こんばんは
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取引先の会社の人で、同じくらいの年齢ということもあり、よく話す男性の人がいます。
その人の奥様が、息子さんが大学に行ってしまってから、ずっとふさぎ込んでいる、という話を聞きました。
仕事から帰ると、奥さんが、電気も付けない部屋でさめざめと泣いていたりするそうです・・・
(さめざめとって、なんか、字面だけでも悲しいよね・・・)
いわゆる『空の巣症候群』、というものですね。
その人は、私の息子も大学生になって家を出ている事を、知っているので(進学先は話していません)、なぜ私は、落ち込まないのか、聞かれました。
わたしも、結構な病み体質なのですが、子どもが出て行ったことを、あっけらかんと話していたので、そう思われたのでしょう。
私だって、息子が高校生の頃は、あと、1~2年で、息子と暮らすことはできなくなるんだなあ、と思って、泣きながら朝目覚めたりもしていました。
しかし、実際に、息子が巣立った後は、泣いたことは、ほとんどありません。
仕事や趣味で忙しく、それどころでない、ということもあります。
しかし、私には、ある思いがあって。
その思いに支えられているところが大きいのです。
それは、我が家をいつでも、息子が帰ってくることのできるホームグラウンドにする、ということ。
家を巣立った後の息子の長い人生の中、順風満帆な時ばかりではないと思うんです。
仕事で失敗したり、人間関係でつまずいたり、病気になったり・・・
この先、息子の人生にだって、きっと試練の時が来ると思う。
そんな時、私は、我が家を、息子がいつでも帰ってくることができる場所にしたいんですよね。
どんなに息子が年をとっても、いつでも、息子を問答無用で迎え入れる場所に、家をしたいんです。
帰ることのできる実家がある人は、とても幸せだと思う。
実家があり、親がいても、色々な事情で帰ることができない人は大勢います。
私も、実は若い時、そうした時期があり、家を頼ることのできない辛さを知りました。
だから、息子には
「辛い時は、いつでも帰ってきていいよ」
と、言える親でいたいし、帰ることのできる家にしたいんです。
それに、すべて失ったとしても、帰る場所がある、と思えれば、思いっきり、生きることができるんじゃないかな〜
だから、そのためには、やらなきゃいけないことが、たくさんあるんです![]()
もっと料理のスキルも上げて、美味しい物作って、息子を迎えたいし、庭ももっと整えて、安らげる家にしたい・・・
はっきりいって、息子がいなくなって、悲しんでるヒマは、ないんですよね。
大切な子どもが、家を出たら、さみしく、悲しいのは、当たり前です。
でも、それは、それだけ子どもとの生活が濃密で、素晴らしいものだったということ。
さみしくて、涙が止まらないなんて、実は、とっても幸せなこと。
その時は、辛くても、きっとまた、新しい幸せもあるって、私は信じてる。
私は、これからも、そんな幸せを探していきたいなって、思っています![]()
本日もお読みいただき、ありがとうございます。







