2024年(令和6年)2月21日(水)~29日(木)まで、神奈川県川崎市にある
『川崎ロック座』
にて、2月結の公演が行われました。
例年だと、2月結は8日間しか公演が行われないのですが…。
今年は4年に一度のうるう年のため、1日多い9日間の公演期間となっていました。
今回の出演者の方は、以下の皆さんでした。
(出演順)
・mico
・若林美保
・前田あこ
・豊田愛菜
・中条彩乃
・早乙女らぶ
自分は、若林美保さんの舞台作品やキャットファイトの試合を観に行く機会が多いのですが…。
以前若林美保さんがご出演された舞台作品で、
「酔っぱらった時に決めたことを本当の人生と思って」
生きて来た主人公が登場する作品がありまして…。
この作品を観る以前から、自分も同様に考えております。
…でっ!
深く考えずに推し事を入れまくると言う…。(汗)
今回の公演も、やっぱり飲んだ後に
「行きます!!」
とあちこちに言いまくった記憶が…。
本当に申し訳ないです…。(滝汗)
…気を取り直して。
100%劇場に行く事は決めていたのですが、どの日に観に行くのか?
何回目のステージが観られるのか?
それについては、諸般の事情で決めかねていました。
初日の21日。
雨が降っており、雪が降るとも予報されていた程寒く、雨が降りしきっていた神奈川県内でした。
仕事が休みになったので、この日に行こうかとも思ったのですが、余りの寒さの為に断念…。
他の日も予定が入っていて、何とか27日の仕事終わりなら行ける事になって、この日の参戦が決まりました。
ただ、仕事の終了時間次第で、
「4回目のみになるか?」
「3回目も観られるか?」
どちらになるか?
…と言う状態でした。
当日の27日(水)は晴れていました。
通常よりも仕事が終わるのが遅く、既に3回目の公演が始まった後に、仕事先の最寄り駅に到着しました。
その際、駅で列車の運行状況を表示するモニターを見たら、関東地方のJR線に大幅な遅れが生じていたようでした。
自分は気付かなかったのですが、猛烈な風が吹いていて、運転見合わせや速度規制が行われた為との事でした。
これらの為に、JR川崎駅に到着したのが19時40分過ぎになりました。
暫く歩いて、劇場手前数十メートル程の場所にある銭湯の辺りに来ると、劇場が見えて来ます。
すると、入口の辺りに白い人物のようなものが見えました。
しかも、何か光っているような?
劇場前まで辿り着いて、その正体が分かりました。
今回の公演のトリを務められている早乙女らぶさんが、5周年を迎えられたそうです。
(おめでとうございます。)
そのお祝いのスタンド花で、その周囲に付けられたLEDランプが点滅していたのが、光るものの正体でした。
(自分は、紅白の時の小林〇子さんの衣装かと思いました…。)
近くから見ても、人物のように見える程の立派なものでした。
(青い花が飾られていたような?)
入場券を買って劇場へ!
川崎ロック座に来るのは、まだコロナの5類感染症移行後は初めてとなります。
劇場内に出されている諸注意の掲示が減り、踊り子さんへの心付け(チップ)の手渡しが出来るようになっていました。
(他のロック座系列の劇場でもOKなのかは不明です。)
ただし、まだ一部劇場の判断での規制が行われています。
それがマスクの着用で、鼻の上までしっかり覆う必要があります。
ちょっとでも鼻が出ていると、スタッフの方から注意を受けます。
自分も、1公演で何度か指摘されるので、
「早く何とかならないかな?」
とか思ったりする事も有るのですが…。
踊り子さんたちを守るためですし…。
川崎ロック座の劇場スタッフの方が優秀で、安心して観劇できる環境を整えて下さっている証拠と言えます。
現に、川崎ロック座のお客さんはマナーが良く、女性でも安心して観劇出来るので、18歳以上の皆さんには足を運んで頂きたい所です。
客席に入る扉の左側に、踊り子さんの写真が使われている大型のタペストリーが3つ掲示されていました。
以前は無かったと記憶しているのですが、このタペストリーの踊り子さんは、その公演のトリを務められている方のようでした。
川崎ロック座の座席は、全て舞台正面に向かって座るよう配置されています。
自分は舞台全体を広く見渡したいので、花道の左右の席ではなく、舞台正面後方の席に座りたかったのですが、全て埋まっていました。
