映画『新根室プロレス物語』(3/9 ジャック&ベティ)観に行って来ました。 | 黒猫マークの宅配便のブログ 「じんせいかくえきていしゃ」(since 2006,10,17)

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突然ですが!
話しは2020年11月7日(土)の事になるのですが…。
 
東京都新宿区の区役所通りを進んだバッティングセンター近くの、新宿地下闘技場と言うリング常設の、それはそれは飲食が美味しい会場で行われたCPEキャットファイトを観戦しに行った時の事です。
 
この試合は、当初は5月23日に同会場で行われる予定でした。
しかし、皆さん覚えていらっしゃるかも知れませんが…。
新型コロナウィルス感染拡大の影響で、各種イベントが中止・延期されていた時期で、当初日程から延期された大会でした。
 
試合終了後、会場の一角に小さな写真が飾られているのを見つけました。
じっと見ていたら、会場にいらっしゃった元女子プロレス関係者の方に、
「この人は、『新根室プロレス』を作った、サムソン宮本って言う凄い方でね!」
とお話しして頂きました。
 
当時は、現在のように
「またお前来たのか!」
とプロレスラーや団体関係者・スポンサーさんなどから声をかけて頂く程には試合を観ていなかったので、
「どこかで見た事が有るなぁ?」
と言う位の認識でした。
 
SNSで、アンドレザ・ジャイアントパンダ選手の事を大会前に観ていたのがサムソン宮本さんと新根室プロレスの事を知るきっかけだったのかも知れませんが…。
記憶があいまいで、ハッキリしなくて申し訳ないです。
 
それはまずは置いておいて…。
 
2006年に、地元である北海道根室で旗揚げされた社会人アマチュアプロレス団体の
『新根室プロレス』
(しんねむろプロレス。New Nemuro Pro-Wrestling)
の代表だったサムソン宮本さん(2020年没。享年55歳)と同団体の13年間ににスポットを当てた、北海道文化放送(uhb)制作のテレビドキュメント作品
『ノンフィクション北海道「無理しない ケガしない 明日も仕事 〜新根室プロレス物語〜」』
(2021年12月19日、北海道文化放送にてオンエア)
は、視聴者の皆さんを感動の渦に巻き込んだ素晴らしい番組だったそうです。
 
それは、同番組が
「放送文化に貢献した優秀な番組・作品、個人、団体」
を表彰する第59回(2021年)ギャラクシー賞テレビ部門奨励賞受賞や、日本民間放送連盟賞エンターテインメント部門優秀賞に輝くなどの事実からも明らかでしょう。
 

その後、追加取材が行われ、北海道を代表する俳優の一人でもある安田顕さんをナレーターに迎え映画化されました。

それが、北海道文化放送が映画作品を企画制作し、商業作品として全国公開する初作品でもある映画

『無理しない ケガしない 明日も仕事 〜新根室プロレス物語〜』

です。

(以下、『新根室プロレス物語』とご紹介させて頂きます。)

 

今年(2024年)1月2日。

東京都の東中野駅近くにあって、上質の映画が上映される事でも知られる

『ポレポレ東中野』

にて公開!

 

新根室プロレスの本拠地がある北海道では、札幌市の

『シアターキノ』

で1月6日から公開され、順次全国公開される事が決定しています。

 

映画が制作された事は、X(旧Twitter)からの情報で知り、

「観たい!」

と思っていました。

 

幸い、わが地元神奈川県でも

・ジャック&ベティ(3月9日~22日)

・あつぎのえいがかんkiki(3月22日~終映日未定)

以上2館での上映して頂けるとの事でした。

 

ジャック&ベティでは、初日の9日(土)14:15回上映後。

16日(土) 12:15回上映後にトークイベントが行われるとの事でした。

それもあって、初日の9日の上映を観に行って来ました。

 

ジャック&ベティは何度も行った事がある映画館で、

「神奈川県内で、本当に良い映画を見たいならココ!」

と言う程に、素晴らしい作品が上映される事で知られています。

 

ただ、新型コロナウィルス感染拡大の時期には来られなかったので、数年ぶりの再訪でした。

関内駅からも歩ける場所にあるのですが、京浜急行の黄金町駅から歩いてゆきました。

土曜日の昼間なのに人通りが少ない黄金町駅周辺だったのですが、ジャック&ベティの前だけが人で溢れ返っていました。

 

