心と体と学びをはぐくむ園庭を

心と体と学びをはぐくむ園庭を

幼稚園保育園の園庭を、子どもが自然の中で遊び学べる場所にしませんか?

こんにちは。園庭研究所の石田です。園庭づくりについての研修~全体計画作成のご案内です。

(園庭研究所でご提供しています研修・ワークショップ等のご案内はこちらからご覧いただけます。→前記事)

以下1~3のどの段階までご希望されるかはお選びいただけます。

 

1)園庭の物理的環境についての研修

日本で唯一園庭のあり方を示す「幼稚園施設整備指針」。

この指針に基づいて、どういった物理的環境が求められているのか、そうした物理的環境は子どもの発達をどのように支えるのかについてお話します。

 

<内容詳細>

・事前課題:「あなたの子どもの頃の外での思い出」「思い出の植物」を振り返って頂き、記入していただきます。(実は、園庭は難しいものではなく、私たちが昔から遊んできたような環境の中にヒントがあります。そしてその時の感覚やその体験から得たことを振り返ることがとても大切です。)

・研修入り:事前課題シートを用いて、参加者の方々で聴き合うゲームをします。

・研修前半:石田より、園庭についての考え方や事例をお話します。

・研修後半:参加者の方々で、園庭について現状、課題、園庭案を考えて頂きます。

 グループに別れて考えていただいた後に、全体でシェアして頂きます。

 時間に余裕がある場合は、実際に皆で園庭に出て、現場を見ながら意見交換をします。

(園内研修であれば実際の園庭について、複数の園が集まる研修では、自園について考えていただいた後にグループ内シェアをして頂きます。)

 

<所要時間> 前半後半合わせて4時間前後。

*2時間前後であれば、前半までとなります。

*前半後半を2回に分けての開催も可能です。

 

<料金> 5万円+交通費(茨城県つくば駅より)

*料金は園のご事情も配慮させて頂きますので、ご相談ください。

*ご希望があれば、事前課題の「思い出の植物」をリスト化させて頂きます。:1万円

 

 

2)園庭案づくり

1で各グループから出された園庭案をひとつにまとめていく作業(ワークショップ)です。

 

<内容詳細>

・各グループからの園庭案の傾向から、数パターンをラフ図面でご提案します。

・数パターンに対して、再度先生方からご意見をいただきます。意見出しの際には、グループワークを通してご意見を出していただく形がオススメです。

・ご提案+ご意見を数回繰り返し、ひとつの全体計画図を作成していきます。

園全体で共有し目標とする園庭のあり方を出していくことで、園庭改善へ向けて動いていきやすくなります。(ただし、園庭は園や子どもの状況によって変化させていくものですので、ひとつの案を出したからと言って、固定ではありません。)

<所要時間> 2~4日。日程は連続でなくても構いません。

<料金> 5万円+交通費(茨城県つくば駅より)

 

 

3)園庭づくり工程作成

目指す園庭イメージができたでも、すべてを一挙に整備することが難しい園も多いです。

そこで、優先したい箇所や予算と折り合わせながら、優先順位をつけ、素材や人材整理をお手伝いします。

<内容詳細>

・全体計画図において、優先順位決め

・年間計画、長期計画と合せて、園庭作り工程作成

・必要な素材や人材の整理

<所要時間> 1~2日。日程は連続でなくても構いません。

<料金> 2万円+交通費(茨城県つくば駅より)

 

以上3つから、園庭づくりをサポートさせていただきます。よろしくお願いいたします。^^

 

園庭研究所 代表 石田佳織

お問い合わせ: 電話:080-2381-8611  /  メールを送る

次をクリックで、まとめのページをご覧いただけます。→ 研修・ワークショップ  /  園庭 好事例  /  園庭の研究紹介  /  園庭づくり

園庭研究所の講座を受けて下さった、造園・建築・都市計画のご専門の方をご紹介しています。→ ご紹介ページ

園庭研究所からの研修・ワークショップ内容のご案内です。

 

園庭研究所では、こちらで園庭の計画をご提供する形は取っておりません。

どういった園庭にしていくかは、園の先生・子ども達・保護者の方々に考えて頂くことを大切にしたいと考えています。

そのため、園庭研究所は園庭の考え方やエビデンスをお伝えしたり、園の方々が考える場をサポートさせて頂いたり、園の方々から出た案をまとめて形にしていくことに徹するようにしています。