その為、上手側(舞台を見て右側)の盆(花道先端の円形のステージで、回転機構がある。)の真横の席となりました。
なお、昨年11月に池袋ミカド劇場で行われたSM Festaに行った際は、その日の最後に出演された踊り子さんのみ脱いで、他は下着姿でのステージでした。
(何らかの指導が有ったのかも知れませんが、出演者の方に後日お聴きしたら、当日劇場入りした際にスタッフからお話が有った由…。)
しかし、今回の公演は通常通りに行われていました。
それでは、川崎ロック座の2024年2月結の感想らしきものになります。
基本的に、芝居好きの素人が書かせて頂いているものなので、色々ご寛容頂ければと思います。
なお、今回拝見させて頂いたステージは、一日4回公演のうちの最終となる4回目のみです。
また、若林美保さん以外は、今回初めてステージを拝見させて頂いた踊り子さんとなります。
川崎ロック座2024年2月結
公演期間:2024年(令和6年)2月21日(水)~29日(木)
時間:1回目…
観賞日・観賞回:2月27日(水)4回目(20時開演)
会場:川崎ロック座
観衆:未発表
出演者(出演順):mico / 若林美保 / 前田あこ / 豊田愛菜 / 中条彩乃 / 早乙女らぶ 5周年
【mico】
<演目>
・さくら
4回目トップバッターはmicoさんでした。
和傘を手に、着物調の衣装でのステージでした。
この衣装ですが、アメリカ映画(A〇含む)で女優さんが着られるような、
「厳密に言えば和服ではないけど、そのように見える衣装。」
とでも言いましょうか?
和風ファンタジー作品のようで、ただただ綺麗だなと見惚れてしまっていました。
花道を進んで来られたmicoさんのお姿を見ようと、物凄い勢いで首を向けたら…。
「い、痛ってぇーーーっ!」
思いっきり、左の首筋を痛めました…。(汗)
自分の席が上手側の盆の真横で、左側を見ないと花道が見えないからなんですが…。
この最初の衣装やお姿が余りに素敵だったので、一瞬も目を離したくなかったからでありました。
(micoさん推しの皆さん。micoさん素敵だから、自分の気持ちわかって頂けます…よね?)
一度上手側の袖に下がられて、白いロングドレスにお召かえされ、ラストは椅子を小道具に使われてのポージングで締めとなりました。
「ロック座のステージはこうだ!」
と言う、素晴らしいステージでありました。
なお、micoさんの上演作品は、以下の2作品との事でした。
・1&3回目(奇数回)…『353』
・2&4回目(偶数回)…『さくら』
【若林美保】
<演目>
・龍舞
2番目は若林美保さんのステージでした。
X(旧Twitter)で、赤いスパンコールのドレスを着られた画像が紹介されていたのを拝見させて頂いたのですが、それは奇数回(1&3回目)に上演される
『金魚』
と言う作品のものだったそうです。
自分が観た4回目(及び2回目)は、
『龍舞』
と言う演目でした。
幕が開くと、下手側にポールがセットされていたのですが、冒頭はカラフルな衣装を着ての登場でした。
長崎くんちの龍踊りのような長い吹き流しの先端に棒が付いたものを手に持ち、大きく振りまわしながらの登場でした。
天高く飛ぶ龍の姿を表現されているようでした。
この最初の場面では、ポールを使われていなかったのですが…。
続く場面で、ポールを使われての演技となりました。
これが凄かった!
若林美保さんがポールを最初に使われた作品も、同じ川崎ロック座で拝見させて頂いた事が有るのですが、その時よりも格段にレベルアップされていたので驚きました。
自分の右横が通路になっていて、そこで立ち見でご覧になっていたお父さんが
「すげー!!」
って声をあげられていたのですが…。
本当に、口アングリと言うステージでした。
他の踊り子さん達では真似できない(であろう)と言う、力強さと技と、卓越した身体能力とを兼ね備えたステージを見る事が出来ました。
【前田あこ】
<演目>
・えすいこ
若林美保さんのステージが終了後、
「都合により、出演順を入れ替える。」
旨のアナウンスがあって、前田あこさんのステージが始まりました。
管理人追記(2024年3月9日付け)
「都合により、出演順を入れ替える。」
と言う旨の内容を書かせて頂きましたが、
「時間がおしたので、ポラの進行をダブルにする。」
と言う内容だったのではないか?
