今日は、女の子のためのMMORPG「女神幻想ダイナスティア」の、無料開放記念日でした。
たくさんの聖乙女さまに、式典に参加していただきました。ありがとうございます。
毎年、この時期に、フィギュアスケートの世界選手権があります。いまの時期、いろんな意味で、お祭りです。



結局、外国選手の注目編を書く前に、男子シングルは終わってしまいました(笑)。
正直、ちょっとまだ頭が整理できていないのですが、高橋大輔選手には、ほんとうにお疲れさまと言いたいです。ワールドは切ない結果ではありますが、いいシーズンでした。そう思います。
世界チャンピオンとして本命視されて、海外メディアの注目にもさらされて、本番で演技に入って、ちょっとうまくいかなかった。こんな経験は、誰もができるものではありません。高橋選手にとってもはじめての経験だと思う。ただ、ライバルは、ジュベール選手にしてもランビエール選手にしてもライサチェック選手にしても、そして、今回優勝のジェフ・バトル選手にしても、すでにその経験はしてきているんですよね。
いまはほんとうに辛いと思うけど、絶対に貴重な経験になると、灰原は信じます。
五輪で輝く唯一無二のメダルを目前にしたときに、そこまでどれだけたくさんの、ギリギリの勝負を積み重ねてきたか……勝った経験だけではなく失敗の経験もあり、さらにそれを乗り越えた経験があるかどうか、経験を活かせるかどうかが、運命を分けるような気がするのです。


スポーツには勝ち負けがあります。
そんで、灰原は思うんだけど、負ける理由っていうのは、たくさんあるんだけど、勝つ理由というのは、いつも、ひとつしかない。
強いから勝つのです。
表彰台に乗った3人は、強かった。中でもジェフリー・バトル選手は強かった。
強かった。素晴らしかった。本当に。
彼の中に、こんな強さがあるとは思いもしませんでした。
あなたの手強さを、見せてくれてありがとう。
優勝おめでとう。



ちゃんとした感想は、また、明日にでも書きます。
小塚崇彦選手も、ほんとうに頑張りましたよね!
日本男子は来季も3枠ですよ。えらかった!



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他人に、ゆうべの夢の話を聞かされるのは困惑ものだと承知していますが、あえて聞いてくださいよ!
ブログ書きながら、うっかりPC前でうたた寝していて、エミリー・ヒューズ選手が、大統領選挙に出ている夢を見ました。
スーパーチューズデイで圧勝して「どうよ!」と自信まんまんに笑っているところが、テレビのニュースで報道されてて、「ああ、エミリー、また忙しくなっちゃうなあ。来年のGPSはどうするのかしら」と、思ったところで目が覚めました。
どんな夢よ。
っていうか、夢に出るほどエミリーのことが気になっていたとは、自分でびっくりですよ。
っていうか、エミリー、本気で大統領になったらどうしよう。
いまはありえないですけど、なにしろハーバードですし、遠い将来にはそっち方面いってもおかしくない人材ではある……。
ホワイトハウスで「どうよ!」パワー炸裂か!?
……えー、夢の話はこれくらいにして、イエテボリワールド女子シングルFS、感想いってみましょー。
れっつらゴー!


●キミー・マイズナー選手(アメリカ)
SPでは、久々にキミーらしい、元気のいい滑りを見せてくれたキミー。FS「トゥーランドット」。どーでもいいけど、SPでは控えめだった、アナウンサーさんのリリカルな実況がFSでは全開です……昨日が奇跡だったのかしらー。
冒頭の3F+3Tは綺麗に降りたように見えましたが、ジャッジはロング&回転不足。けっこうガッツリ点を引かれています。厳しい。
つぎの3Lzコンボは大丈夫。ルッツはずいぶん取り戻したみたいですね。
スパイラルは加点があり、コンボスピンのシット体制など、キミーらしい、きちんとしたポジションで、スケーティングに伸びもありましたし、良かったと思います。たしかに、3Lz、3S、とミスはありましたが、いまの彼女の全力を見せてくれたと思うし、この場所でそれをすることがどれほど難しかったか、ファンはみんな知っています。だって、去年、今年ほど調子が悪くはなかったというのに、キミーは東京で、自分の演技をすることができなかった。転倒がどうとかでなくて、気持ちが途切れなかったということが、なにより素晴らしかったと思います。キスクラでの表情も穏やかで、ホッとしました。
今回のイエテボリ、順番でいったら、カトリーナ・ハッカー選手が派遣されてもおかしくはなかった。けれど、全米スケ連はキミーの再起にかけました。わずかに時間で、よくこたえたと思います。頑張りましたキミー。7位入賞おめでとう。よくやった。キミーを信じてくれた全米スケ連の方々もありがとう。
来季はコーチはどうするのかな。キャラハンコーチのもとに留まるにしても、グレゴリーコーチのもとに戻るのだとしても、来季のキミーは今年より倍恐ろしい、そう思います。頑張って!


●サラ・マイヤー選手(スイス)
昨季、今季、と、日本のコンポーザーの曲を使っているからかもしれませんが、ふしぎとオリエンタルな雰囲気を感じるサラちゃんの演技。故障を抱えて、スピードはいつもよりなかったかなーという気はしましたが、丁寧にすべてのエレメンツを演じていて、とくに、エリックではノーカウントの憂き目を見たコンボスピンのシットポジションなど、非常に注意深く演じられている印象でした。見ていてとても癒される演技でした。
サラちゃんはサルコウが得意なのですね。ロングエッジ対策ということで、フリップの代わりにサルコウを入れています。得点的に、ロング&転倒になることを考えると有利なのももちろんだけど、本人が自信をもってるのがすごいわかって、いい判断だなと思いました。
しかしなんだろう、サラちゃんの、この癒しの。清清しいこの持ち味、彼女だけのものです。サラ・ブライトマンさんの歌とかで「スカボロフェア」とか滑って欲しいなあ。絶対似合うと思う。
6位入賞おめでとう。来季は、まずはヨーロッパ女王獲りにチャレンジってかんじでしょうか。3+3練習してるんですよね。同年代のロシェ兄さんも中野友加里選手も3+3にチャレンジ中。3+3は10代じゃないとチャレンジできないなんて迷信ですよね。頑張って!


