正解のない答えを導き出せ | I can・・・ はちやまのヒーロー塾☆

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「やってみるから始まる」
次世代を担う子どもたちを育てる。
新しいことに挑戦し続ける塾長のブログ。
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あよん☆

 

昨日は飲み会に行って来た。

 

久しぶりのお酒。

 

とくにサングリアが美味しかったな。

 

 

最近、自分の酒量をコントロールできるようになってきた。

 

大人になったもんだ(笑)

 

 

 

 

 

昨日は新中3生の授業で映画でも見ようと思っていた。

 

以前『超高速!参勤交代』を見たから続編のリターンズを見ようと思っていたけど、卒業生から『あんまり面白くなかった』ということを聞いたのでやめた。

 

そして、新中3生に選ばせてみようと思ったわけだけど、それが無茶だった。

 

 

 

女子は女子で胸キュン映画を見たがる。

 

男子は男子でホラーを見たがる。

 

 

多数決をとっても真っ二つに割れる。

 

男子と女子の比率はだいたい5:5。

 

男子の方が2名多い。

 

 

多数決だと男子が勝つけど、それだとほぼ同数の女子が気に入らないものを見なければいけない。

 

こうなった場合は映画は見せてあげるわけにはいかない。

 

平等ではなくなるから。

 

 

 

それで結局昨日の授業では映画を見ずに、普通に授業を進めた。

 

 

 

 

自分の個性を出すのはいい。

 

だけど、集団の中で考えるときはその他のことも考えないといけない。

 

今回は男子と女子で特に好みの差が顕著に現れてしまった。

 

この場合、男子も女子もお互いに、お互いが楽しんで見れる映画を提案し意見を擦り合わせて行く必要があった。

 

 

昨日の授業ではそこまで話を持って行ってあげることができなかった。

 

これは僕の配慮不足に準備不足。

 

 

次回は「クラスで何の映画を見るか?」を題材に話し合いの時間を設けてみよう。

 

建設的な意見を出せる子がいるかどうか。

 

男子の好み、女子の好み。

 

有名どころは一度見たことがある子もいるかもしれない。

 

マイナーは駄作もあったりする。

 

もちろん、健全な青少年が見るのでエロとグロは避けたい。

 

エトセトラ・・・

 

その他、諸々のことを考慮しつつ、みんなが楽しめる映画を選び出せるか?

 

 

 

こう考えると集団で何かをするのは難しい。

 

多くの場合は妥協案になってしまう。

 

最大公約数をとっても全員の満足を満たすことは難しい。

 

 

 

個人でやるのは簡単だ。

 

その人自身の行動力があればいい。

 

好きなことを好きなようにできる。

 

 

ただそれだと全てのことを自分でしなければいけないし、スケールも小さくなりがち。

 

 

どっちもどっちで、一長一短がある。

 

だから、個人も集団もどちらでも対応できるようになるためには、状況を客観的に把握して、対応策を考えて、自分の考えを提案できる知性が必要ってことだ。


 

 

試しに今度、クラスで話し合いをしてもらおう。

 

グループディスカッションってほど大げさなものじゃないけど、身近なところで「正解のない答えを出す」ということに挑戦してみよう。

 

じゃ、ばいやい☆