こんなに人で溢れ返っているジャック&ベティは初めて見ました。

2つスクリーンが有って、もう1作品と開映時間が重なっていたので、そちらのお客さんもいらっしゃったのかも知れませんが…。

殆どの方が、

『新根室プロレス物語』

をお待ちの方のようでした。

 

ポレポレ東中野以来の都内周辺での上映になるので、ご覧になるのを心待ちにされていた方が多かったのかも知れませんが…。

終映後にイベントが有るとは言っても、人が多すぎるな!

…と言う印象でした。

 

チケットは当日会場で購入させて頂いたのですが、2次元バーコードが記載されている縦長のものがプリントアウトされるものに変わっていて、入口で係りの方にお見せしてからの入場でした。
(カードの事前決済の方は、スマホにバーコードが送られるみたいで、それを機械で読み取ってから入場されていたようです。)
 
自分は、最前列の下手側(スクリーンを見て左側)の通路側の席で、この左側にトークショウ用のマイクなどの機材が置かれていました。
ジャック&ベティの支配人さんが機材の調整などを行われていました。
お元気そうで何よりです。
 
14時頃にチケットを購入させて頂いた時点では、通路側は殆ど埋まっていて、それ以外の席は大半が空いている状態でした。
しかし、その後チケットがどんどん売れて行ったようでして…。
終映後に場内を見わたしたら、ほぼ満員になっていました。
 
前ふりが長くなってしまいましたが…。
 
映画
『新根室プロレス物語』
の感想らしきものになります。
 
これからご覧になる方の為に予めお断りですが…。
若干のネタバレは有ると思われますので、
「何も知らずに作品を観たい!」
とお考えの皆さんは、以下をスルーして頂いて、ご自身が作品をご覧になった後に、当ブログの記事をご覧頂ければ幸いです。
 

『無理しない ケガしない 明日も仕事! 新根室プロレス物語』 

キャスト - サムソン宮本、オッサンタイガー、TOMOYA、MCマーシー、ねね様、アンドレザ・ジャイアントパンダ 他

語り - 安田顕

監督 - 湊寛

プロデューサー - 吉岡史幸

取材・編集 - 堀威

撮影 - 芦崎秀樹・目黒悦男

音楽 - 阿南亮子 

ナレーション - 柴田平美(北海道文化放送アナウンサー) 

Special thanks - 北海道根室市 

特別協賛 - 大地みらい信用金庫・一般財団法人大地みらい基金 

後援 - 北海道新聞社 

配給 - 太秦

公開日 - 2024年1月2日(火)

    ポレポレ東中野

 
北海道根室市と言うと、皆さんはどのように思われるでしょうか?
 
当ブログ管理人は30年以上前、一度だけ根室に行った事が有ります。
 
観光シーズンで、当時運転されていた札幌駅からの夜行列車が根室まで延長運転されていて、この列車を利用しました。
7時間前後かかったような記憶があるのですが、体力的にきつかったのを覚えています。
都内近郊在住の皆さんだと、イメージしにくいかも知れませんが…。
 
とにかく!
北海道は広いです。
 
札幌駅から釧路駅までは、JR北海道の石勝線経由の特急列車で札幌から4時間強…。
距離的に340㎞以上ありますので、本州では東海道新幹線の東京ー三河安城間を越える位の距離に相当します。
 
さらに、釧路から距離にして130㎞以上…。
東海道新幹線だと、三河安城から米原を超える位の場所で、時間的には2時間30分程かかる場所に根室はあります。
(飛行機だと、根室中標津空港が最寄りらしいです…。)
 
そのような道庁所在地の札幌からも遠い場所で、
『新根室プロレス』
(しんねむろプロレス。New Nemuro Pro-Wrestling)
が誕生しました。
 
「無理しない、怪我しない、明日も仕事!」
をモットーに、年に数回、地元のお祭りやイベントなどでプロレスをする社会人アマチュアプロレス団体でした。
 
「ヤフオクで100万円でリングを購入!」
したサムソン宮本さんに、周りは驚いた事でしょう。
 
もっと驚いたのは、普通に仕事をしているおじさん達が、実際にリングに上がってみた時だったでしょう。
 
リングが上下に揺れて、膝の関節が抜けるような感覚だったり…。
距離感が掴めず、なれないと真っすぐに進む事も難しかったり…。
次の展開を瞬時に考えて、技を出さねばならなかったり…。
 