●安藤美姫選手(日本)
美姫ちゃんの演技については……言葉が見つかりません。どれほど悔しかったでしょうか。
怪我をしている足で、素晴らしい3Lzでした。ジャンプの女王の心意気を、充分に見せてもらえました。ありがとう!
スケ連とモロゾフコーチが用意した棄権届にサインをせず、自分の意思でリンクに出、自分の意思でリンクを去りました。立派な姿だったと思います。モロゾフコーチはたしかに超一流のコーチですが、安藤美姫選手もまた、超一流の、大人のアスリートです。自分の意思のない人が勝てるほど、スポーツは甘くありません。
他人の言動に翻弄される幼い時期は脱し、苦しみも喜びも自分自身に引き受けて、ほんとうに強くなったと思います。リンクでイエテボリのお客さまに挨拶する美姫ちゃんは、かつてないほど美しかった。故障が多くて大変なシーズンでしたが、お疲れさまでした。
来季は、練習環境とともに、フィジカルのコンディションについても、よく整えて欲しいと思います。
肩の手術をするそうですが……野球選手に、いいお医者さん知らないか、聞いてみたらいいんじゃないかなー。メジャーリーグのピッチャーがいちばんそういうこと知ってると思うんだけど。日本でも桑田真澄投手とか、知ってそうですよね。いいトレーナー、フィジカルトレーナーとともにメンタルトレーナーも、ライバルたちはもうつけているので、ぜひつけて欲しいと思います。


●アシュリー・ワグナー選手(アメリカ)
GPSでは恐れ知らずの娘っこに見えたアシュリーちゃんですが、イエテボリでは緊張が出たみたいですね。ちょっと失敗の多い演技となってしまいました。本当はもっとできるのに、と、きっと本人が思っているはず。いいことです。
恐れを知らない心、というのは、いろんなことを知らないからこそ持てるものじゃないのかな。2005/2006シーズンを席巻した浅田真央選手や、キミー・マイズナー選手はまさにそういう状態だったと思うんですけど、彼女たちにもプレッシャーに苦しむシーズンが訪れました。今年そこを経験して、乗り越えるチャンスを得られたのは良かったと思う。彼女のライバルである、ミライ・ナガス選手や、キャロライン・ジャン選手は、もしかしたら来年そのプレッシャーに直面するわけですから。ロスではアメリカ女子は2枠なんで、枠獲りの全米からすごいプレッシャーだと思うんですけど、いちど厳しいところを潜ったアシュリーは強いと思いますよ。
ジャンプは全体に不調でしたが、スパイラルはさすがの美しさ。アメリカ女子はほんとうにスパイラルのレベルが高いなあ。
多分内心はがっかりだったと思うんですけど、ニコニコしながらキスクラに戻ったのはえらかった。そう! 転んでも笑わないと! エミリー・ヒューズ大統領もそう言ってる!(また夢の話か!)


●ジョアニー・ロシェット選手(カナダ)
きゃー☆ 兄さん、頑張って~!
茶の間で黄色い声を出す灰原を、冷たい目で見る家族たち。いいじゃないかファンなんだよ!
「ドン・ファン」。昨季からの持ち越しプログラム。やはり、落ち着いていますね。
冒頭は3Lz+2T。3+3は自重したもよう。ちょっとお手つきしたみたいすけど、それがなんですか。灰原的には、予備動作のときの背筋の張りだけでGOEプラス3ですよ。
2番手のミラちゃんの得点が、わりに伸びなくてですね、カナダの枠取りは兄さんの双肩にかかってたわけですけど、カナダ女王の重責は充分に果たされたと思います。
昨季からルッツに苦しんでいた兄さんですが、今今回はルッツが綺麗に入ってよかった。そして、なんといってもストレートラインステップ。素晴らしいキレ! 男性的な迫力のある曲調によく似合います。
ちょっとジャンプの着氷にバラバラしたところがありましたけど、だいぶ、いいときの兄さんの演技に戻ってきた感じがする。スピンとかは、丁寧にレベル取れてて、得点はけっこう伸びました。入賞おめでとう! キスクラでコーチとハグする姿さえもカッコよかったです。
来季は「トスカ」滑ってくださいよ兄さん。絶対似あうって!


●カロリーナ・コストネル選手(イタリア)
灰原の大好物2連続。カロちゃん頑張って~! またしてもテレビのまえで熱烈応援の灰原。ロシェット兄さんを応援するときには、アイドルのファンのごとき心境なのですが、カロちゃんを応援するときには、孫を応援する祖母のごとき心境です。
最初の3F+3T+2Loは綺麗に決まった! 加点も1点ついて、12点です! クワドコンボ並みの得点。女子にこれやられちゃあかなわないなー。
続く3Lz、3Fはバラけましたが、なんとか堪えた。
圧巻はスパイラル。スーパーカーというか、超特急というか、ぐいーんぐいーんっと伸びる伸びる。リンクが小さく見えます。
ステップはちょっと惜しかったかな。ちょっとつっかかってレベル3。いまの彼女なら、ステップはレベル4取れると思うんですが(さらっと言う灰原)、カロちゃんの場合、不確定要因の多いジャンプはどうしてもミスが発生するので(もはやマストですわ)、ステップで得点取れるようにすると、すごく精神的にも安定して、逆にジャンプも安定すると思います。それにしても今回、いつ転んでもおかしくないくらいジャンプは軸が曲がってたのに、よく堪えたなあ。頑張りました。
SPで首位に立ったと知っただけで、ファンとしては、いい夢見させてもらった感じだったんですが、FSでここまで踏ん張るとは! カロちゃん確実に進化してますね。公式サイトに、ついているメンタルトレーナーの名前が入っていたり、所属しているオーバースドルフのアイスドームにも、サイコセラピストがついていたりと、メンタルトレーニングの環境が万全なことも影響しているのかな。このところオーバースドルフ組(クリストファー・ベルントソン選手、トマシュ・ベルネル選手、ステファン・ランビエール選手、サラ・マイヤー選手、スザンナ・ポイキオ選手など)が好調なのは、充実したメンタルサポートの賜物かもしれないですね。永遠の未完の大器と呼ばれたカロちゃん、ついに天才は真に覚醒するか!? セラピストの手腕にも期待です。
だけどね、彼女がどんなにたどたどしい滑りを見せても、どんな瞬間でも灰原はカロちゃんのスケートを見てると幸せになれるんですよ。大好きですカロちゃん。銀メダルおめでとう!


●キーラ・コルピ選手(フィンランド)
ああ、美しいなあー。美しい人を見るのは幸せだなあ。
氷上に立ってくれただけで、もはやPCS40点くらい出したい、美貌のコルピ選手。FS「オペラ座の怪人」は、昨季からの持ち越し。できれば会心の演技を……と期待したのですが、やっぱり最終グループ入りということで、緊張しちゃったですね。ちょっとミスが多かったかな。
だけど、中盤の3Loはすごく綺麗だったし、今年はほんとにスピンが上手になりましたよね。以前は、回転しながら動いちゃったりしてたんだけど、ぜんぜんそんなことなくなったし。夏季ミーシンキャンプの賜物でしょうか。
ヨーロッパ選手権ではメダル常連となって、いよいよ世界トップグループ入りが視野に入ってきました。まだ10代で、若いのに、背後から年下に突き上げられてるあたり、キミーや美姫ちゃんにちょっと似てるかな。来季、3+3を安定させて、まずはGPSの表彰台を狙ってくると思う。着実にレベルが上がっていて、楽しみな選手のひとりです。頑張って!


●キム・ヨナ選手(韓国)
FS「ミス・サイゴン」。何度見ても、すっごくイイプログラムですよね。華やかな金管の曲調が、ヨナちゃんの滑りを引き立てます。
冒頭の3F+3Tは、いつもながら、ため息が出るほど完璧な出来栄え。綺麗だわあ~。ただ、着氷後の伸びが、いつもよりないのが気になった。やっぱり股関節と腰、痛いんだなあと、見ててわかりました…。
そのあとも、痛みに耐えて、よく頑張ったヨナちゃん。スパイラルシークエンスのあとの2A+3Tには、参りました。すごく綺麗。
ルッツに1度すっぽ抜けがありましたが、ほかには大きなミスはなく。ただ、ステップとか、ふつうに考えたら素晴らしいんだけど、ヨナちゃんのスケートはもっと伸びるの知ってるから、ああ、苦しそうだなというのがほんとにわかって、頑張れ、頑張れ、と、祈るように見てしまいました。よく頑張ったと思います。FS1位、ジュニアゴールドメダル獲得おめでとう! 銅メダル獲得おめでとう!
絶対の優勝候補と見なされていたのに、故障で一転、出場も危ぶまれたイエテボリ。出てきてくれてほんとうに良かった。今年のプログラム、両方とも灰原は大好きだったから、見られてほんとうにうれしかったです。
最近はオーサーコーチに教え子が増えて、先輩になったヨナちゃん。来季はどんなチャレンジをするのかな? 楽しみです。頑張って!


