サッカー男子日本代表がアジアカップ決勝戦でカタールに敗れて、
大会を準優勝で終えました。
以下、雑感を書きます。
・弱いから負けた。負けは負け。日本は敗者。
・ワールドカップとアジアカップは結果が極めて重要。
・決勝戦と入れ替え戦は結果がすべて。
・アジアで勝てないのならば、ワールドカップベスト8進出は程遠い。
・準決勝でのイラン戦よりも決勝戦は前半の強度が低かった。
選手も監督もスタッフもカタールを心の奥底で過小評価していたのかもしれない。
・カタールは日本をよく分析し、試合開始から意識統一して果敢に戦ってきた。
日本は開始10分間の戦いが悪かった。
・後半相手の動きは鈍ってきたが、日本は相手の強固な守備を崩せなかった。
強固な守備を崩す仕掛けが単調であり、攻撃に多彩さがなかった。
・ペナルティーエリア付近でファールを誘発する強かな仕掛けもなかった。
馬鹿正直に戦いすぎる。
・前半で2失点してパニックになっていた。
・チームのリーダー陣や監督が的確な指示と与えて落ち着かせるべきだった。
・日本は大会を通じて、強固に守り、素早くカウンターを仕掛けるチームに苦戦していた。
これは今大会だけのことではなく、前回大会やワールドカップ予選でも同様である。
・選手も監督もスタッフも対策すべきだ。対策はしていたのだろうが、結果として準備が甘すぎる。
・対戦相手が対日本戦術の一つとして確立していることは分かっているはず。
ザッケローニやアギーレと違って森保監督は
アジア大会のレベル、アジア諸国の戦い方を知っているはず。
スタッフ陣の準備と対策が不十分だといえる。芸が無さすぎる。
・約3倍も多くシュートを日本は打ったが精度を欠いていた。
決定力不足でもあり、攻撃力不足でもある。攻撃面で幅と種類を加える必要がある。
・90分を通した試合管理を徹底する必要がある。戦術理解度を高め、共通意識を保つことが必須。
・南野や堂安、富安のようなアジア大会やワールドカップ未経験者が
厳しい戦いを経験できたことは良かった。
・森保監督にとってはチームの方向性は間違っていないが、戦術・選手起用・チーム作りなどの点で
不十分な点が多々あることを痛感したことも良かった点である。
・そして一番の収穫は、選手(若手・中堅・ベテラン)もスタッフもファンも日本は思っている以上に
強くはないことを知りえたことだ。
・イラン戦のように規律統制が維持されて、人とボールが的確に連動する戦い方をより一層進化&深化させてほしい。