『アップルスタープロレス第4の刺客!』(6/26 新木場1stRING)観に行って来ました。 | 黒猫マークの宅配便のブログ 「じんせいかくえきていしゃ」(since 2006,10,17)

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6月21日(火)に、超戦闘プロレスFMWを観に行った帰りに、後楽園ホールのロビーで呼びかけられたのでそちらを見たら、自分やここあバトン部メンバーでCPE参戦選手でもある、みでぃさんがお世話になっている佐野直選手でした。

 

「アップルスターの試合が有りますんで…。」

と言って、チケットを勧められました。

 

この時、既に酒をたっぷりと飲んでいたので、試合日や対戦カード。試合会場などを全くチェックできる状態では無かったのですが、

「佐野さんは無理強いしないので、信頼できるから!」

という事で、チケットを買わせて頂きました

 

シラフになってから、頂いた大会ポスターを目にして、超豪華メンバーに仰け反りました!!

 

当日、午前中の所用を終えたのち、試合会場となる新木場1stRINGに行きました。

 

今回は最前列以外は自由席だったのですが、

「どう見ても、お客さんの数が多すぎるだろう!」

と言う位の大入りでした。

自分は18:10頃に会場入りしたのですが、その時点でほぼ空席は無い状態で、南側のひな壇席の2列目に何とか空席を見つけて座る事が出来ました。

 

アップルスタープロレス最大の魅力は、既存の概念にとらわれない自由な発想での試合と、大会運営が行われる事に有ります。

 

自分が到着した時にはライブイベントが行われており、そのご出演者はこんな感じでした。

 

この大会が熊本地震のチャリティーとして開催されたため、とんっでもない豪華ラインナップとなりました。

そのため、アップルスタープロレスの自由な発想とも相まって、試合が始まってからもお客さんが次々に押し寄せていました。

あまりに大勢の方が西側のスペースで立ち見観戦をされていた事から、急きょ第二試合後と第三試合後に、リングサイド南側と西側に自由席が設けられる程の大入りでした。

それでも座れず、スペースが有る西側には立ち見のお客さんで溢れ返っていました。

キャパシティーから考えると、今回のような超豪華ラインナップでの試合開催の場合は、新宿FACE位の大きさの会場が相応しいのかも知れません。

 

それでは、ざっと感想など。

おっこんプロレス第2弾

『いきなりメインイベント 有刺鉄線ボードetcデスマッチ』

 “brother”YASSHI&ライディーン鋼 VS 宮本裕向&竹田誠志

 

 自分は初耳だったのですが、水道橋に『広島お好み焼き・おっこん』と言うお店があるそうです。

そちらのお店が主催されている大会が、『おっこんプロレス』のようです。

 

FMWばりの有刺鉄線ボード&有刺鉄線バットを使用した試合ですが、選手の動きが物凄く良く、本当に感激しました。

FMWで招へいしたとしても、期待に応えてくれる程のレベルの高さでした。

個人的には、この日のベストバウトに認定しました。

 

 リング調整の後、アップルスタープロレスが始まりました。

試合数が長いので、特に印象に残った試合以外は、写真のみのご紹介とさせて頂きます。

 

 

 

<第1試合>

『シングルマッチ15分1本勝負』

MIKAMI VS吉野達彦

 

<第2試合>

 『(しのぶ先生カップ) シングルマッチ15分1本勝負』

佐野直 VS Hi69

 

しのぶ先生って、誰ですか!!!

 

それはともかく、個人的メインイベントなのが佐野直選手の試合です。

今回は海賊風のtコスチュームで入場しました。

帽子がトップロープに引っかかり、あらぬ方向に落ちてしまったのはご愛敬です。

 

今回はシングルマッチなので、佐野選手の本来の能力を知る事が出来ました。

(この人、やっぱり羊の皮を被った狼だわ!)

 

試合途中でおばちゃんしのぶ先生がリングサイドから、尿瓶に入った謎の茶色い液体を大量投入!