●浅田真央選手(日本)
冒頭の3A、ジャッジの前で、すごく大きな転倒をして、怪我でもしたんじゃないかと思ったんですけど、すぐ立ち上がり、なんと見事な3F+3T! 素晴らしいです!
ルッツはロングを取られたようですが、減点幅は最小ですんでます。やっぱ全体の流れが美しいから、引けないですよね、ジャッジも。ただ、スパイラルのレベルが、SPと並んで取りこぼしてたり、スピンもとりこぼしてたり、ジャンプ以外のところで、コーチ不在の練習で苦しかったんだな、というところが仄見えて、胸が痛くなりました。
ジャンプだけ飛べれば勝てる時代ならともかく、いまはそうではないから、飛べたとしてもジャンプもエッジとか、着氷姿勢とか、回転とか、細かくチェックされますし、スピン、スパイラル、ステップにいたっては、微妙なミスでもレベルが下がって取りこぼしてしまう。新しいコーチは絶対に必要だと思います。
これだけ取りこぼしてるのに、フリー120点越えはさすがです。
灰原は、今年は、表現者としての浅田真央選手の、意思の片鱗が見えたシーズンだと思っていて、ただ点がとれるように、ただ美しく、滑るというんではなくて、彼女ならではの表現が出てきたと思うんですよ。サーシャ・コーエン選手のような可憐さではない。イリーナ・スルツカヤ選手のような生命力の奔流でもない。荒川静香選手のような神々しさでもない。真夜中の森で見上げる月のような、ストイックで迷いのない、道しるべのようななにか。
もっと浅田真央選手の「表現」が見たいです。
絶対、来年には、「2連覇!」と言われると思うんだけど、そのへんはあんまり気にせずに、自分のスケートを追及してくれるといいなあ。
金メダルほんとうにおめでとう! 頑張って!


●中野友加里選手(日本)
「スペイン奇想曲」。中野さんは、復活のきっかけになったプログラムが「ドンキ」だったし、スペインものとは相性のいい印象があります。
素晴らしい演技でした。
冒頭に3A挑戦。安藤美姫選手が棄権して、枠獲りのプレッシャーがかかる中、相当気持ちがなければあれはチャレンジできない! 「降りられるに決まっている」という、強い自信を感じました。かっこいい!
続く3F+2Tコンボも綺麗。スピンはほんとうに速いですね。中野選手がスピンに入るたび、場内が沸きあがるのを感じました。
スパイラルシークエンスもいい表情。3Fでちょっとミスが出ましたが、直後の3T+2T+2Loは流れもあってほんとうに良かった! サーキュラーステップもすごく深く、スピーディに踏めていて、素晴らしい出来栄えでした。こんなにいい中野選手は見たことない。灰原も自宅でスタオベしました。
結果的に、3Aは回転不足と判断され、得点もあんまり伸びませんでした。今回ちょっと厳しかったですね。非常に正直にいって、今回、どのカテゴリーでもヨーロッパ外の選手にたいしては点が辛かったと思うんですけど、これはどこでもあることで、たぶん、東京ワールドとかNHK杯とかでは日本の選手は得もしてるんですよ。
得点にたいして、穏やかに受け止めている中野選手に品格を見ました。順位は4位でしたが、女子FSの全体で、いちばん観客を喜ばせた演技だったんじゃないかなと思います。
得点より順位より、フィギュアスケートの競技人生の中で、世界選手権という場所で、中野選手がこの演技ができたことをお祝いしたい。おめでとう!!
来季こそ、ワールドの表彰台が欲しいですよね。届く力はある。世界に見せ付けたと思います。頑張って!



FSが地上波放映ならなかった選手たちについても、後日、鑑賞予定です。見られたら、そのうちなんか、感想を書く…かもしれません。
表彰式の君が代が生歌でちょっとびっくりしました。そして、退場がABBAだったのにも、びっくり。やっぱりスウェーデンだからな。
「The winner takes it all 」。
……神々はサイコロを投げる。氷のように冷徹に。誰かが倒れ、勝者はすべてを得る。そしてまた、ゲームは始まる……
長い戦いに疲れて、傷ついた体を癒したら、ロサンゼルスへの道は、すぐにはじまります。
でもいまは、選手たち全員に、おめでとうとお疲れさま、そして、感謝の言葉を言いたいです。
たくさんの素敵な演技をありがとう! ティラミスでも食べて(byカロちゃん)、しばらくゆっくりしてくださいね。
さーて、いよいよ男子シングル、開幕ですよ!




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20日夜にゴールデンタイムで放映された、女子シングル。素晴らしい演技の連続で、ほんとうに良かったと思います。
それでは、放映された選手たちの感想など。適当な順番で(ご飯食べながら見たんで、メモとってないんです。すみません)書いていきたいと思います。



●安藤美姫選手
SPを「サムソンとデリラ」から「シェーラザード」に戻してのチャレンジ。冒頭の3Lz+3Loは、今回はじめから3+2にすると決めていたようですね。3Fは見事なエッジ使いで素晴らしい高さ! 2Aも着氷成功で、ジャンプに大きなミスはありませんでした。
スピンも、ポジションのひとつひとつはしっかりできていて、ただ、ちょっと軸が流れるかんじはあったんですよね。ステップはアレンジが加えられた改良版。昨年のプログラムと金管が入る位置がちょっと違うので、「あれっ」と思いました。
思いのほか得点が伸びず、SP8位。けして悪い演技に見えなかったので「なんだよーヨーロッパ開催だからかなあ、点数出し渋っちゃって」と、正直思ったのですが……直後で明らかになった衝撃の事実。


☆安藤、フリーを棄権へ 世界フィギュア前に筋断裂
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/other/headlines/skate/20080321-00000002-kyodo_sp-spo.html


……ジャッジは、美姫ちゃんのスケーティングが尋常でないことを、もしかして、見抜いてたのかな?
故障しているその足で、あれだけの演技をしてのけたのですね。たいした精神力です。
それにしても、ああ、今年は、最初から最後まで、怪我に祟られたシーズンになりました。
さらにこの記事のあと、衝撃の展開。美姫ちゃん、FSに強行出場! そして、演技途中棄権…。
泣いていたそうです。悔しかったね…。つらいなあ…。
春にはおそらく、肩の手術がありますし、リハビリして、復帰して、と、来季もきっと大変だろうけど、今回の悔しさが美姫ちゃんのバネになると信じます。
頑張れ!


