まつり前夜
諸々意見はあったようですが、
この災禍でも、お祭りを齋行し、少しでも地域を盛り上げようと、
能登町宇出津の八坂神社の祭礼、彌榮祭り、一名あばれ祭りは、6日より齋行の運びとなり、
本日は、松明起こしの神事に奉仕してまいりました。
ここは、旧能登町役場跡で、今はおまつり広場となっており、初日の6日の夕刻、お神輿の渡御が終わったあと、松明に火が点され、キリコ(切籠)が乱舞する場所です。
松明の火は災禍を焼き尽くす神火。
多いに暴れまわり、災いを焼き尽くしていただきたく思います。
氏子地内に家が建つ!!
半年の始まり
7月朔日は、午前6時より、おついたちまいりをご奉仕いたしましたが、
前々日、石川県からかなり離れた某県に避難されている方から電話があり、
自宅は倒壊しているが、水無月の祓をしていないのが心残りでならないとのこと。
では、朔日参りの後に、自宅前でお祓いします、と伝え、まいりましたらば、
今だ道は、隣家が倒れて車は入れず、
しかたなく、歩いて家の前まで行き、お祓いいたしましたが、
戸は全て外れ、家屋自体が大きく傾き、あまり近づけない状態でしたが、とにかく、祝詞を奏上してまいりました。
離れていても、家や集落、神社に対する思いは強いんだと思います。
1日のローカル新聞。
羽黒神社の茅の輪くぐりの様子が出ていて、
翌1日も、多くの方がお参りされたようです。
実はこの日、地元テレビ局から、中継車を停めさせてほしい旨、依頼があり、
震災からちょうど半年、少しでも正院町のことを伝えてくれるならと、承諾いたしました。