それにも負けず、試合が行われました。

 

試合終盤、リング外にセットされた長机の上に横たえられた佐野選手に、ダイビングフットスタンプ(か何か)を加えようと、西側のキャットウォークらしきものを歩くHi69選手でした。

 

しかし、場外カウントは加算され、

「あとちょっとでカウント20!」

と言う所で、佐野選手が復活!

サッサとリングインして、勝利となりました。

 

勝利者賞として、百万円相当の水晶と、万札を糊付けしたレイ(自分が見た所、10万円くらい?)をかけて貰って、満面の笑みで引きあげてゆきました。

 

<第3試合>

『(居酒屋んだんだプレゼンツ666提供試合) シングルマッチ15分1本勝負』

忍VS山田太郎

 
暗黒プロレス組織666(トリプルシックス)と言う団体の提供試合との事です。

 

<第4試合>

『シングルマッチ20分1本勝負』

葛西純VSくいしんぼう仮面

 

どちらの選手の試合も初観戦となります。

くいしんぼう仮面選手は、あれだけの衣装とマスクを身にまとっているのに軽快でコミカルな試合をされています。

 

この試合のレフリーだった大日本プロレスの李日韓さんを、葛西選手と間違えてフォールしたりしてました。

 

全く喋らないのに、ご本人様が考えている事がお客さんにも伝わるので、アスリートとしてだけでなくエンターテイナーとしても超一流だと思いました。

 

一方の葛西選手ですが、あの風貌なのに

「実は物凄く良い人!」

と言うのが、試合の端々で感じられて驚きました。

 

勿論、試合も力強いファイトを観せて下さいました。

このお二人の試合ですが、また観てみたいと思いました。

 

<第5試合>

『シングルマッチ20分1本勝負』

みなみ飛香VSジャガー横田

 

こちらの試合も、みなみ飛香選手。

 

ジャガー横田選手。

 

お二人とも試合を初めて観戦させて頂きました。

試合内容ですが、

「ジャガー横田のプロレス教室」

と言う感じでした。

 

みなみ飛香選手が繰り出す技をジャガー横田選手が受けきり、やり返すと言う感じでした。

 

最後は、ジャガー横田選手の卍固めが決まり、ギブアップ勝ちとなりました。

 

<第6試合>

『タッグマッチ20分1本勝負』

柴山貴哉&TORU VS 宮本和志&ダイスケ

 

この試合は、何と言っても宮本選手の体の大きさとパワーが印象的でした。

今、日本のレスラーで最もパワーのあるレスラーさんかも知れません。

 

<第7試合>

『(負けたらアップルスター代表と食事デートの罰ゲーム) 時間無制限スリーウェイマッチ』

朱里 VS ハイビスカスみぃ VS あきば栞

 

既にご存知の方もおいでかと思いますが、アップルスター社長さんが、とあるとんでもない事をやりまして…。

今回は、それを逆手に取って、女子選手3人によるスリーウェイマッチが行われました。

 

良く見たら、一人客席に紛れ込んでました。

 

 おや?

試合中に誰か乱入してきました!!

 

 この後、カウント3であきば栞選手が負けてしまいました。

 

乱入してきたのは唯我選手との事でした。

アップルスター代表と食事デートの罰ゲームは、唯我選手選手が強奪する形で獲得しました。めでたしめでたし!?

 

<第8試合>

『(日本一のイケメンタッグマッチ) タッグマッチ20分1本勝負』

原学&進祐哉(東京裸少年團)VS美月凛音&谷嵜なおき

 

先日、佐野直選手のお店

『スタンリークラブ』

に伺った際に、

『歌舞伎町プロレス』

と言う団体のチラシが置かれていました。

 

この

『歌舞伎町プロレス』

を旗揚げされた美月凛音(みづき りおん)さんがご出場されていました。

 

さすがにカッコイイです。

また、セコンドが他団体の方と言う事も有ったのかも知れませんが、腰が低く誠実そうな印象がしました。

 

試合の方ですが、他の選手に比べるとパワー負けして攻められる場面が多かったです。

ただ、ご自分で団体を旗揚げされただけ有って、物凄く試合運びは上手かったです。

歌舞伎町プロレスの試合も観てみたくなりました。

 