●中野友加里選手
非常に落ち着いた表情でリンクに入った中野友加里選手。「幻想即興曲」。ピアノの流れるような調べにのせて、冒頭のジャンプをつぎつぎに成功、流れに乗りました。
相変わらずスピンは素敵だったんですけど、今回、特訓したというストレートラインステップにとくに目を惹かれました。すごくスケートが伸びていて、動きも大きく、サーペンタインかよってくらい、リンクを大きく使っていましたね!
自分の力をきっちり出し切った演技。さすが、落ち着いてる!
このシーズンで、演技がひとまわり大きくなったように見える、中野選手。スピードが上がったのかな。FSも頑張って欲しい!


●浅田真央選手
衣装は四大陸と同じもの。ゲンかつぎかもしれませんね。いいかんじに緊張した表情で演技スタート。スケカナのときとか、リンクイン時点ですでに死にそうな顔してたのに、真央ちゃんプレッシャーに強くなったなあ! 感慨深いです。
冒頭の3F+3Loは綺麗に決まった! つづく3Lzは、軌道はルッツなんですけど、テイクオフの瞬間、ちょっとだけブレードがイン…。減点幅が気になります。スパイラルは良かったと思うんですが、どうもレベル取れなかったみたい。ストレートラインステップは圧巻! 灰原、このステップの構成で、序盤のストップのところが好きなんですけど、一瞬キュッと止まって、両手でなにかを捧げるみたいなしぐさのあと、流れるみたいにつぎのポーズにいくんですよね。物語性を感じる動きです。ステップ終わりからスピンに入るあたりもほんとうに素敵でした。
ノーミスだったし、去年だったら70点出たと思うんですが、やはり今年は厳しいですね。SP2位。ただ本人は「追う立場のほうが得意だから」と語っていて頼もしいです。表情に強さが出てきた、真央ちゃん、いいかんじです。FSも頑張れ!



えーと、外国勢はできるだけさらっと。



●エレーネ・ゲデバニシビリ選手
出てくるだけで、会場の雰囲気を変える演劇性を持った、ゲデバニシビリ選手。
SP「キャバレー」は、ゲデバニシビリ選手の持つ、キュートで色っぽい雰囲気に、よくあってると思います。
最初のほうのジャンプのミスがけっこう大きくて、得点は伸びませんでしたけど、ステップやスピンはさすがに上手い! SPは23位と、ギリギリのフリー進出。本来、この順位で終わる選手ではないと思います。フィジカルの面でうまくいかない部分もあったシーズンだと思うんで…。来季は、悔いのない演技を見せて欲しいなあと思います。がんばれ!


●ジョアニー・ロシェット選手
パワー&ビューティ! ああ~今日も兄さんはカッコいいわあ~。目をハートにしながら見ていたもんで、レベルがどうとかちゃんとわかりません(ダメ人間)。
ええと、ジャンプは安全策で3+2にしたみたいですね。ちょっと、ステップインの3Lzでつっかかりましたね。それがどうしたっていうの? 素敵なオトコマエフェロモンが今日も全開でしたよ。素晴らしかったです。チャイコフスキー、はまるわあ~。
着実にできることを増やしてきている兄さん、来季はビールマンにチャレンジかな? そのまえにFSですが。カッコよく舞って欲しいです。頑張れ!


●キミー・マイズナー選手
赤い衣装で登場のキミー。「パッション」。以前の水色の衣装は、妙に胴が長く見えて、正直、いかがなものかと思っていたのですが、今回の赤い衣装はかわいいですね。よく似合います。
キミーも安全策で3Lz+2T。そのあとの3Fが、うーむ、かなり露骨にアウトエッジに見えたなあ。でも、いいです、いいです。まずはノーミスで元気に滑るのが大切!
終盤のストレートラインステップも丁寧で、まずまずの出来栄え。そのわりに、点数伸びなかったですね。やっぱ、北米とアジアの選手には、若干ジャッジが厳しいかもしれません。しかし、アメリカ女子勢ではトップ。特例で選抜された責任を立派に果たしています。
短期ですが、キャラハンコーチについたということで、荒川静香さんの妹弟子にもあたることになったのですねえ、キミー。競馬のサイヤーラインのごとく、フィギュアスケートのコーチングラインを読むのもなかなか面白いな。
FSでも頑張って!


●キーラ・コルピ選手
美しい! 出てきただけで美貌が輝くようなコルピ選手。こういう人を、衣通姫と言うのだろうなあ。
事前に、SP4位と順位を知って、正直驚いたのですが、演技を見て納得。ノーミスの素晴らしい演技、スピンにもステップにも迫力がありました。
アナウンサーさんの「隣国開催」という実況に、ちょっと笑ってしまいました。隣国開催! しかしたいかに凄い人気でした。キーラちゃんの魅力は、北欧全体に広がっているのですね。


●カロリーナ・コストネル選手
出た! 暴走台風娘! 今日の進路は大会直撃か! 逸れるのか! ドキドキのSP。
……直撃でしたーーーー!!!
なんというスピードのスパイラル! なんという素晴らしいステップ! うーん、ほんと、ステップがいいなあ。3+3も決まったし。ちょっとルッツがおかしかったけど、カロちゃんにとっては、これくらい失敗のうちに入りませーんッ(はははは)。
ヨーロッパ開催大会ということで、若干得点的に有利だったかもしれませんが、SP1位。喜んでましたねー。きっとFSでもミスがあると思うんですが(断言)、カロちゃんらしい演技を見せて欲しいです。頑張れ!


●キム・ヨナ選手
新衣装で登場のキム・ヨナ選手。ステップインのルッツで転倒。腰痛の影響か、いつもより演技が小さかったかも。それでも、ひとつひとつのエレメンツの完成度はさすが! イナバウアーも美しかったです。
キスクラでの表情はちょっと冴えなかったけど、ヨナちゃんは根性する子だから、完璧なSPでなかったことで、逆にFSに期待が高まりました。
頑張って!



ざざっと選手の演技を語ってきましたが、もう女子はFSの結果まで出てます(わはは)。知ってて頑張って、と書くのも白々しいのですが、それでも、やっぱり、頑張って欲しい、と思っているのはほんとうなんです。ヘンですかね。
ちょっと周回遅れ気味ですが、女子FSの記事もできるだけ早く書くように頑張りますね。






