初のテレビ出演を終え、2回目のワンマンライブを
東京 渋谷CYCLONEにて行う。
内容は、前回のワンマンライブよりマニアックな曲も多くなっていたので賛否両論あったが概ね好評であった。
そして、このワンマンライブで冬のツアー2005を発表しスタート。
1/13町田THE PLAY HOUSE
1/14松本ALECX
1/15長野LIVE HOUSE J
1/16長野CLUB JUNK BOX
1/17新潟CLUB JUNK BOX
1/18仙台MACANA
1/24京都磔磔
1/25大阪難波ROCKETS
1/26名古屋CLUB ROCK'N'ROLL
2/1東京下北沢SHELTER
約1ヶ月かけて行った。
実はこの少し前から機材車としてバンドでハイエースを購入し使用していた。
込み込み35万で相当の走行距離であった。
(この車がこの後大変なことになる…)
この冬のツアー、初めての試みとして全公演を全て同じセットリストで敢行。
結果的にはとても良かった。
同じ流れの演奏を繰り返すうちに見えてくるものがあって、
どんどんブラッシュアップされていく感じ。
6日間連続のライブはボーカルの自分としてはプレッシャーだったけど、とりあえずこの合間は禁酒して乗り切った。
(他のメンバーはガンガン飲んでいた笑)
でも、案外余裕で自信がついた気がする。
しかしながら…事件は起きた。
1/17新潟公演終えて、仙台へ移動。
その途中に立ち寄ったサービスエリアで休憩。
「さぁ出発するか!」と車に乗る。
「あれ?」
なんとエンジンがかからない…
何回やってもダメだった。
仕方なく保険会社へ連絡しJAFに車をレッカーで運んでもらう。
メンバーは保険会社が手配してくれたホテルへ、最低限の機材持って移動。
翌日、電車乗り継いでライブハウスへ。
なんとかたどり着いた。
メンバー気合いで必死の演奏。
ただ、この時は若気の至りってやつで…機材車のこともあってか…
6日間連続ライブの最終日ということもあり
自分は最後の曲終わりで感情が高まってギターをステージに放り投げて帰った。
(感情込めて演奏してて、お客さんのリアクションがめちゃくちゃ悪かったからイライラしていた)
ガーン、ってギターが鳴る中でステージを去って…シーンとしてた記憶がある。
(こんなん絶対やっちゃダメなやつ)
"あぁ…やっちまった…"と後悔してたら
ドラム井上君が
「大ちゃんよくやった!俺も同じ気待ちだった!」
と変な一体感があったという…でもこの言葉で少し救われた。
(でもやっぱりやっちゃダメなやつ)
井上君とは度々妙なタイミングで意気投合した笑
そんなわけでこのツアー、車で出発して電車で帰ってくるという…非常にシュールなツアーであった。
(その後の京都公演までに車は直って帰ってきた)
なんやかんやで迎えたファイナル
2/1下北沢SHELTERでの主催イベント。
このイベントはとても良い形で締めくくることができた。
この時出演してくれたsemi human sizeのボーカル三ノ輪君は
「ワンマンライブやって翌月にイベントなんて、絶対コケると思ってたマジで凄い!」
と絶賛してくれた。
三ノ輪君は1月のワンマンライブも見に来てくれていて、この言葉はめちゃくちゃ嬉しかった。
(自分は今でも彼の歌が大好きでよく聴く。)
一つ余談として、下北沢SHELTERについて。
この会場かなり憧れがあって
ガンガンに活動してる中で、密かに昼のオーディションライブを受けていた。
告知をしないでライブを行い、結果的には当時のメンバーの彼女1人が来てくれただけ。
ライブハウスの店長からは「ライブは良かったんですが、お客さんが…」と言われ、
敢えて告知しなかったことと、SHELTERへの憧れを素直に伝えたら…
「それならオッケー!」
ということで一発合格。
今はもう店長変わってしまったけど、当時の店長西村さんには本当にお世話になった。
またいつか会いたい。
そして、この頃は下北沢にめちゃくちゃ入り浸っていた。
行くと必ず誰かとバッタリ会ってハイタッチするような感じであった。
用もなくライブハウスに寄ってはスタッフの子達と談笑したり、下北沢GARAGEの当時の店長出口さんとは夜中3時くらいまで語っていたこともあったっけ。