実際にリングに上がってみなければ分からない事が多かった筈です。
 
これを機に結成された
『新根室プロレス』
の軌跡を描いた作品です。
サムソン宮本さんご本人や、同団体のレスラーへのインタビューや試合映像などで紹介されています。
 
ジャック&ベティのお客さんからも、時折笑い声が起こるほど、それはそれは楽しく魅力的なものでした。
自分が根室に住んでいたら、絶対観に行っていたでしょう。
 
サムソン宮本さんの
「大人になっても好きな事を全力でやる行動力。」
「周りの人を楽しませようとする気持ち。」
は徐々に浸透して行き…。
 
2017年にデビューしたアンドレザ・ジャイアントパンダさんがSNSで評判となり、全国に知られるようになりました。
 
自分を含めて…。
多くの方が新根室プロレスの事を知ったのが、このアンドレザ・ジャイアントパンダさんがきっかけだったようです。
しかし、2019年9月
「難病・平滑筋肉腫と診断され・・・新根室プロレスを解散します。」
と大会で発表。
 
同年10月13日。
新木場1st RINGで行われた
『新根室プロレス新木場大会』
で引退されたのでした。
 
同大会直前に上陸した台風19号(令和元年東日本台風)は、強烈な風雨と伴い、各地に大きな被害をもたらしました。
かく言う自分も、都内で有ったイベントから帰れなくなり、普段なら1時間ほどで帰れる我が家に半日以上かかって辿りついてみたら、家の屋根が吹っ飛んでいて、自分の部屋が水浸しになっていたのでした。
 
台風の影響で計画運休もあって、会場にたどり着けなかった選手もいて、試合時間も繰り下げられた中同大会は行われました。
 
普段新木場1st RINGに行かれる機会が少ない皆さんの為にご説明させて頂くと…。
メジャー団体は兎も角。
有名な団体や選手の主催試合であっても、超満員になる事は少ないです。
だいたいは、可動席であるリングサイドが1列だけだったり…。
選手の入退場通路が有る北側の座席が1列(もしくは無配置)だったり…。
 
それでも、満員にならなくて、空席が目立つ試合もあったりします。
 
しかし、今回初めて試合の映像を拝見させていただいたのですが、リングサイドや北側の席にもギチギチに席が配置されていて、空席も見当たらないと言う…。
文句なしの超満員札止めでした!
 
ここまでお客さんで埋まるのは、年間通してもごくわずかです。
しかも、台風後に交通機関の計画運休の影響が残っていて、会場に来るのが困難な方もいらっしゃった筈ですし…。
団体が多く、試合会場・大会数も多い都内なので、目の肥えたお客さんが多い中での偉業ですから…。
これは評価に値すると思います。
何しろ、映画を見たら自分の友人・知人・恩人が何人も映っていましたし…。
 
ただ、選手は大変だったと思います。
 
会場によって、リングの大きさや形状が違いますし、揺れ方等も普段使用しているリングとは異なる場合があります。
その為、
「あれ?いつもと違うな?」
と思われた選手も多かった筈です。
 
…何で自分がこう事を知っているかと言うと、実は一度だけ
「お前も一緒になって闘え!」
と、プロの試合のリング上にあげられた事があるからでして…。
 
会場は、映画にも登場する新木場1st RING。
メインの大会が行われる前に、
「時間があるから!」
と急遽開催されたワンマッチ興行で、カードは
「佐野直 vs くいしんぼう仮面」
でした。
 
技の出し方等は、その場で指示されたものの全く動けず…。
「瞬時に体が動いて技を繰り出せるプロレスラーは凄いな!」
と、それ以来プロレスを観る目が変わりました…。
 
多分、10人位しか見ていなかったと思いますが…。(汗)
 
それは兎も角。
 
この新根室プロレス新木場大会の後、団体は活動を休止。
サムソン宮本さんもお亡くなりになります。
 
この活動休止を経て、2022年10月に新木場1stRINGに再び現れるまでの経緯は、恐らく追加取材されたものだったと思われるのですが…。
それはそれは感動的な場面でした。
 
どうか、このラストを劇場でご覧頂きたい!
 