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フィギュアスケート、イエテボリワールド。まず、ペアで金メダリストが誕生しました。
サフチェンコ&ソルコビー組、初優勝おめでとう!
正直、ヨロ戦のときみたいな貫禄の演技ってわけじゃなくて、緊張が見えたかな、と思うんですけど。最初のリフトのポジションチェンジのときに、アリオナちゃんの動きが、一瞬、バタバタっとして見えて、「あっ、やばいかも」ってちょっと思ったそのとき、実況の西岡アナウンサーが「緊張しているようですね」って言ったんですね。あ、いま「あれっ」と思ったのは自分だけじゃないんだ、と思って、妙にアナウンサーさんに親近感を持ちました(ははは)。
ロビン君にジャンプのミスがあったり、ソロスピンでもユニゾン乱れたり、ぱっと見は、けっこうミスが多かったから、得点は伸びないだろうなーと思ってたら、予想外に高得点が出て、正直、ちょっとびっくりしました。おなじように、ジャンプをミスったジャンジャンズがあんまり伸びなかったのに、サフソル組が評価されたポイントはどこなんだろうなって、プロトコル見たんですけど、ステップとか、スパイラルとかのポイントが、サフソル組はかなり高いんですね。たしかに、アリオナちゃんの動きとか、綺麗だもんなあ。
FS2位には、カナダのデュベ&デビソン組が飛び込んできました。こちらはノーミスの素晴らしい演技。ツイストリフトが2回転だったりとか、ちょっとワザの難度か低いかな? という部分もありつつも、自分たちが表現したい世界を、あの大舞台で出し切ることができるのは、やっぱりすごいと思う。
デュベデビは、もともと、ふたりの距離がすごく狭く演技をするチームだったんだけど、去年の四大陸でああいう事故があって、ふたりの距離とか、少し開くようになったのかなと思ったら、今季も、ものすごく近くで演技してて、ジェシカちゃん強いなとつくづく思いました。ペアの女子は根性がありますよね。
初メダルおめでとう。若くて、キュートで、勢いがあって、みたいなところ、サレー&ペルティエ組を彷彿とさせますね。奇しくも、タマラ・モスカヴィナ門下のロシアンペアと鍔迫り合いをすることになりました……。
ジャンジャンズは、ダンちゃんのジャンプの調子がいまいちでしたね。ただ、転倒とかのすごい大きなミスはありませんでしたし、どーしてサフソルにそんなに水をあけられたのかわかんなかった。プロトコルを見たら、細かくレベルを取りこぼしていたようですね。とくにストレートラインステップは、レベル1と厳しい評価でした。
サイド・バイ・サイド・スピンのユニゾンなどは、過去最高に良かったと思うのですが、得点が渋かったのは、やはり、ヨーロッパ開催だから、というところがあると思います。悔しい銀メダルですね。来季、リベンジ期待しています。頑張って!
川口&スミルノフ組は、FS、あっさりしたほうの衣装で登場。悠子ちゃんの顔の絵入りのトレーナーという、あのサーシャ君のすごい衣装は、ロシア杯1回こっきりのスペシャル企画だったのでしょうか。あの衣装は今後どうなるのでしょうか。ああ、気になってたまりません。
まあ、衣装のことはさておいて、いい演技でしたね! はじめのほう、スミルノフ選手がずいぶん緊張していて、動きも固く、ジャンプにミスも出ちゃったんですけど、中盤以降落ち着いていたと思います。ただ、やはり、ジャンプのミスがとても響いたようですね。191点代という高得点をマークしながらも、4位。表彰台には届きませんでした。残念!
キスクラで、悠子ちゃんが、ものすごく悔しそうにしていたのが印象的でした。昨季は、9位という結果でも「まあまあかな」という雰囲気だったのに、この1年でものすごく意識が変わったのだな、とはっきりわかる表情でしたね。来季、期待できそうです。
来季こそ金メダル、とか、タマラコーチはおっしゃってそうです(ははは)。いよいよ決断を迫られる、国籍問題も含めて、来シーズンの川スミ組は正念場だと思います。頑張って!
井上&ボルドウィン組は、得点的には渋い結果にはなりましたが、自分たちの目指す演技はできたかんじで、良かったと思います。出場選手中最年長なんですね。昨季で、ぺトティホもシュデク夫妻も引退しましたからね…。演技後の怜奈ちゃんのコメントで、来季も続けるかもしれない、みたいなことを言ってて、「えっ、本格的に帰ってきてくれるの!」と、うれしくなってしまいました。ぜひ、バンクーバー出場して、怜奈ちゃんのオリンピック出場記録を4に伸ばして欲しいです。頑張れ!





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さて、すでに始まってしまった、イエテボリワールド。男子シングル注目選手編、大急ぎで、いってみます! アナウンサーさんの予想アオリ文句つき。どこまで当たるかなあ。
まずは日本男子編!


●闘魂を心に秘めて、静かなる月光の舞:南里康晴選手(日本)
今年は「闘魂」なエキシビジョンで、名前を上げた南里選手。FSの「カルメン」もいいんだけど、灰原、今年の南里選手のSPがすごい好きです。
南里選手って、情熱的な曲で滑ってるイメージがすごくあったんだけど、静かな曲も、じつは似合うんだなーって。ピアノのシンプル調べ、黒いシンプルな衣装が、むしろ、南里選手の内側に燃える、スケートへの情熱をよく表現してくれているように思います。若きベートーベンの、苦悩に満ちた激しい恋、みたいな物語が、演技から香り立ってくるようです。
今年はステップが綺麗になって、それだけではなくて、上半身の動きが大きく、表現力が増してきた南里選手。得点のいかんは3Aにかかっていると思うんですが、SPもFSも素晴らしい振付だし、ジャンプがなければ見栄えしないとかいうプログラムではないので、もしなにがしかミスがあったとしても、最後まで演じきる気持ちを途切れさせないでほしいなーと思います。感性を全開にした南里選手の表現が素晴らしいことを、日本のファンはみんな知ってるから、イエテボリでも見せて欲しいんですよ。そうすれば得点もきっとついてくると思います。世界戦デビューで緊張すると思いますけど、頑張って!



●祖父から受け継いだスケートへの愛、父から受け継いだスケートへの情熱。フィギュアスケート界のサラブレッド、ついに世界に出走です!:小塚崇彦選手(日本)
フィギュアスケートの名門、小塚家のプリンスである小塚崇彦選手。お祖父さまも重鎮なんですよね。小塚杯って大会もあります。
灰原は小塚選手のルッツがとても好きで、ほんとうに綺麗ですよね。3Aも決まると大きくてすごくいい。
家名を背負ってのスケートという、ほかの選手とは違う種類のプレッシャーあると思うんですけど、そういうの感じさせない軽やかさが、小塚選手の演技にはあって、そこがいいところだなあと思います。あと、リズム感が、ちょっとクラシックのリズムじゃない気がしてて、独特の明るい歯切れのよさがあって、わりと日本の男子選手には珍しいタイプに見えます。どっちかというと、アメリカ男子の雰囲気がある……かな。
今年のFS「ビートルズコンチェルト」は、小塚選手の個性にあったプログラムだと思います。ポップなリズム感に、きれいなスケーティングがよく似合ってほんとうにいい。たぶん、ちょっと恥じらいがあって、上半身の振りが小さいんだと思うんですけど、せっかく世界選手権ですからね、大きくいきましょう!
自信を持って、楽しんで滑って欲しいと思います。小塚選手の明るさと闊達さが全開にできれば、スウェーデンのお客さんもきっと喜んでくれるはず。頑張って!


●歴史を刻む情熱のステップ! 日本男児、ついにワールド金メダル獲得なるか!?:高橋大輔選手(日本)
どうしよう。優勝候補最右翼ですよ! ついに、高橋大輔選手が!
いま考えると、トリノのころから、予感はありました。SPで最終滑走グループ入り。FSでは、ザヤックルールでジャンプがひとつ得点消えたにもかかわらず、200点越えして8位入賞。立派な成績です。当時、全日本選手権での得点トラブルなどが原因で、高橋選手の成果が過小評価された感は否めません。
通常、オリンピックの翌シーズンには、ベテランが一気に引退し、世代交代があるのですが、トリノのあと競技から遠ざかった(来シーズンには復帰するそうですが)のは、優勝したプルシェンコ選手のみ。主力選手ガッツリ居残り状態の2006/2007シーズン、驚異的な伸びでトップグループ入りし、そして今年は、GPF以外すべての試合で優勝というすさまじい成績で世界選手権入りしています。ちょっと去年のブライアン・ジュベール選手を彷彿とさせる勢いです(ジュベール選手は昨季全勝でしたけども)。
「日本開催の去年よりはプレッシャーを感じない」というコメントは、おそらく本音だと思うんで(ははは…)、とにかく楽しんで、気持ちよく表現してくれるといいなーと思います。
勝敗と表現が分かちがたく結びついているのが高橋選手の最大の強みで、勝つために表現を捨てて技術をとるとか、得点捨てて表現とか、そういうことがない選手なんですよね。素晴らしい表現がそのまま得点に結びつくというのは、フィギュアスケート選手として、ほんとうに幸福な状態だし、そこまで自分を高めた高橋選手はすごいと思う。
まずはHIPHOPですよね! ダンススター高橋大輔選手、ワールドのリンクを、ダンスフロアに変えちゃって!



