湘南ベルマーレが、初の福島県での試合を行われました。
J1の試合としても、福島県で初の試合となりす。
会場は、Jリー自分も応援させていただいている提携先のJ3
『福島ユナイテッドFC』
のホームスタジアムである、
『とうほう・みんなのスタジアム』(福島県営あづま陸上競技場)
での開催となりました。
開幕当初、前半のスケジュールの中で、この試合だけ唯一開催会場等が未発表でした。
それが福島開催となった時点で現地観戦を決めており、交通機関の手配などをしていました。
しかし、諸般の事情で予定変更せざるを得なくなり、試合当日に往復12時間ほどかけて福島入りするという強行日程となってしまいました。
本当は、
同様のスケジュールだった チーム公式のバスツアーに申し込みたかったんですけどね。集合時間が始発電車に乗っても間に合わないので、申し込めませんでした…。
小田急の始発で新宿まで行ったのですが、最寄り駅に到着したころから雨が降り始め、新宿に到着した時には本降りになっていました。
今回バス利用に決めた理由の一つが、バスタ新宿を利用してみたかったという点です。
個人的な見解ですが、売店も出発ターミナル(4階)に無い上人が多すぎて座れる場所がありませんでした。帰って来た時に、小田急利用の為に到着ターミナル(3階)から甲州街道を渡って、南口まで行ったのですが物凄く分かりにくかったです。
この点から判断して、自分にとっては物凄く不便なターミナルと言う結論になりました。
…それはさておき。
8時発の高速バス『あぶくま号』の始発に乗りました。
東新宿にあって、いつもお世話になっている新宿TOPスペースさんの前を通過しました。
「TOPスペースさんの前の道をずっと進むと、何処に出るんだろう?」
と言う謎が今回とけました!
10分ほどで早稲田大学、20分ほどで池袋駅東口(西武側)の前を通過し、さらに10分ほどで飛鳥山公園になりました。
そこを左折して王子駅に停車し、3分の1位のお客さんを乗せて福島に向かいました。
とうスタに行くというお客さんは自分だけでしたが、休憩の為に停車したサービスエリアに、湘南サポの方がいらっしゃって嬉しくなりました。
(ただ、時間的に考えてキックオフに間に合ったかどうかは定かではありません。)
片道5時間の旅なので、心身ともに疲れるのですが、車内から安達太良山が見えて来た時には嬉しかったです。
さらに嬉しかったのは、到着した福島駅東口に福島ユナイテッドの看板を発見した事ですね!
のぼり旗も多くはためいていました。
12:59の定刻よりも、数分早く福島駅に到着したのは良いのですが、シャトルバスが発車する西口に移動せねばなりません。
どこを通ればいいのか?
かなり探しまわりました。
結果として、地下の連絡通路を通る事が判明したのですが、物凄く分かりにくかったです。
しかも、広大な貨物のヤードがある福島駅なので、その通路が長い事!
ようやく見覚えのある西口へ出た時には、13時を少し回っていました。
シャトルバスの看板は、福島ユナイテッドのマークの上にベルマーレのそれを重ねた特別仕様(?)でした。
バスは既に止まっていましたが、福島交通さんのバスでは有りませんでした。
どこかのツアーバスをチャーターしたようです。
(3号車の札が付けられていましたが、後刻とうスタの駐車場で確認したところ、4台使用されていたようです。)
出発時間は随時運行とだけあって書かれていなかったので、発車時刻が分かりません。
昨年のとうスタ参戦のおり、所要時間が30分かかったので、
「14時のキックオフに間に合うためには、遅くとも13:10頃までには出発しない間に合わない!」
と思っていたのですが、13:15を過ぎても出発しません。
運転手さんに発車時刻を質問に行こうかと思った13:20に、ようやくバスが出発しました。
さぁ、今度は何時に到着するか?気になって仕方ありませんでした。
渋滞も信号待ちも無かったので、想像以上に速く!!
何と20分でスタジアムの駐車場にバスが到着しました。
買い物のためスタジアム正面の方向に歩いて行くと、見慣れたトラックが止まっていました。
しかし、ここはBMWスタジアムでは無く、とうほう・みんなのスタジアムです。
「お互い遠くまで来たなぁ!」
と言う、不思議な気持ちがしました。
メインスタンドの入り口付近からスタジアムを見てみると、BMWスタよりも綺麗で大きく見えます。
入場ゲート付近には、こんな横断幕が掲示されていました。
BMWスタで良く見かけるベルマーレフードパークのお店も、わざわざ福島まで遠征して来て下さっていました。
でも、今回はせっかく福島までやって来たので、福島まで来なければ食べられないものを買わせて頂きました。
(福島で買えなかった分は、今月のジュビロ磐田戦で埋め合わせます!)