その理由は、前記事でも研究をご紹介しましたように、子どもの育ちにとってより良い環境を考えることができるのは、子ども達と日々関わり、専門的な視点で子どもの育ちを見ることができる先生方だからです。そして、子ども達自身が自身の環境を考えていけるように、保護者の方々も園庭づくりに関わることで子どもや園に対する理解をさらに深める機会となればと願っています。

 

● 園庭についての研修~全体計画づくり

日本で唯一園庭のあり方を示す「幼稚園施設整備指針」。

この指針に基づいて、どういった物理的環境が求められているのか、そうした物理的環境は子どもの発達をどのように支えるのかについてお話します。

また、研修で出た複数の園庭案から、ひとつの案にとりまとめていく作業もお受けしています。

(以下1~3のどの段階までご希望されるかはお選びいただけます。)

1)園庭の物理的環境についての研修

2)園庭案のまとめ         

3)園庭づくり工程作成

→詳細は、別ページでご案内予定です。

 

● 研修「子どもと自然をどうつなぐ?〜幼児期からの環境教育~」

・子どもの心身にとっての自然、「幼児からの環境教育」の話

・グループワーク:子どもと自然をどうつなぐ?園庭や地域の自然をどう活かす?

<所要時間>3時間

<料金> 5万円+交通費

 

● 今ある園庭をさらに活かそう!ワークショップ

・園庭での子どもの様子を出し合うグループワーク

・「幼児と自然」「遊びの素材・道具」「遊具の発展段階」「安全管理」の話

・園庭を見ながら、課題出しグループワーク

・園庭を活かすための環境や活用の再検討グループワーク

<所要時間> 4時間前後

<料金> 5万円+交通費

 

● 子どもと一緒に「こんな園庭が欲しい!」ワークショップ

・子どもから「こんな園庭が欲しい」というアイディアを出してもらう(絵, 粘土, 言葉, 写真を用いて)

・アイディアを発表しあう

<所要時間> 応相談(数回に分けてなど、お子様や園のご状況に合わせて組ませて頂きます。)

<料金> 5万円+交通費

 

● 保護者の方へ 園庭や子どもと自然について考えるワークショップ

・子どもと園庭、もしくは、子どもと自然についての話

・保護者の方々に自然との関わりや園庭への希望を語り合うワーク

<所要時間> 1〜2時間

<料金> 3万円+交通費

 

● 保護者・地域の方へ 園庭サポーター募集ワークショップ

・全体計画図の紹介+その環境が育む子どもの成長についての説明

・園庭づくりのサポーター

・素材募集

<所要時間> 1時間程

<料金> 3万円+交通費

 

● 研修「園の屋外環境でのリスクマネジメント」

野外活動のリスクマネジメントの専門家である渡辺直史さん(プラムネット株式会社:講座提供元)と、保育現場でのリスクマネジメントや救命処置を専門とされている遠藤登さん(産業保育エデュケーショナル 代表)と共同で行わせていただきます。

・「保育現場でのリスクマネジメント」の話(理論)

<所要時間・料金> 応相談

 

● 執筆・先行研究まとめ

園庭・子どもにとっての屋外環境・幼児と自然についての執筆や先行研究まとめをお受けします。

<料金> ご相談いただければ幸いです。

 

以下、東京大学発達保育実践政策学センター(Cedep)の園庭・屋外環境調査グループからのご提供となります。

● 園庭での保育を包括的に考える研修

園庭の全国大規模調査(東京大学 Cedep)に基づき、物理的環境・子どもの視点・活用・園の理念やねらい・情報共有・保護者,地域との関わりといった6視点7ステップから包括的に考えていただける内容です。

Cedep園庭・屋外環境調査グループから1-2名でお伺いします。

グループメンバー:秋田喜代美先生(東京大学大学院)、宮田まり子さん(白梅学園大学)、辻谷真知子さん(白梅学園大学・日本学術振興会PD)、宮本雄太さん(東京大学院教育学研究科博士課程)、石田佳織(園庭研究所)

<内容詳細>

園庭リーフレット『子どもの経験をより豊かに~園庭の質向上のためのひと工夫へのいざない~』を基づいてお話させていただきます。リーフレットについてはCedep HPからご覧いただけます。→園庭リーフレット

*7ステップの中でも特に取り組みたい部分がありましたら、お教えください。その部分を中心にワークを考えさせて頂きます。

<所要時間> 2時間程度(応相談)

