅葉前線”なるものがあり、鮮やかな紅葉や黄葉は”錦秋”

(きんしゅう)と表現されるように、まさに錦のようにあでやかな季節に…。冬が終わった春の喜びや

ワクワク感とは異なり、華やかさの中に一抹の寂寥感が加味された味わい深さは秋ならではの───

 

   

 

こんにちは、本日の季語は「秋深し」(あきふかし)・・・文字通り秋の季語です。秋の季語として

俳句に関係なく日常会話やちょっとした時候の挨拶にも使われる言葉ではないかしら?

「いよいよ秋も深まってまいりましたが」 etc  他には「深秋」(しんしゅう)、「秋闌く」(あきたく)など。

 

 

※2014.10.17 秋深し  ( ^ー゜)σ   つくろへばひと針ごとに秋深し

 

※2017.10.29 深秋   ( ^ー゜)σ   深秋や地蔵菩薩に雨合羽

 

   

 

 

秋の時候を表す季語で、秋もいよいよ深まった感じ・・・のことです。時期としては秋の終わり頃、

晩秋、丁度いま位の頃でしょうか? 夏が終り秋に入ってもしばらくは日中は気温も高く汗ばむことも

多いし、まだまだ夏を引きずっていますものね。

   
 

けれど、10月に入り衣替えなども済ませ、少しずつ少しずつ朝夕の涼しさ、あれほど鳴いていた蝉の声も

消えてしまい、代わりに響くのは秋の虫の鳴き声・・・。台風などで秋の大雨などを経ると一気に季節

が動いた、という実感があります。木々は紅葉・黄葉を始め、空にはいわし雲が───

 

   

 

そうして、9月の終わり頃から、その鮮やかさで秋の始まりを教えてくれるコたちがいます。

道端や草むらである日突然に、独特の形をした真っ赤なツボミが顔を出す───

 

※2015.09.23 彼岸花  ( ^ー゜)σ   傷みさへ生きる証しぞ彼岸花

 

   

 

ああ、そろそろだなあ、と思っているうちに、其処かしこに地から吹き上げるように咲き始める彼岸花。

 

※2014.9.18 曼珠沙華   ( ^ー゜)σ   噴き出(いず)るいのちの証し曼珠沙華

 

   

 

日本の秋の風景、日本の原風景からはかけ離れたような真っ赤な存在ではあるけれど、やはり

 

この花を見ないと秋が始まらないという気分にさせられます(笑)

 

彼岸花の赤だけではなく、いろんな木々の実たちがそろそろ赤く色づき始めるのもその頃だよね。

 

   

 

そうして、目で見る秋の始まりから、更なる深まりを感じさせてくれるものといえば・・・ヴィジュアルでは

 

なく、パヒューム、香りでしょう。道を歩けば、どこからか漂う花の香り・・・。

 

春先には、沈丁花の香りで季節を知ったけれど秋も深まった今の季節の香りはといえば──

 

   

 

そう、金木犀! このコたちの香りも独特なんだよね。

 

※2019.11.03 木犀   ( ^ー゜)σ  風を得て木犀なほも香りをり

 

ここ一両日の雨ですっかり散ってしまいましたけれども───

 

   
 

 

「秋深し」はそんな時期の季語になります。単なる時候的な意味合いと共に心理的なニュアンスも

含まれる季語でもあるかなあ。。。

 

※2013.11.04 秋深し   ( ^ー゜)σ  歩道橋堕ちてみようか秋深し

 

 

心理的なニュアンスというか、私たちの心の在り様をそのまま反映させているというか・・・

 

その意味では、使いやすい季語と言えるかもしれません。

 

   

 

 

今日の句は・・・

 

 

───意味が二通りに取れるかもしれません。

 

・華やぎがもう失われてしまった(残念だ・がっかり)

・(なにかを)失っていくということにこそ、華やぎがある

 

もちろん、私の詠みたかったのは後者です。

 

 

華やぎが失われるのではなく、失われることは華やぎ、という意味ね。

 

(溢れんばかりのものを持つよりも、失ってゆくことのほうがロマンがあるんですよ。

 

何が本当に大切なのかが分かってくるからね。もちろんそれは目に見えるものだけではありません)

 

   

 

今日の句は、季節の終末に向かう時期の、それゆえの華やぎというか、春や夏にはない秋ゆえの

 

華やぎを詠ってみたいなあ、と思ってひとりでに口から出てきた言葉です。

 

   

 

春の華麗さ、エネルギー溢れる季節へと向かう喜び、ではなく、まさに何もかもが失われる眠りの季節、

 

冬に向かう秋の持つ清明な華やかさ・・・ そのフレーズに季語を付けたら俳句になりました。

 

もしかしたら、自分自身の老いを肯定するための句 かもしれませんね(笑)

 

   

 

まあ、日々若さが失われつつあるのを実感する今日この頃ですから(大爆笑)

 

人生の秋どころか、もう確実に冬のステージへと向かっておりますのでネ。

 

 

 

最後に・・・

 

 

このところ、細切れの仕事でバラバタしていたので、ブログ時間が余り取れませんでした。

 

同じようにパソコンに向かっていても、仕事と趣味とでは、脳細胞の使う箇所が違うのでしょうか、

 

同時並行ではやりにくくて、ついついご無沙汰してしまいました。

 

 

まあ、それでも、デジカメ持参で戸外に出ては結構句は詠んでいたんですけれど・・・

 

   

 

───地には平和と安らぎを。

 

上に載せたコたちは ↑名古屋の鶴舞公園で撮ったパンパスグラスさんです。

 

南米大陸からの帰化植物ですが、よく「お化けススキ」なあんて呼ばれてるんじゃないかしら?

 

 

 

 

ふさふさの尻尾みたいな穂が見事ですよね。ドライフラワーとしても人気があるみたい。

 

   

 

今のところは、限られた場所でしか生息していませんが、いずれその内に植栽された場所以外でも

 

このコたちは増えていくのでしょうね。それが良いのか悪いのかは分かりませんが───。

 

さてさて、それでは今日はこの辺で・・・最後までお読み頂きありがとうございました。

                                                   ペタしてね