キングベルⅠ世の遊具も、とうスタで見ると不思議な気持ちがします。
買い物を済ませた時点で、キックオフまで10分を切っていましたので、急いでスタンドの右手の方向に進みました。
実は、とうスタ右隣には、先日巨人戦(勿論1軍!)が行われた
『福島県営あづま球場』
があります。
前回来た時に場所は確認したのですが、近くまで行って写真を撮らなかったので、観ておきたかったのです。
プロ野球の試合が出来るだけあって、物凄く立派でした。
BMWスタの真横にある『バッティングパレス相石スタジアムひらつか』よりも、はるか上を行く規模でした。
写真だけ撮って、更に急いでゲートに向かいました。
ふと見上げると、とうスタで初めて目にするJ1の旗がはためいているのが見えました。
ようやく入場ゲートに到着し、中に入りました。
ホーム自由席は、3ゲートを入った先で左右にある階段をのぼった芝生エリアに設定されていました。
左側がBMWスタのバックスタンド席・右側がホーム側サポーターエリアとなります。
自分はベルマーレの試合でサポーターエリア・デビューをさせて頂こうと思い、迷わず右側のエリアに行きました。
ちなみに、この場所からスタンドを見てみると、こんな感じです。
福島初のJ1開催とあって、もっと多くのお客さんがいらっしゃっているのだとばかり思っていました。
想像以上にお客さんが少ない気がしました。
まぁ、今回は芝生席を開放しているので、こちらで観戦されている方が多いという事もあったでしょうね。
これが来年以降、満席でチケットが買えない!と言う位の集客が出来るかは、この日の試合にかかっていると言えるでしょう。
もうキックオフまで5分前だったので、セレモニーはほぼ終了していました。
お世話になっている湘南&福島サポの方にご挨拶させて頂いた直後に、試合が始まりました。
試合の方ですが、今シーズンよく目にする
「頑張っているんだけど、上手く行かない。」
と言う感じの試合でした。
ちょっと運が悪いなぁ…。
と言う場面が多かった気がします。
前半37分にヴィッセル神戸中坂 勇哉選手にゴールを決められてしまいました。
そのまま、1-0ヴィッセル神戸リードで前半終了となりました。
ハーフタイムとなり、芝生エリアにトイレがなかったので、ゲートを出てトイレに行った後、試合前に買わせて頂いた、福島県福島市の株式会社ダイオー(岩代屋敷大王さんがご出店)さんの
『いもくり佐太郎』(左 ¥600)
と、
『ふくしまソース勝つ丼』(右 画像のはミニサイズで¥800)
で腹ごしらえです。
ちなみに、写真の
『いもくり佐太郎』
は福島ユナイテッドFCとのコラボ商品で、3個入りとなっています。
売り上げの一部が福島ユナイテッドFCの強化資金になるとの事でした。
また、
『ふくしまソース勝つ丼』
のパッケージは、今回の湘南戦限定パッケージとなっていました。
(諸般の事情で、ロゴ等は掲示されていませんが…。)
これが物凄く美味しかった!!!!
感激しました!!!!
自分はこれから福島県の事を
『美食の県 福島』
と呼ぶ事にします!
後半が始まりました。
1点ビハインドなので、前半よりも攻めまくっていました。
しかし、点が入りません。
自分も精一杯応援させて頂いたのですが、後半アディショナルタイム1分に、ヴィッセル神戸の藤田 直之選手に追加点を入れられてしまい、万事休す!!
2-0でヴィッセル神戸の勝利となりました。
誰も勝利をあきらめず、終始攻め続けていたのですが、ちょっと運が悪かったですね。
またまた負けてしまったのですが、皆さん温かく選手を出迎えて下さった姿が印象的でした。
試合終了後は、すぐに福島駅発の高速バスに乗って帰宅するスケジュールを組んでしまったので、お世話になったサポーターさんにご挨拶を済ませただけで、あわただしく家に向かわねばなりませんでした。
今回はホームゲームでは有るものの、初の福島県でのJ1開催と言う事も有って、色々難しい所もあったと思います、
しかしながら、自分が目にした限りでは、スタッフの方の誘導や売店の方々の接客などに、何の落ち度も見当たらない、素晴らしい運営が行われていました。
ヴィッセル・サポーターのみなさんも、遠路はるばる福島まで来て下さりました。
湘南サポーターよりも少人数であったものの、気合いのこもった応援で選手を盛り立てて下さり、結果として勝利をつかみ取る原動力になったと思います。
さらに、湘南サポーターの皆さんも、福島まで来ていただき、ありがとうございました。
福島ユナイテッドFCと業務提携している事はご存知だったと思いますが、どんな会場で試合をしているのか?等は現地まで来て頂かねば分からないと思います。
本当に、福島で試合を開催していただき、現地までおいで頂いて、感謝しています。
ただ、この1試合だけで終わらせてはいけません!!
続けて行かなければ、今回福島で開催した意義も薄れて行ってしまうと思います。
ですから、これからも年1試合でも構いません!!
ぜひJ1の試合を福島で開催していただければと思います。
その時のJ1のホームチームが湘南であれば言う事はないのですが、他チームのホームゲームでも構いません!
毎年福島でJ1の試合を開催する文化を根付かせましょう!!
そのためにも、この日観戦して下さった4,501人の皆様!
ご自分の目で見て!耳で聴いて!心で感じ!舌で味わった!福島の現状と、サッカーの素晴らしさ等を、どうか他のサポーターさんや周囲の皆さんにお伝え下さいませ!!
そして、次回はチケットの手配に苦労して、
「いやー、チケット買うの本当に大変だったよ!」
と言えるよう、盛り上げてゆきましょう。
最後になりましたが、試合開催のために尽力して下さった全ての皆さんと、当日お世話になった皆さん。会場やテレビ等で両チームを応援して下さった皆さんに、心から御礼申し上げます。
PS.福島県。本当に気に入りました!!
必ず再訪しますよ!!!