超戦闘プロレスFMW「ジューン・ブラッド」(6/21 後楽園ホール)観に行って来ました。 | 黒猫マークの宅配便のブログ 「じんせいかくえきていしゃ」(since 2006,10,17)

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 超戦闘プロレスFMWで、隔月に後楽園ホールで行われている大会は、毎回観戦させて頂いています。

 

今回も、先日後楽園ホールの近くまで出かけたついでにチケットを買わせて頂きました。

いつもは仕事終わりに電車に飛び乗り、試合開始5分前位にたどり着くという離れ業(?)を繰り出しています。

しかし、21日(火)は午前中の猛烈な雨の為仕事が休みとなったため、余裕をもって後楽園ホールに行きました。

後楽園ホールでチケットを買わせて頂いただけ有って、物凄く良い席を選ぶ事が出来ましたが、実際にどんな感じの席かは行ってみなければ分かりませんでした。

そうしたら、ひな壇席の最前列(3列目)と言う、とんでもない良席でした!!

見よ!

この眺めを!!

これだけの良席でプロレス観戦させて頂くのは、後楽園ホールではおよそ20年ぶり位になるかと思います。

もう、頬が緩みっぱなしでした!!

 

それでは、試合順に感想などを書かせて頂きます。

 

<試合結果>
超戦闘プロレスFMW「ジューン・ブラッド」
6月21日(火) 東京・後楽園ホール(18時半) 観衆1600人(満員)

 

(第1試合)

【8人タッグマッチ 30分1本勝負】
○W★ING金村&戸井克成&ワイルドセブン&雷電(12分52秒、体固め)五所川原吾作&パンディータ&佐野直&ザ・ショッカー1号●
※金の字フラッシュ

 

自分が応援させて頂き、ご自身のお店のスタンリークラブの店主でもある佐野直選手が出場されるのが、おもに第1試合となっています。

佐野さんの試合が観たくてFMWの試合に通わせて頂いているので、個人的メインイベントと位置付けさせて頂いているのが、この試合です。

(ちなみに、隔月開催の新木場1st RINGでの観戦が無いのは、試合開始時刻までに到着出来ない為!)

 

自分の右側が入退場口となっており、そこからW★ING金村選手が入場してきました。

いつものように一通り踊った後、リングインしました。

 

その後、他の選手がリングインしてきました。

 

 一方、佐野選手他の皆さんは反対側のコーナーからの入場だったので、リングインの場面は良く見えませんでした。

(正面を見ているのが佐野直選手)

 

しかし、凄いメンバーだな!!

右が大人気のパンディータ選手。

真ん中は、今回が初出場となるショッカー1号選手です。

 

最初の金村選手と五所川原吾作選手との対決は、重量感溢れる見ごたえのあるものでした。

 

その後、ザ・ショッカー1号が試合参加しましたが、改造人間の筈なのに弱すぎ…。

最後には、マスクを前後逆にされてコーナーに引き下がるという、まるで現在学業優先の為欠場中の、元小学生レスラー『ミスター6号』(スポルティーバ・エンタテイメント)を見ているかのようでした。

(そういえば、マスクの仕上がり具合も6号選手のようでした。お世話になってるPANDA☆ROCKESの練馬熊猫さんの手になるんじゃないでしょうけどね。)

 

佐野選手も、

「本当は物凄く強い!!」

と言う所を随所にみせて下さいました。

 

最後は、金村選手がザ・ショッカー1号選手に金の字フラッシュと言う技を決め、カウント3で

W★ING金村&戸井克成&ワイルドセブン&雷電組の勝利となりました。

 

ただ、入場時から気になっていた事なんですが、金村選手は体調が悪かったのか?

ちょっと暗い感じがしました。

退場時も、試合終了直後に一人で引きあげてしまいました。

 

第1試合の後に、山近義幸代表と飯泉コミッショナー。さらに、脳腫瘍で欠場中のRayがリングに上がり、ご挨拶されました。


その後、

『演歌女子ルピナス組』

が登場されました。

この日の試合前や休憩時間などに、FMWのテーマ曲となる

 『ファイアー音頭』

のCDを販売されていました。

メンバーの方にを熱唱お伺いしてみた所、2月・4月の後楽園大会の時とは曲が違うとのことでした。

 

自分は、後楽園大会のミニライブのみしか拝見させて頂いた事が無いのですが、流石に

「オリコン10位以内を目指す!」

とお話されていただけの事は有って、歌も踊りも素晴らしいものでした。

 

その思いがお客さんに伝わるのだと思いますが、2・26後楽園の時は、

「誰?あの娘たち?」

と言う感じだったものが、次第にファンの方が増えて来ているようで、サイリュームを持たれたファンの方が、この日は多かったです。

(前回の4月大会の時は、誰もいなかった。)

 

自分も、

{CD出たら買わせて頂こう!」

と、4月の時点で決めていたので、早速1枚買わせて頂きました。

 

『演歌女子ルピナス組』

の皆さんが目標を達成するのは、本当に大変だと思います。

しかし、人生諦めた時点で夢は終わってしまう事でしょう。

 大仁田厚選手が、5万円の元手でFMWを立ち上げ、メジヤー団体を凌ぐ規模にまでの存在にしたという例が身近にあります。

ですから、叶わない夢ではないと言う事です。

 

皆さんも、是非CDを手に取って頂いて、応援してあげ頂ければと思います。

勿論、自分も応援させて頂きますよ。

 

第1試合が始まってから30分も経っていないというのに、早くも第2試合以降の有刺鉄線デスマッチのリング設営の為、休憩時間となりました。

 

通常ロープが張られている場所に、有刺鉄線が張られてゆきます。

この光景を目にして、

「プロの仕事ぶりを目に出来た!」

と物凄く感動した自分でありました。

 

リング設営は、30分ほどかかりました。

おかげさまで、普段は全く余裕が無いトイレや物販なども、思いっきり堪能できました。

 

 

(第2試合)

『FMW女子プロレス ノーロープ有刺鉄線デスマッチ 30分1本勝負』
○ミス・モンゴルwithミス・コハル(6分12秒、首固め)ダンプ松本●

 

「ミス・コハル選手に対して行われる、ダンプ松本先生のプロレス教室」

と言う感じの試合が、ダンプ松本選手参戦以来、一貫して行われてきました。

 

しかし、この日は全くと言ってようい程試合には絡んでいません。

ダンプ選手の入場時に急襲!

