(お道具と一緒に)研修に行っておりました! | 羽黒神社宮司のブログ

(お道具と一緒に)研修に行っておりました!

昨年は、お祭りと重なってしまい、半日しか行けなかった、雅楽中・上級者研修会に出席のため、土日をかけて、石川県神社庁がございます、金沢へ行っておりました。

 

当珠洲市から、車で2時間以上かかりますので、土曜日の午後からの研修ですし、朝は9時過ぎに家を出て、

 

途中、別の用事で金沢駅へ立ち寄りましたらば、

観光客がエライざわついていると思ったら、石川県のゆるキャラ、「ひゃくまんさん」がいたようです。

 

エライ人気で、写真撮りまくりですね・・・

金沢の郷土玩具、加賀起き上がりこぼしをモチーフにしたユルキャラですが、加賀友禅をイメージした装飾や、髭は本当の輪島塗だったりと、いちおう、まんべんなく石川全体をPRしているとのことです・・・( ̄_ ̄ i)

 

そういう、

伝統芸能が多く、歴史の町が多いことでも知られる当県でございますが、

 

明治以降、宮中が雅楽の譜面を一般に公開して、いち早く、雅楽が盛んだったことも、伝統的でもあり、新しモノ好きでもあった、加賀藩の伝統かも知れません。

 

そういうわけで、遠く離れた能登半島の先端の、当珠洲市でも、明治の御代に、当家の先々々代宮司(当時は社掌)が、加賀より、雅楽を伝承したと伝えられるわけですが、

 

今回もですね、昨年に引き続き、

宮内庁楽部元楽長のA先生、並びに現楽長補の、素晴らしい先生方を講師にお招きいたしており、

各、パートの楽器の練習のほかに、打ち物の練習もしたいとのことで、

 

先般、めでたくご結婚された新婚の柯亭さんから電話があり、

ぜひ、羽黒神社の打ち物を貸してほしいとのことで、

研修の前日、暗くなってからの画像なので、ブレブレですが、

太鼓、鉦鼓、鞨鼓の三鼓を分解してトランクに詰め込み、

 

やってまいりました、石川県神社庁♪

 

北陸4県から、30人くらいの参加者でございますが、初日の練習は、龍笛、篳篥、鳳笙の三管に分かれて練習でございます。

 

まあ、

昨年も書きましたけどね、

 

これだけレベルが高い方(というか、ほぼ日本一)が講師ですと、ワタクシごときはド素人の初心者に近いレベルですので、もう、けちょんけちょんでございます(;^_^A

 

今回も、い~~~~っぱい、ご指摘を受けましたわよ!

それも、言葉やさしく、中身はいばらの棘みたいのを(^▽^;)

 

それはさておき、

A先生が、休憩時間中に、私が持ち込んだ、三鼓を吟味しておられますが、

 

どれも、音は大変良いそうですヽ(゚◇゚ )ノ

 

で、

この太鼓の模様は、私が手描きの絵をPCに取り込んでシールに印刷して貼りつけたものとご説明申し上げましたところ、

なかばあきれ気味に、

「アッハッハッハー、そうなんだー」

と、爆笑されておられました(^▽^;)

 

まあしかし、お役にたてて、よござんした♪

 

 

研修会の内容は、またのちほどお伝えいたしますが、

 

 

昨日の午後7時頃帰宅いたしまして、

本日から3日間、本務神社でございます、羽黒神社の氏子さん宅の水無月祓い(神棚のお祓い)に回っております。

なんかね、

 

鷹の鳴き声のCDが功を奏したか、カラスが前ほど来なくなったはいいが、

なんか別のトリがやって来ちゃいましてね・・・

「ゲラ、ゲラ・・・」みたいな鳴き声ですが、なんて鳥でしょうね?

 

昨夜、持ち出した楽器を納めにまいりましたら、

 

どうも私がいない間、これ幸いと、我が家の如く大勢で押しかけたようで、

私が近づいたら、軒下から、バサバサーっと数羽が飛び立って行きました。

で、

 

今朝、神社へ行きましたら、またぞろ雪囲いがしてある縁(えん)の部分におりまして、

フンだらけにしてやがる・・・コノヤローっヽ(`Д´)ノ

 

ホント、

困ったもんです・・・(-"-;A