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まつり前夜

諸々意見はあったようですが、

この災禍でも、お祭りを齋行し、少しでも地域を盛り上げようと、

能登町宇出津の八坂神社の祭礼、彌榮祭り、一名あばれ祭りは、6日より齋行の運びとなり、

本日は、松明起こしの神事に奉仕してまいりました。

ここは、旧能登町役場跡で、今はおまつり広場となっており、初日の6日の夕刻、お神輿の渡御が終わったあと、松明に火が点され、キリコ(切籠)が乱舞する場所です。

松明の火は災禍を焼き尽くす神火。

例年からみると、規模は縮小ですが、
多いに暴れまわり、災いを焼き尽くしていただきたく思います。

続いて、「かんのじ松明」のお祓い。
入り宮(還幸)の前に、お神輿が立ち寄り、梶川の水で清めの神事を行う場所です。

神事を奉仕したあと、八坂神社までお参りに行きましたが、
社殿は建っていますが、石鳥居は倒れ、階段は傷だらけです。

なんとか祭りをしようと、応急修理をしたそうです。

明日から二日間、奉仕にまいりますが、
このお祭りの齋行が、能登全体の復興につながりますように、

宇出津のもんどもぁ、
ようやったわい!

と、近隣から羨ましがられますよう、願いつつ、

しっかり奉仕いたす所存です。

とりあえず、しばらく留守にしますので、
お掃除!

では!

多くの方に、来てくださいませ~(^-^)/

氏子地内に家が建つ!!

本当に久しぶりに、地鎮祭を奉仕しました。
元日の大地震から実に6ヶ月。
我が町、正院はまだまだ解体が進まず、更地もちらほらですが、
このあたりも、被害は酷く、倒壊家屋も多いですが、ただ、正院から見ると、まだ被害家屋がまばらに見えます。

しかし、そんな中での、新築家屋の地鎮祭。
励みになりますよね。

引き続き、同じ集落で、もう一件。
両軒とも、確実にこの珠洲に残ることを決められた方々です。
頼もしいです!

しかし、
暑いっ!!
祭壇設置中から汗だくで、
祝詞奏上中も、額から汗がぼたぼた落ちます。

施主さんに戴いた冷たいお茶のうまいこと。
(かっちょいいね、このお茶)

とりあえず、汗だくの装束を干しましたが、狭い仮設住宅が、もっと狭いです。

仮設住宅の前のツバメの巣には、ヒナが生まれたみたいで、親鳥がせっせとエサを運んでおります。

キミらは最初からいい家があって、よかったね(  ̄▽ ̄)




半年の始まり

7月朔日は、午前6時より、おついたちまいりをご奉仕いたしましたが、


前々日、石川県からかなり離れた某県に避難されている方から電話があり、


自宅は倒壊しているが、水無月の祓をしていないのが心残りでならないとのこと。


では、朔日参りの後に、自宅前でお祓いします、と伝え、まいりましたらば、


今だ道は、隣家が倒れて車は入れず、

しかたなく、歩いて家の前まで行き、お祓いいたしましたが、
戸は全て外れ、家屋自体が大きく傾き、あまり近づけない状態でしたが、とにかく、祝詞を奏上してまいりました。

離れていても、家や集落、神社に対する思いは強いんだと思います。

1日のローカル新聞。
羽黒神社の茅の輪くぐりの様子が出ていて、
翌1日も、多くの方がお参りされたようです。 

実はこの日、地元テレビ局から、中継車を停めさせてほしい旨、依頼があり、
震災からちょうど半年、少しでも正院町のことを伝えてくれるならと、承諾いたしました。
お参りに来られた方は、さぞビックリされたでしょうけどね。

茅の輪お守りも、ずいぶん出て、あと30体くらいですね。
基本、珠洲に残っている人が極端に少ないので、そんなに出ないと思っておりました。

復興祈願の夏御朱印は、残り3体になってます。
こちらは一夏置くつもりですので、もう少し増やします。
(すべて手書きなので、けっこうひまがかかります)





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