「全米が泣いた!」
では生ぬるい!!
 
「全世界が泣く!」
レベルの感動が得られるはずです。
(少なくとも、全ジャック&ベティは泣いてました!)

 
終映後、引き続きトークイベントが行われました。
 
以下は、トークイベントの感想らしきものになります。
 
登壇者は、以下のお二人でした。
・鈴木健.txt(表現ジャンル編集ライター)…(右)
・ザ・グレート・サスケ(みちのくプロレス)…(左)
 
終映後。
鈴木健.txtさんが登壇され、ザ・グレート・サスケさんをご紹介されると、下手側(スクリーンを見て左側)前方のドアから、入場曲がながれて場内に入場!
 
場内は大盛り上がりでした。
なお、このトークコーナーは撮影・画像の公開OKとの事でした。
 
冒頭。
「こんにちは斉藤由貴です♡」
と言う挨拶をされたので、
「何だろう?」
と思ったのですが…。
 
どうやら、斉藤由貴さんのスキャンダルの舞台が、ここジャック&ベティだったからだったようです。
「年間200本以上映画を観る!」
程の映画ファンと言う事は、初めて知りました。
(自分が知っている映画ファンの代表は、手塚治虫さんしか思い浮かびませんでした…。)
 
それだけ年間映画をご覧になるファンとして、快くトークイベントへのゲスト出演を引き受けて下さったとの事でした。
 
進行役が鈴木健.txtさんが担当され、質問された内容をザ・グレート・サスケさんが答えられる形で行われました。
なお、時間の都合上、ファンの方からの質疑応答は行われませんでした。
 
予備知識が無い状態で初回上映をご覧になったので、
「新根室プロレスが、アマチュア団体とは知らなかった。」
との事でしたが、サムソン宮本さんが作り上げた新根室プロレスと、そこに集う皆さんとに賛辞を送られていました。
 
ザ・グレート・サスケさんと言えば、1992年10月に日本初の地域密着型の団体である
『みちのくプロレス』
を設立し、スター選手を次々と輩出する人気団体に育て上げた事でも知られています。
 
現在、地域密着を謳う団体は数多く存在していますが、ザ・グレート・サスケさんと
『みちのくプロレス』
の成功が無かったら、恐らく根室の地でもプロレスは受け入れられなかったかも知れません。
 
その最大の功労者とも言えるザ・グレート・サスケさんのX(旧Twitter)で、
「私が未だに達成出来ていない目標をサムソン宮本会長は成し遂げていた!それが何かは明日のジャック&ベティ舞台トークで明かします!」
(3月8日付けポストより引用。)
との事だったので、皆さん注目されていたと思います。
 
これについて、ザ・グレート・サスケさんは
「プロレスを地元の文化として根づかせる事を、サムソン宮本さんが先に実現させた。」
お話しされました。
 
恐らく、自分を含めて…。
全国のプロレスファンの方や、関係者の皆さん等がお聞きになられたら、
「そんなの、とっくの昔に達成されている事だし。そう思っているよ!」
とお感じになられるでしょう。
 
しかし、ザ・グレート・サスケさんご本人の認識では、
「まだ実現できていないし、そのように(関係者の方などから)言われた事も無い。」
との事でした。
「以心伝心…。そんな事、言わなくたって分かるじゃないですか!」
と、皆さん仰るかも知れませんが…。
 
ちゃんと言わないと伝わらない事があるんです!
 