というわけで、日本男子編でした。ワールド男子編、SP始まるまでになんとか書かねば。頑張ります!



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アイスダンスのコンパルソリーのリザルトを見て
「あれ、ベルアゴも棄権……!?」
と思ったら、CD5位でした。
ええええええっ、5位!?
またしても驚愕の順位。いや、たしかにベルビン&アゴスト組はコンパル、ODやFDに比べたらさほどイイってコンビじゃないですけど。3位以内は確保だろう(ドムシャバもマリパトもおらんのだし)と、思っていたのですが、上位とは2点も差がついてるんですよね。ディダクションがあるから、転倒?
四大陸にも来ないで特訓したのに。シュピルバンド先生、テッサちゃんズとメリルちゃんズに帯同しなかったんですよね。ズエワ先生だけ、韓国入りして。
うーんうーんうーん。ちょっと衝撃のスタートですが、頑張って欲しいです。
一方の、テッサちゃんズ(カナダのヴァーチュー&モイア組のことです。念のため)のCD順位……
2位!!!????
ぐどっひゃー! きたーーーー!!!
ドムニナ&シャバリン組が欠場を発表してから、なんとなーく予感はありましたが、アイスダンスのアンファンテリブル、ついにワールド表彰台にロックオンですね。テッサちゃんズも、CDよりOD、FDのが得意なんで、かなりメダル獲得の確率が上がったと思います。
シングルしかご覧にならない方にも、ぜひ、テッサ&スコットの名前は覚えていただきたいなーと思うんですが、ゆうたら、アイスダンス界の浅田真央選手とか、キム・ヨナ選手みたいな人たちです……。じっさい、テッサちゃん、まだ18歳で、真央ちゃんヨナちゃんと1歳しか違いません。アイスダンスはベテラン有利と言われている種目で、シングルでいうたら、もう、12歳くらいみたいな感じですよ18歳っていったら!(いくらなんでも12はないだろ←自己ツッコミ)
この子たち……あと10年は現役張るんだろうなあ……(遠い目)。どこまでいっちゃうのか。伝説の、グリシュク&プラトフ組を超えたりしちゃうのかしら。
ホフロワ&ノビツキー組が3位なのにも驚きました。CDでそんなに出せるようになったとは! さすが、腐ってもロシアンカップル。ホフノビはリフトがすごい難度が高いので、OD、FDのほうが、これまた有利性が高いんですね。楽しみです。
4位にファイエラ&スカリ組も入っているし、読めない! 読めなくなってきたアイスダンス! 1位のデロベル&ショーンフェルダー組は、CD得意なので、まずは順当順位だと思いますが、OD、FDと根性入れて、少年少女の猛追をかわして欲しいです。



さて、ペア。テレビ放映を録画観戦いたしました。
SPがかなり放映されてうれしー! ちょっとデュベデビ(カナダ代表、デュベ&デビソン組)が完全スルーされましたけど、放映時間的には最大バリューだったんではないかと…。
高得点が連発の、ここ数年で最高レベルの戦いでした。素晴らしかったです。
サフチェンコ&ソルコビー組のSP「アショーカ」は、ソロジャンプでアリオナちゃんにミスがありましたが、それ以外は素晴らしい出来栄え。リフトとデススパイラルのアリオナちゃんのポジションには鳥肌が立ちました。もともと素晴らしいペアでしたが、この1年で猛烈に上達しましたね! 去年とは別のチームを見るようです。
アリオナちゃんの能力に比べると、ロビン君は、パワーはあるけど身ごなしが荒いかも……というのが、以前の印象だったんですが、ロビン君……すっごい上手くなった! NHK杯のときから見比べても身ごなしか大きくなりました。素晴らしいです。FSも楽しみ。
しかし、1番滑走って、どういう籤運ですかね。今回、ペアの得点基準は高めだと思うんですが(たぶん、なん組もパーソナルベストを出すことになるでしょう)、サフソルが1番滑走だった影響は否めないと思います。彼らに得点出さないわけにいかないし、1番滑走が高得点だと、ほかの有力ペアにも相応の点数が必要になりますからね。FSでもこの傾向は続くと思います。ま、今回ペアはご祝儀相場ってことで、それもいいよね!
その、サフソルを蹴散らしてSPトップに立ったのはジャンジャンズ。
……完璧。
もはや言葉も見つからないほど完璧な演技。中国ペアの代名詞であるダイナミックな投げ技とともに、サイド・バイ・サイドのユニゾン力が上がった!!! とくにスピン、入りから出までポジションチェンジしても完璧な同期! すっごい!
中国は、偉大なるシェン&ツァオ組にしてからが、スピンだけは同期がちゃんとしてなくてですね、あっち向いたりこっち向いたりしてたんですよね。中国ペアはソロスピンの同期を重要視してないのかなあ~とか思ってたんですが、今回、ジャンジャンズもパン&トン組もスピンの同期が完璧に近い!
投げ技が強い中国がユニゾンも強化してくると、鬼に金棒ですよね。
やはり、バンクーバーでの表彰台独占を狙ってるんだろうか。復帰してきたシェン&ツァオ組もペアスピンが同期してたらスゴいなあ。
ペアスピンでのダンちゃんのポジションも伸びやかで素晴らしかったです。
上位陣になると、当然のようにリフトもアクセルラッソーなわけですが(女性がアクセルのように前面から踏み切り、手だけで保持します。リフトの最高難度技)、それだけでは足らないとばかり、サフチェンコ選手もジャン選手も、ワンハンドで超難しいポジションを保持。リフトの降りもワンハンド。すごすぎー。
ワンハンドアクセルラッソーって、男子シングルのクワドコンボと同じくらい難しい……と思います。比較が難しいけど。超ハイレベルな戦いだ! 
そして、SP第3位と、超! 大健闘の川口&スミルノフ組。川口選手の目力がすごい! スロー3Loで川口選手がこらえたところ、東京ワールドでも同じようなことがありましたよね。すごい膝だなと当時も思ったんですが。とにかくなにがなんでも降りられるのは、柔軟性に優れているからだと思います。いやー、サーシャ君の投げるタイミングがずれたの見ててもわかったんで、ヒヤッとしましたけど。
リフトのポジションなど、上位2組に比べると、まだ比較的あっさりしていますが、バンクーバーに向けて、これから強化してくるんだろうなあ。ここまで高得点なのに、まだ点を取れる隙間があるというのは恐ろしいですよね。ペアコンボスピンは、モスカヴィナ節全開というか、さすがの振付&出来栄え。サーシャ君は、パワーもあるんだけど、柔軟性も素晴らしいですね。ほんとうにいい演技でした。FSも楽しみです。
しかし、貫禄が出てきたなあ。ほんとうに。ロシアナショナルチャンピオンなんですね…。モスカヴィナ女史が「今年はワールド表彰台に乗せる」って、シーズン序盤に言ってたときは、どうかなと思ったけど、カナダチャンピオンのデュベデビも、元世界チャンピオンのパン&トンも抜いてしまった。すごい。すごいです。
井上&ボルドウィン組は、ツイストリフト、スロージャンプとミスはありましたが、いい演技だったと思います。本格的な練習は1月からで、このレベルまで持ち上げてくるのって、やっぱベテランってすごい。コンボスピンのポジション、ちょっとボルドウィン選手があっさりしてるなーと思いましたが、このペアの持ち味であるところの、優しい雰囲気は健在。得点的に、まだ表彰台も射程内なので、頑張って欲しいです!