クリスマスには「パーティーしよう。」と近くのスーパーまで買い出しに行って2人でチキンとか食べてた。
いつも発想が面白い方で大好きな方である。
それとこの頃、お客さんが入りそうな公演は必ずチェックして
お客さん出待ちしてはチラシを配った。
「cublic-setts です!よろしくお願いします!」なんて言いながら。
たまに知ってくれてるお客さんが声かけてくれて、テンションが上がった。
お客さんの入る公演では、他のバンドも同じこと考えてチラシ配るバンドマンで列を作っていた。
この並びでの出会いもあった。
おそらく今の世代のバンドマンには理解できないだろう…
これはこれで楽しいんだけど。
まぁ大変だけども。
この当時本当にテンションと勢いだけで生きていた。
スタジオへ新しい曲を持っていく時も5曲くらい入ったデモを
3人に渡して、スタジオで弾き語りして
バンドでやるかどうか判断する…という感じ。
曲めっちゃ作ってた気がする。
そして、この後3枚目のCD「Henry」の制作に取り掛かる。
寒い中での非常に思い出深いレコーディングとなった。
次回へ続く…
萩原大介が以前に組んでいたバンド
cublic-setts(キューブリックセッツ)
12年ぶり、一夜限りの復活LIVEを音源化。
通販開始!!
cublic-setts「like a seagull vol.0」
2019.12.27@下北沢CLUB251
01. distortion(3pieces)
02. クラッカー(3pieces)
03. 虹の中へ(3pieces)
04. 空白(3pieces)
05. ユーフォリア(4pieces)
06. アイリス(4pieces)
07. Henry(4pieces)
08. mirai(4pieces)
09. ストロボ(4pieces)
10. like a seagull(4pieces)
11. ペイン(4pieces)
¥1,500(CD-R仕様)
◆ 3pieces
Vo&Gt:萩原大介 / Bass:藤原基純 / Drums:榎原直人
◆ 4pieces
Vo&Gt:萩原大介 / Guitar:冨田篤生 / Bass:藤原基純 / Drums:井上博毅
https://art-box.stores.jp/?category_id=5eae693bcee9ea0d18111628
【LINEスタンプ】
萩原大介のLINEスタンプがリリースされました!デザインは岩本伊津美さん。
スタンプショップで萩原大介を検索、クリエイターズを選択してください。
https://store.line.me/stickershop/product/11173847/ja
【アルバムリリース情報】
発売日:2020.02.05(水)発売
■ 萩原大介「夕凪の唄」
■ 収録曲
1.Entrée
2.サーチライト
3.AM4:30
4.パラレルワールド
5.ステレオタイプ
6.La dualité
7.風車
8.ラストダンス
9.Promenade
10.アイリス
11.エーテル
12.アルメリア
13.夕凪(Live at the room)
■ 品番:ZCST-051
■ 価格+税:¥3000+税
■ レーベル:ZERO COOL
通販での購入はこちら!
↓
サブスクで1st album風景の唄の配信がスタート!
萩原大介 / 風景の唄
配信始まりました。(サブスク、ダウンロード)
【レギュラー番組】
兵庫県尼崎市にあるコミュニティーラジオ局
FMaiai(82.0MHz)にて
毎週金曜日PM12:00〜12:45
「萩原大介の週刊パズルなラジオ」
次回放送は6/12金曜日12時〜
Listen Radio(リッスンラジオ)
というアプリをダウンロードして頂ければスマホで全国どこからでも聞くことができます。
※また毎週金曜日AM8:15〜9:00まで、先週の再放送もあります!
聞き逃した方は合わせてチェックしてくださいね。
【スタジオライブ生配信】
6/13土曜日21:30〜
スタジオライブ生配信!
※過去の配信動画も見れます。
(ライブ履歴、をチェックしてください)