長年プロレスを観続けて来られていて、ザ・グレート・サスケさんに影響力が大きいと言う関係者の方!
「プロレスを地元の文化として根づかせているよ!」
と言う事を、ちゃんと伝えてあげていただければと思います。
 
本作では、サムソン宮本さんがお亡くなりになった後も撮影が続けられており、活動再開後の2022年10月、新木場1st RING大会までが描かれているのですが…。
これについても、ザ・グレート・サスケさんは驚きの声を上げられていたそうです。
 
この他にも、ご自身を描いたドキュメンタリー映画
『The Great Sasuke』
(2015年 アメリカ)
の予告編を放映…。
配給会社の
『太秦』
と、上映館の
『ジャック&ベティ』
にアピールされていました。
 
この時、自分の左横辺りでジャック&ベティの支配人さんがご覧になっていて、場内のお客さんから大きな拍手が送られていました。
(勿論!「上映よろしくお願いします!!」の意。)
 
神奈川県内では、
「本当に良い映画が観たいなら、ジャック&ベティに行け!」
と言うのが、映画ファンの皆さんの暗黙の了解だと、当ブログ管理人は思っているのですが…。
 
どれ位先の事になるかは不明ですが、恐らく上映される事になるでしょう…。
その時は、ザ・グレート・サスケさんが駆けつけて下さるに違いありません。
 
「みなさんがひとりでもいる限り、新根室プロレスは永遠に不滅だ!」
の掛け声で、トークイベントを締めくくられたのでした。
 
トークイベント終了後、公式グッズのTシャツ(3,900円)と劇場パンフ(1,000円)購入者向けのサイン会が行われました。
 
自分は、パンフを買わせて頂いたのですが…。
これが本当に素晴らしい!
 
年に1回刊行される、週刊プロレスの選手名鑑と同じ大きさと紙質(左綴じと右綴じの差は有り。)で、現在の所属選手や、ナレーションを担当されたonちゃん…。
じゃなかった!
安田顕さん他のインタビューや取材・編集を担当された堀威さんの取材メモなど…。
読み物としても大変すばらしい、内容充実の1冊となっています。
 
映画パンフだと、薄っぺらくて紙質も悪く、読むところが殆ど無いものも多いのですが…。
この
『新根室プロレス物語』
のパンフは、本当に素晴らしい!
 
劇場に行かれた際には、必ず手にして頂きたい素晴らしい逸品です!
 
このパンフを買わせて頂いて、サイン会の最後尾に並びました。
列の前方右手にスクリーン入口の扉が有って、次の作品の入場が始まっていたのですが、
「何だ?この列!!」
と言う感じで、入場される皆さんがご覧になられていました。
 
この日は、先程お話しさせて頂いた自分を新木場のマットに引き上げた、プロレスラーの佐野直さんのTシャツを着て行きました。
ザ・グレート・サスケさんが
『みちのくプロレス』
で結成されたユニット
『ムーの太陽』
に、佐野直さんが入信されたので、
「多分、分かって貰えるだろうな…。」
と言う位の気持ちで着て行ったのですが…。
 
このTシャツを一目ご覧になった鈴木健.txtさんが、
「会長!『佐野直からのまわし者』が来ました!」
とザ・グレート・サスケさんへご報告!
「ヴぁ!!」
と、驚きの声を上げられていました。
(驚かせてしまい、申し訳ありませんでした。)
 
パンフの裏表紙にサインをして頂きました。
映画の内容とトークイベント、さらにサイン会と充実した内容に大満足で帰って来ました。
 
 
自分も、この映画を観るまでは、サムソン宮本さんや新根室プロレスについては知りませんでした。
しかし、サムソン宮本さんの情熱や行動力、その人柄に触れ、根室の地で集った選手たちに、大きく心を揺さぶられたのでした。
 
自分が根室や、周辺の街に在住だったら、間違いなく試合に通っていたでしょう…。
もしかしたら、自分もリング上で試合をしていたかも知れません。
 
本作のキャッチコピーは、
「新根室プロレスは 競技を見せているのではなく 生き様を見せている。」
なのですが、その生き様は本当に魅力的でした。
 
「プロレスを、地元の文化として根づかせる!」
と言う、プロをも唸らせたサムソン宮本と、その素晴らしい仲間たちの姿を、どうか劇場の大きなスクリーンでご覧頂ければと思います。
 
なお、横浜のジャック&ベティでは、以下の日付でトークイベントが行われます。
 

・2024年(令和6年)3月16日(土) 12:15回上映後

アブドーラ・小林(大日本プロレス)× 鈴木健.txt(表現ジャンル編集ライター)

 

映画の上映館などの情報につきましては、以下の公式サイトをご覧ください。

 

・映画『新根室プロレス物語』公式サイト

 http://new-nemuro-pro-wrestling-movie.com/ 

 

  予告編はこちら!