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フリースタイルスキー、モーグルで、W杯年間チャンピオンとなった、上村愛子選手が、凱旋帰国しましたね。
記事こちら→ http://news.www.infoseek.co.jp/sports/story/18fuji320080318009/
スキーでは、ノルディック複合の荻原健司選手依頼のシーズンチャンプとなるそうです。え、そうなんだ。
しかしたしかに、シーズンチャンプというのは、1つの競技につき1年ひとりしか基本的にいないわけです。W杯には世界中の選手が参加して競うのだから、表彰台に上るだけでも大変。そうホイホイ、日本人にシーズンチャンプが生まれるはずはないのであります。
灰原はおばちゃんなので、長野五輪のときのIBM/五輪の連動CMで、上村選手が、「ミンナもーぐるヲ好キニナッテネ」と、超~棒読みでコメントしていた(しかし、CMに使われた映像の笑顔は素晴らしかった)ところを、まだ鮮明に覚えていたりします。ほんとにかわいかったですよね。
あのCMで一躍アイドルとなった上村選手ですが、その後、タレントに転身したりはせず、ひたすらモーグルを求道。なんと年間6勝の、強い強いチャンピオンとなりました。努力が実を結んだこと、しみじみと良かったと思います。
IBMのCMのころの、過剰なマスコミ攻勢のせいかな、マスコミへのアイドル的な露出を、いままであえて避けてきたように見える上村選手ですが、来季のシーズンインまでの期間は、方針を変えて、積極的に露出する心積もりであるようです。それが、スキー協会の強化費をどうにか集めるため、スキー協会の広告塔として……というあたりが、ちょっと、涙を誘う。どうしてもお金のかかるウィンタースポーツ、スポンサーは多いにこしたことはないですもんね。
強化費獲得を目指すスキー連盟の気持ちは痛いほどわかるのですが、マスコミに露出が多くなることのデメリットも当然あるので……もし、上村選手に広告塔を担ってもらうなら、ちゃんとコントロールして欲しいというか、たとえば大事な試合前には連盟主導で取材をシャットアウトするとか、そういう気遣いが欲しいなあ~と思います。
上村選手、ほんとうにおめでとう!
それにしても、なつかしいなあ。長野五輪/IBMコラボレーションCM。フィギュアスケートの、エレーナ・リアシェンコさんも起用されていたんですよね。美貌で評判になりました。
……もう10年かあ。
あ、五輪がらみで、こんな記事も発見しましたので、張っておきます。


☆デイリースポーツ:葛西「鍛え直してバンクーバー目指す」
http://www.daily.co.jp/newsflash/2008/03/18/0000879165.shtml


ジャンプ競技の葛西紀明選手が、バンクーバーまでの競技続行を宣言したようです。
頑張って!




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さすがに世界選手権開幕ということで、各国メディアにフィギュアスケート記事が盛りだくさんで、とてもじゃないけど読みきれません。
読んでも読んでもまだフィギュアスケートの記事がある。幸せ!
テレビでも「すぽると」でフィギュアスケート特集をやってくれていて、今日は、大会開幕前の男子合同記者会見のもようが放映されていました。高橋大輔選手が英語でコメントしていましたねー。隣に座ってた選手、顔は見えなかったんだけど、あの髪の色は、地元スウェーデンのクリストファー・ベルントソン選手じゃないのかな。
日本メディアでは、当然、注目されている高橋大輔選手ですけど、北米やヨーロッパのメディアでも、優勝候補最右翼として大きく取り上げられています。世界最高得点の記録ホルダーであり、現在ISUランキングNO.1ですから、当然なのかもしれませんが…。
Euro SPORTSのサイトでも、特集記事を発見しました。こちら→ http://uk.eurosport.yahoo.com/17032008/58/takahashi-excited-challenge.html
記事によると、高橋選手は「Last year (in Tokyo) there was a lot of pressure. There's less this year, it's more exciting. I have an even stronger desire this year to become world champion」東京ワールドより今回のほうがプレッシャーがなく、かつ、チャンピオンになりたいという気持ちは増している。優勝候補最右翼と呼ばれることに怯む気持ちは少しもなく、たいへん興奮している、と語っているもようです。そして「I really want to take the gold medal home to Japan」、メダルを日本に持って帰ってきたい、とも語っています。頼もしいですね!
さまざまな記事を読むと、高橋大輔選手は練習でも好調だとか。とはいえ、日程的に、いちばん最後になる男子シングル、長丁場で好調を維持するのは大変なことです。頑張って欲しいけど、無理もして欲しくない。うーむ、ファンとは欲深なものですね。





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新採点法で有利性が損なわれたといわれ、トリノシーズンまでは演技に採用する選手も減少傾向にあった、4回転、クワドラプルジャンプ。
昨季、GPSロシア杯。ブライアン・ジュベール選手が、FSで3度のクワドを降りたのを皮切りに、ふたたび空中戦が、男子シングルを席巻しようとしています。
20年前、世界ではじめてクワドラプルを降りた人、カート・ブラウニングさんのクワドについてのコメントを中心にして、イエテボリの勝敗を占う、長い記事を発見しました。こちら→ http://www.theglobeandmail.com/servlet/story/LAC.20080315.SKATE15/TPStory/Sports
タイトルは『Chasing the quad』。クワドを追い求めて。
これがねー…長いからスルーしようと思ったんだけど、読んだら面白かったんですよね(困るなー)。
とにかく長い記事なので、全文翻訳は難しいんですけど、激しくダイジェスト(!)しながら、日本語に書き取ってみますね。
機械翻訳頼りに、雑に書き飛ばしますので、おそらくミスがあると思う。恐れ入りますが、読み取り間違いには、ご容赦をお願いいたします。



