水環境 ２：共感や愛情をはぐくむ

‘水’ への共感や愛情をはぐくむ環境や活動とは？


こんにちは。子どもをはぐくむ庭づくり、の石田です。


自然への共感や愛情をはぐくむことを考える時、

１）目の前の生きものに「私と一緒」を感じる
２）驚きや感動を感じる

を意識して頂ければと思います。


１）の「私と一緒」は、水のような無生物の自然に対しては感じにくいですが、

「水の恵みで誰が嬉しいのか」を考えてみて頂ければと思います。


私だったら、雨が降った時、「雨が降って、木も草も喜んでいるね～。」と子どもと話しています。

子どもが花や野菜に水をやってくれていたら、「ありがとう！野菜も喜んでるよ！！」とお礼を言います。

私自身も飲み物として水が大好きなので、いつも水の美味しさありがたさを伝えています（笑）。


田んぼの季節には、雨が降ると蛙たちが嬉しそうに鳴いていますよね。＾＾


同じように日頃から、目の前の虫や草木へ「私と一緒」を感じていると、そこに水とのつながりも加わって、生きものと水との大きな世界観が子どもの中に作られていきます。






２）は、ぜひぜひ子供心にかえって、日々の中で感じ、子どもと話してみて下さいね。

例えば…

しとしと降る雨の柔らかな雰囲気や静かさ、
ざぁざぁ降る雨の激しさや、川の流れの激しさ、
雨上がりに屋根から落ちる雨粒の音、
葉っぱの上で陽に輝く雨の雫、
虹…

水たまりや、容器の中の水に広がる波紋、
冬の水の冷たさ、夏に触れる水の心地よさ、
ふわふわの雪、べしょべしょの雪、
陽がさしてチョロチョロ流れ出す雪解け水…

日々の中でたくさんたくさん出会う、
水の「きれい～！」「すごい！！」「不思議～。」

今は大人になった皆さんも、子どもの頃、こんな小さいけれど素敵な物・事を見つけては、心を動かされませんでしたか？

ぜひぜひ、子供心に還って、こんな小さな感動を味わってみて下さい。

そして、感じたことをお子さんと伝え合ってみて下さいね。＾＾



環境としては、

子どもが一緒にお世話できるような菜園や草花の場所があると良いですよね～。

それから、前々回に書いたように、草木があって、水と合わせて遊べるような土の場所あって…。
→ 前々回の記事：水１：めいっぱい遊ぶ感じる



次は、「３．生態系（エコロジー）を知る」水環境について書きたいと思います。＾＾

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