と言うご指摘をいただきました。
場内アナウンスがはっきりと聴き取れなかったので、当方の推測で書かせて頂いたのですが、正しくはご指摘して頂いた通りだと思います。
お詫びして訂正させて頂きます。
奇数回(1&3回目)は
『月泳』
と言う演目だったそうですが…。
自分が観た4回目は
『えすいこ』
と言う作品でした。
ステージの下手側(舞台を見て右側)に机と椅子が置かれており、開演と同時に白い白いアカデミックガウンに、四角い卒業帽姿の前田あこさんが登場されました。
そこで、お勉強のお時間…。
だったのですが、どうも数学は苦手のようでした…。(笑)
自分も数学苦手だったので、気持ちはよくわかるぞー!(爆)
その後、冬服のJK姿に衣装替えされて再登場!
数学の教科書を開くと…。
やっぱり、頭がいたくなっちゃいました。(笑)
見ていて凄く楽しい作品で、前田あこさんの演技力や表現力の高さが感じられた作品でした。
【豊田愛菜】
<演目>
・新作(作品名不明)
豊田愛菜さんの上演作品は、奇数回は
『DONE』
と言う作品だったようですが、自分が観た4回目は新作だったようで、調べてみても作品名は分かりませんでした。
冒頭、水色のドレスで登場し、ダンスを踊られていました。
この後、少女歌劇のステージに登場するような、禁酒法時代のアメリカのギャングのような衣装に変わりました。
普段、宝塚とかご覧になっているんだろうなぁ…。
最後は、青いバラを掲げながら踊られていました。
バラの花びらをステージ上に撒きながら踊られていて、その上にリボンさんのリボンが飛ぶと言う、見た目が華やかな演目でした。
ただ、ステージ後のお片付けが大変そうでしたが…。(笑)
(ミカド劇場だと、終演後のお片付けは劇場のスタッフの方が行われるのですが、川崎ロック座では踊り子さん自ら片付けられるんですね。その場面は今回初めて目にしました。)
【中条彩乃】
<演目>
・さんぽ
ここまでの進行は、2-2となっていたのですが、ここからは1-1の進行となりました。
中条彩乃さんの演目は、奇数回は
『くきもん』
と言う作品だったようで、Xには大きな熊の着ぐるみ姿の中条彩乃さんの画像が紹介されていました。
自分が観た4回目は
『さんぽ』
と言う作品だったそうです。
盆にカエル(の大きなぬいぐるみ)が置かれていて、このカエルは怪我をしています。
そこに、レインコートを着て長靴を履いた中条彩乃さんが通りかかり、絆創膏で手当てをします。
今度はカエルの姿になって、大きな種子に花を咲かせると言う作品で、誰でも楽しめる内容になっていました。
自分は、メルヘンチックな作品は卒業しただろうと思っていたのですが、この
『さんぽ』
と言う作品で、
「まだ、こういう作品でも感動できるのか!?」
と自分自身でも驚くほどのステージでした。
そうした事に気付かせて下さった中条彩乃さんに、心から感謝申し上げます。
【早乙女らぶ】
<演目>
・5周年作(新作)
トリを飾るのは早乙女らぶさんでした。
奇数回は
『Born to be free』
と言う作品だったそうですが、自分が観た4回目はデビュー5周年を記念した作品との事でした。
(作品名は不明。)
中国風のファンタジー作品に登場するお姫様のようなお姿で登場された早乙女らぶさん。
衣装だけでなく、豪華な髪飾りやイヤリング、手に持たれた扇子などのアイテムに至るまで、細かく神経を行き届かせて作品を作られていました。
これ、絶対女性が好きな作品だと思います。
特に、少女歌劇のファンの方なら、
「タヒぬまで推し続けます!」
と仰る方が続出するのは間違いなさそうな程、美しさが際立つ作品でした。
川崎ロック座の入口に、豪華なスタンド花が届けられていましたが…。
ファンの皆さんが、そうしたお花を贈りたくなる気持ちがよく分かります。
これは本当に素晴らしかった!
今後再演される機会が有ったら、皆さんにご覧頂きたい作品でした。
終電の関係で、早乙女らぶさんのポラタイム開始と同時に劇場を後にしたのでした。
今回も、素晴らしい踊り子さん達の至芸が観られて、本当に幸せでした。