【globeandmail.com:クワドを追い求めて】


クワドルフルトゥループに挑むとき、スケーターは時速32キロで氷上から跳びます。そして、厚みわずか1/8インチ(3ミリ強)のブレードで着氷します。滞空時間は0.5~0.7秒。科学的研究によって、着氷の瞬間、スケーターの軸足に体重の15倍の加重がかかると突き止められています。
カート・ブラウニング選手が世界で初めて公式に成功させてから20年後、4回転ジャンプは、いまだスケーターにとってエベレストのままです。
ブラウニング選手の国内最大のライバルであったエルビス・ストイコ選手は、ブラウニング選手の成功後、1990年代序盤、クワドラプルマスターとなり、ロシア人たちも素早くあとを追いました。さらに、他の選手たちも追随しました。
1999年ヘルシンキワールドで、観衆は14人の選手がクワドを降りるのを目撃しました。翌年のニースワールドでは、20人がクワドに成功しました。彼らのうち12人がSPにもクワドを採用していました。
しかし、2002年、ソルトレイク五輪での採点スキャンダルのあと、採用された新採点方式は、競技の勝敗におけるクワドラプルの重要性を減らしました。
現在、4Tには9点の価値が設定されています。一方で、3Lz+3Tのコンビネーションは10点です。3F+3Tの組み合わせは、9.5点。3A+3Tにいたっては、11.5点もの価値があるのです。
「SPにクワドを組み込むのはあまりにも危険です」
カナダスケート連盟理事、ルイス・ストング氏はコメントします。
「成功できれば、栄光を掴むことができます。しかし、少しでもなにかがかみ合わなければ、回転不足が起こり、転倒が起こり、コンビネーションの失敗が起こる。クワドがスウェーデンでどれほど勝敗に絡むか、興味深いところです。私は、クワドがそれほど勝敗を左右するとは思っていません」
4回転は、怪我でイエテボリワールドのエントリーを撤回した全米チャンピオン、エヴァン・ライサチェック選手を、四大陸選手権において助けませんでした。彼は、SPで4回転に挑む数少ない選手のひとりです。しかし、日本の高橋大輔選手は、SPにおけるクワドなしで、ライサチェック選手の頭越しに四大陸タイトルを獲得しました。
新たなシステムでは、勝利のためにSPでクワドを試す理由はないと、ブラウニング氏は語ります。しかし、ジェフリー・バトル選手は、昨季東京ワールドを6位で終えたあと、男子シングルにおけるクワドの必要性を痛感したといいます。
「新採点下でのはじめてのオリンピックだったトリノ五輪では、プログラムの技術的な内容の低下が、たしかにありました」と、バトル選手。「だけど、昨季東京の世界選手権で、ぼくらは、プログラムの難易度が、再び上昇方向に転じたのを目にしたのです。ぼくらが新採点法に慣れるまでのあいだ、ちょっとだけお休み期間があったわけだけど、いまとなっては、以前より要求されるものは多いです」
4回転は簡単なジャンプではありません。カート・ブラニング氏は、クワドの価値をトリプルよりもっと上げなければならないと主張します。
クワドにおける不確実性が少ないスケーターは、世界的にきわめて稀な存在です。しかし、数人はいます。ブラウニング氏は、クワドの申し子として、フランスの『4回転モンスター』ブライアン・ジュベール選手の名をまず挙げました。つぎに、昨季ワールド、FSで、2度のクワドに成功した、チェコのトマシュ・ベルネル選手の名を。
今年のワールド優勝最有力候補、日本の高橋大輔選手も、クワドにおいてミスをすることが少ないタイプであると、ブラウニング氏は語ります。
かつて、ブラウニング氏の時代、4回転ジャンパーは、しばらく滞空し、やがて回転を開始しました。
現在のクワドジャンパーは、回転以前の滞空時間をとりません。ブラウニング氏は、現代の効率的な技術を評価します。しかし、「近道を使った」現代のクワドジャンプは、かつてのものより、小ぶりです。
過ぎし日のクワドジャンプは、たいへんゴージャスに見えたと、ブラウニング氏は言います。そして、ブライアン・ジュベール選手のジャンプは、古い時代の4回転の名残をとどめた、大きさ力強さがある、とも。
現代のトップスケーターは、本質的に、トリプルジャンプのタイミングに合わせて鍛えられた筋肉を持っています。クワドのタイミングは、どんなトリプルとも違います。そしてクワドジャンプは、身体に多大な負担を強います。
ソルトレイク五輪チャンピオン、アレクセイ・ヤグディン選手は、股関節の故障のため、競技から遠ざかることを余儀なくされました。エルビス・ストイコ選手は、1998年長野五輪で、内転筋を故障しました。そして、トリノ五輪チャンピオン、エフゲニー・プルシェンコ選手もまた、腰と鼠径部の故障で苦しみました。
それでも、まだ、フィギュアスケートにクワドは必要なのでしょうか?
「必要です」と、ブラウニング氏はこたえます。「それは楽しく、それは面白く、正しくなされたとき、美しくさえあるのです」



はい、ここで終了です。原文は3ページにもわたる長い記事なのに、相当縮めましたので、ご興味のある方はぜひ原文をどうぞ! ブラウニング氏やストイコ氏の選手時代の逸話なども盛りだくさんの記事で、ほんとに読み応えあります。
新採点法によって、クワドの価値が上がったのか下がったのか? よく問われる命題ですが、灰原は素人考えで、クワドの価値そのものが下がったわけじゃないんでは? と思ってます。スピンやステップ、スケーティング技術が精査されポイントを与えられるようになったことによって、相対的に価値が下がったように見えるだけなんじゃないかと思うんですよねー。
ジャンプの技術だけがフィギュアスケートではないから、クワドがない選手でも、優れた演技には相応の得点があっていい、と、灰原は考えるのですけども、ダイナミックなクワドジャンプが、男子シングルの魅力であるのも事実。
イエテボリワールドで、クワドが勝敗を決することはないのでは? と語る関係者も多くいつつ、選手たちは「勝つためには、やっぱり必要」という見解なんですね。ジェフリー・バトル選手のコメントを見て、そんなことを思いました。
ブラウニング氏が、「4回転の不確実性が少ない世界でも稀な選手」として、高橋大輔選手の名を挙げているのをを見て、昨季前半には、FSにも4回転が入らなかったのに…! としみじみしてしまいました。「NHK杯で4回転にチャレンジします」というコメントを聞いて「大丈夫なのかしら…」と、おろおろ心配しましたっけ。それなのに、今年はFSに4回転2回だもんなあ。
男子シングルのプログラムの難易度がふたたび上昇していくのと、軌道をひとつにして、高橋大輔選手も進化していってる気がしますね。
時速32キロのテイクオフ、0.5秒の滞空時間で4度の回転。着氷時の衝撃、体重の15倍。
文字通り、身を削る技術である、クワドラプルジャンプ。選手たちが、どれほど難しいことをやっているのか、再認識できた記事でした。襟を正してイエテボリも観戦したいと思います。みんな頑張れ!





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イエテボリワールド目前。なんと、安藤美姫選手が、SPを昨季の「シェーラザード」に戻すそうです。


☆産経ニュース:安藤が異例の曲目変更 4回転も回避か
http://sankei.jp.msn.com/sports/other/080317/oth0803171952013-n1.htm


変更後わずかな練習期間で、大丈夫なの? と思いましたが、記事をみると落ち着いているようなので、うん、大丈夫そう。いま現在の調子は、いまひとつ、といったところのようですが、美姫ちゃんは今シーズン、試合の直前に調子のピークがきてしまって試合ではいまひとつ…みたいなことも続いていたので(全日本はとっても良かったけど)、むしろ、いまいまひとつなのは、好材料じゃないのかな……とか、勝手に考えています。
ステップやスピンなど、ルール改正への対応もあるであろう、新生シェーラザード。衣装はなにを着るのかな? 楽しみにしています。




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