 

自分の真横(西側)での場外乱闘や、

 

それ以降のリング内での攻防も、終始モンゴル選手のみが試合を行っていました。

 

流石はモンゴル選手!

 

ただ、最後は力尽きてダンプ松本選手にカウント3を奪われてしまいました。

 

ハンディキャップマッチだったのに、コハル選手が試合に絡んでいなかったのは、個人的に不満がありました。

モンゴル選手も同様で、ダンプ松本選手に極悪入りを志願!

「極悪モンゴル軍創設!?」

を提案しました。

 

 ダンプ松本選手は

「なんだかなぁ…。」

と言う感じで引きあげてゆきましたが、さて次戦以降はどうなるでしょうか?

 

(第3試合)

『FMWVSUWF全面対抗戦 ノーロープ有刺鉄線6人タッグデスマッチ 30分1本勝負』
○藤原喜明&冨宅飛駈&池田大輔(7分3秒、ワキ固め)上田勝次&橋本友彦&松崎和彦●

 

この試合から、FMW軍VSUWF連合軍の対抗戦となります。

 10分ほど試合前にリング調整の時間があってから、試合が始まりました。

この試合、自分は藤原組長を応援です!

 

試合は、他団体では絶対観られないような内容となりました。

前回の後楽園大会から参戦されている

“70歳のキックボクサー”

上田勝次選手も出場されていました。

 

前回よりも動きが良くなり、スタミナもつけられたようです。

試合内容が格段に良くなったのが、現地で観ていて分かったので、物凄いトレーニングをしてリングに上がられたんでしょうね!!

 

試合は、藤原組長が伝家の宝刀、脇固めで松崎和彦にギブアップ勝ちしました。

 

(第4試合)

『FMW VS UWF全面対抗戦 ノーロープ有刺鉄線タッグデスマッチ 45分1本勝負』
○中野巽耀&アレクサンダー大塚(7分26秒、逆片エビ固め)田中将斗&バッファロー●

 

恐らくデビュー戦を観ていると思うのですが、UWFインターナショナル時代から試合を観ているのが中野巽耀選手です。

それでも、恐らく20年ぶり位の試合観戦となります。

(前回は、Uインター時代だったか?)

 

まさか、中野巽耀選手の試合を再び観る事が出来るとは思っていませんでした。

 

そのため、写真の枚数が全試合の中で最多でした…。

 

 勿論、田中将斗選手がアレクサンダー大塚選手にブレンバスターをかます場面や、

 

アレクサンダー大塚選手が田中将斗選手にジャイアントスィングをかます場面とかも、しっかりと目にしました。

 

最後は、中野巽耀選手がバッファロー選手の持ち込んだ渦巻き状の有刺鉄線を奪ってリング上に置き、

 

その上にバッファロー選手を横たえて、逆片エビで絞り上げてギブアップ勝ちとなりました。

 

正直な所、有刺鉄線を避けての短期決戦と言う感じだったので、本当に試合時間が短かかったです。

もっと試合を観ていたかったですね。

この点だけは、個人的には不満が残るものでした。

 

 

(第5試合)

『FMWVSUWF全面対抗戦 ノーロープ有刺鉄線8人タッグデスマッチ 時間無制限1本勝負』
○大仁田厚&雷神矢口&NOSAWA論外&リッキー・フジ(14分48秒、チキンウイング・フェースロック)船木誠勝&高山善廣&長井満也&佐野巧真●

 

前回の後楽園大会と、ほぼ同じメンバーでの試合となりました。

 

基本的に、FMW側は有刺鉄線や公認凶器等を有効に使うという作戦で、UWF側は自分たちのキックや関節技などを駆使するという試合内容でした。

 

もっともUWF側も、有刺鉄線にFMW側のNOSAWA論外選手を投げましたが…。

 

公認凶器は使わなかったです。

 

凶器攻撃ならば、大仁田厚選手お得意の椅子攻撃。

 

長椅子の上に佐野巧真選手をセットしてから…。

 

 サンダーファイヤーパワーボムを決行!

 

しかし、この日一番盛り上がったのは、船木選手に対して大仁田選手がファイティングポーズをとりながらにじり寄って行った、この場面でした。

 

10分過ぎ、大仁田選手が佐野選手に毒霧を噴射!

 

 

視界をさえぎると、脳天にイス攻撃を一閃。

 

 試合がどのようにして決着したのかは、自分の席からは見えませんでした。

公式HPによると、大仁田選手が瀬の選手にチキンウイング・フェースロックを決め、ギブアップ勝ちだったそうです。

 

こんな試合決着だったのでUWF側の怒りが大爆発!

試合後もリング内で暴れまくってました。

 

その後、

「試合より長い!?大仁田劇場」

 となりました。

 

FMWの試合は、本当に観る価値があるなと思います。

 次回大会は新木場となる筈なので行けないと思いますが、恐らく8月の後楽園大会は、また観戦に行ければと思っています。