<第9試合>

『(セミファイナル特別試合) 60分勝負』

ミスター雁之介&中川浩二&怨霊 VS 金村キンタロー&黒田哲弘&折原昌夫

 

先日のFMW後楽園大会ではイマイチやる気が感じられなかった金村キンタローですが、この日は獅子奮迅の大活躍で物凄くカッコよかったです。

 

怨霊選手も、いつもよりもエクトプラズム(ベビーパ○ダー!?)多めのファイトでした。

 

折原選手は初めて試合を拝見させて頂いたのですが、想像以上に体格が良くてびっくりしました。

 

試合後、珍しく金村選手が

「おい雁之助!!20年お互い色々あったけどそんなん水に流して一緒に踊ろうや!」

とマイクアピールしました。

 

そして、もう二度と見られないだろうと言う組み合わせのブリブラダンスが実現しました。

<第10試合>

『(メインイベント) シングルマッチ60分1本勝負』

KENSO VSユンガンチョル

 

ユンガンチョル選手の試合も初観戦となります。

物凄く人柄が良さそうにお見受けしました。

 

 

ジンギスカンの曲にのってリングインされたのですが、北海道日本ハムファイターズのファンなもので…。

ついついチャンステーマ(北海道限定)にあわせて、

「お前が決めてくれ ユガンチョル!」

って歌っていたら、思いっきり周りのお客さんに笑われてしまいました。

 

ちなみに、チャンステーマ「ジンギスカンの歌詞はこんな感じです。

 

【前奏:ウッ! ハッ! ウッ! ハッ!…(ドラムに合わせる)】
(演奏)オイ! (演奏)オイ! ●●!
①打て!(外野席19~24列の座席)
②打て!(外野席19~30列の座席)
③打て!(外野席19~36列の座席)
④打て!(内外野、全座席)
(×2)
(演奏)いけいけ! (演奏)おせおせ!
お前が決めてくれ! ●●!

 

(管理人注:札幌ドームの外野席の列番)

 

今度、歌詞を変えてガンチョル選手の応援歌にしましょう。

 

一方のKENSO選手は、相変わらずの男くさい試合でした。

 

ただ、ガンチョル選手はKENSO選手と遜色のないファイトを繰り広げてくれたので、大感激しました。

さすがにメインイベントを任されるだけの事はある試合でした。

機会が有れば、ガンチョル選手の試合も観に行ってみたいです。

 

以上がアップルスタープロレスの試合でした。

10試合が終了した時点で22時を超えていました。

 

終電の関係で、この時間で席を立たれる方も多かったのですが、自分は22:30頃までなら何とか大丈夫なので、そのまま

『アップルスターライブプロレス』

を観戦させて頂きました。

 

『アップルスターライブプロレス』

とは、リングの北側の特設ステージでハードロックを演奏しながら、リング上で試合が行われるというものです。

 

<第1試合>

『"brother"YASSHI V 阿部史典 アップルスターライブプロレス』

ライブパフォーマーMasked World Musica

 

<第2試合>

『(居酒屋んだんだ提供)ドランカーズマッチ』

谷嵜なおき VS 翔太

ライブパフォーマー下痢バンド

 

電流爆破マッチを凌ぐほどの危険度の高さを誇ったのがこの試合です。

1分間経過する事に、テキーラ一気飲み!

そして、プラ製コップに入った酒の一気飲み!!

 

皆さん。絶対真似をしてはいけません!!

 

何しろ、おちょこサイズの容器に入ったテキーラをチェックする為に、李日韓レフリーが口に不運だ途端に、グレート・ムタ選手の毒霧よろしく、思いっきり噴き出してました!!

さらに、ラウンドガールさんにまで飲ませる始末!!

 

絶対、他団体では実現不可能な試合でした。

まぁ、試合後は当然こうなりますよね…。

 

そんなこんなで楽しい1日となりました。

アップルスターさんの試合は、今後も観続けてゆこうと思っています。

 

最後になりますが、今回の試合をご紹介下さった佐野直選手と、アップルスタープロレスの関係者と出場選手・アーティストの皆様に、この場をお借りして御礼申し上げます。

かい