<料金> お気持ち+交通費

 

園庭研究所 代表 石田佳織

お問い合わせ: 電話:080-2381-8611  /  メールを送る

次をクリックで、まとめのページをご覧いただけます。→ 研修・ワークショップ  /  園庭 好事例  /  園庭の研究紹介  /  園庭づくり

園庭研究所の講座を受けて下さった、造園・建築・都市計画のご専門の方をご紹介しています。→ ご紹介ページ

テーマ:

こんにちは。園庭研究所の石田です。

今日は、園庭づくりについて書きたいと思います。

園庭は今のままで良いとは思わないけど、「何から始めれば良いか分からない」「お金がかかりそう」と一歩を出しにくく感じられていませんか?

「園庭での子どもの活動が発展しないなぁ」と感じられていませんか?

 

多様な園庭環境を有する園や、園庭整備に取り組む園への調査から、以下のことが示唆されました。(石田他2017『園庭環境の実態と実践(4)~改修のきっかけと維持の主体者~』より)

 

【改修のきっかけ】

・発案者は、6施設すべてで施設長だった。

・改修の時機は、6施設すべてで園舎改修や園長交代などの大きな変化期だった。

改修に至る背景は、’子どもにとって’を再考したことだった。

 

【改修、その後の整備】

・3施設は始めに業者による園庭全体の大規模改修を行い、残り3施設は大規模改修はせずに保育者が少しずつ改修していった。

改修時の計画には5施設で保育者が関わっていた。

・すべての施設で(改修が1年内の施設を除く)、保育者が子どもの様子を見ながら継続的に改修していた。

・2施設からは園庭の環境や活動が充実ていく年数として「5~10年」という言葉が出た。(A園「10年でこれだけ園庭が変わってきている」、B園「5年なりをかけて少しずつ変わって」)

 

【園庭環境についての学びの機会】

他園の視察、研修、専門家の意見(相談や文献)を参考にしていた。

園庭での子どもの様子について保育者間で話し合っていた。

 

【保護者の関与】

・4施設では、園庭整備の一部を保護者と保育者が協働で行っていた。その機会は、園庭改修時、毎年恒例、随時であった。

園庭の協働改修が保護者と保育者の交流の機会となっていることが、各施設から語られた。

 

【子どもを理解するための取り組み】

子どもを理解するための取り組みは、6施設すべてで意識的に行われていた。

・すべての施設で保育者間での話し合いを行っており、うち4施設は写真やポートフォリオなど活用して子どもの様子を考察しやすくしていた。そのほか2施設では担任以外の立場からも子どもを理解する取り組みをしていた。

 

(石田より)

この結果が示唆している興味深い点は、保育者が園庭の環境計画に関わり、継続的な改良をしていることではないでしょうか?

 

庭と建物との大きな違いは、使い手がその時その時状況に合わせて手を加え育てて行けるかどうかだと思います。

庭には専門家の手がなくてもできることがたくさんあります。そして上手くいかなければやり直しが効きやすいです。

そして何より、子どもたちの場所をどのように創っていくかは、子どもの様子をみる「観察力」と子どもの育ちを考える「専門性」を持つ保育者だからこそより良い案を考えることができるのだと思います。

 

こうした継続的な園庭づくりや、保育者の視点を活かす取り組み、それを支える施設長等リーダーの存在。

他園との情報交流や専門家のアドバイス。

そして、保護者との協働にも注目したいですね。

 

園庭づくりでは、一気に完成させようという考えは捨てて。

子どもたちの様子や、植物の成長など自然の変化に合わせて適宜環境を変えて行く、という「継続的に庭を育てていく」発想をベースに置いて頂ければ幸いです。

 

写真は、園庭をどのような園庭にしていきたいかを考えるワーク中の様子です(愛知県 森山幼稚園さん)。子どもを想いながら園庭を考える先生方のお顔には笑顔がいっぱいです。

園庭研究所 代表 石田佳織

お問い合わせ: 電話:080-2381-8611  /  メールを送る

次をクリックで、まとめのページをご覧いただけます。→ 研修・ワークショップ  /  園庭 好事例  /  園庭の研究紹介  /  園庭づくり

園庭研究所の講座を受けて下さった、造園・建築・都市計画のご専門の方をご紹介しています。→ ご紹介ページ