同じく6月初旬。
意を決して、
午後から半日のお休みをもらって、家の近くの総合病院へ。
実際は、この間に土曜日を挟んでいて、
その土曜日に家の近くの総合病院2軒（うち1軒はバスで10分ほどかかる）をまわったのですが、
いずれも土曜日は予約のみの受付で受信できず、
午後からの半休をもらったとして、
職場が家からかなり遠かったため、
ダッシュで戻ってきても午後の受付終了時間ギリギリになってしまうので
バスを使う方の病院が、
実は長年家族がお世話になってきた、信頼している病院だったのですが、断念し
もう一方の病院へ。
（・・・ここでもし別の選択をしていたら、違う結果になっていたのかなァと思うとゾッ）
こちらの病院の方が家から近いのに、
なぜわざわざバスに乗って少し離れた病院を家族が利用しているのか・・・
詳細はご想像におまかせしますが
私も以前お世話になったことがある病院なのですが、
いかんせん、我が家の人々（私含め）と相性が良くない病院で・・・
なので多少の不安はありつつ、
今回は以前お世話になった科とは違うところになりそうだし…と思い、受診。
「顎の下のしこり」って、何科を受診するんだろうか、というところですが、
私の場合、
とりあえず総合受付に電話をして、
症状を説明して、どの科を受診すれば良いか教えてもらった結果、
耳鼻咽喉科を受診することになりました。
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受診。
割とご年配の男性のお医者さん。
呼ばれて、ノックして、失礼しますと診察室へ入って、
荷物を置く用のスペースに荷物を置こうとした時、
医師「で、どっち側？」
あ、そうだまだ書いていませんでしたが、
顎の下のしこり、私の場合は左側です。
・・・って、そうじゃなくて、
まだ椅子に座ってすらいない、
しかも、待合で記入して既に提出した問診票にハッキリ左って書きましたが。
顔のイラストみたいなやつに丸までつけましたが。
どっち側？って聞くってことは、しこりがあるってことはご存じなわけで、
問診票ご覧になったんですよ・・・ね？
そして何より、
こちらを見ようともせず、
私の前の患者さんのカルテなのか何なのかをＰＣで打ち込みながら・・・
この時点で、あ～やっぱり私はこの病院合わないんだわ～なんて悟りの境地。
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その後、触診。
しこりのあるところ、顎下腺を指の第二関節でぐっりぐり。
「（ぐりぐり）痛いですか？」
「少し」
「（ぐっりぐり）痛いですか？」
「はい、少し」
「（ぐっっりぐっっり）痛いですか？」
「い、痛いです」
「そうですか、じゃあＣＴ撮りましょう」
・・・私、本当にこの病院（以下略）
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そしてＣＴを撮る。
しこりのあたりにテープみたいなものでしるしをつけられ、
「動くと撮影に失敗しちゃうので、動かないでくださいね」
と、言われたはいいものの
そう言われるとピクピク動いてしまう体・・・
この撮影だけで私、汗だく。
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結果。
例のごとく私の方をまったく見ようとしない医師・・・
モニターに私の顎のＣＴ結果があって
「顎下腺唾石症ですね」
「痛くないのにですか」
「ほら、石が二つあるので」
確かに、顎の左側に白いポチっとしたものが・・・
で、ええと・・・
「薬出しておくので一週間様子見て、来週来てください。
小さいと自然に石が出てくることがあるので、
出てこなければ、手術しかないですね」
ガーン
「手術というと、入院ですか」
「１０日間前後ですね」
ガーン
「傷は・・・」
「5cm前後の傷が残るかと思います」
ガーン
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そして、泣きながらの帰り道。
まず、薬局で処方箋の薬をもらうとき、薬剤師のおじさんが優しくて
なのに
「今日はどうしたの？処方箋だと、痛み止めが出てるけど、どっか痛くした？」
・・・痛み止めって、おい
私確かにぐっりぐりのとき「痛い」って言いましたけど、
そりゃ特に患ってない場所でも
指の第二関節でぐっりぐりしたら痛いに決まってるじゃないのよ、
普段、ちょっとふくれるけど痛くないって
だから癌かもって思って来ましたって言ったのに・・・！
痛み止め飲んで、石は自然に出てくるんですかい！
「これをしたら出やすいですよ～」とかもなく
・・・自然にって
・・・全体的に愚痴っぽくなってしまってすみません。
このとき本当にショックで、
嫌な記憶ばっかり残っていて、感情のままに書いてしまいました
そして、
あと約1ヶ月で辞める会社を、10日も休むなんて無理なので、
（いや多分社長は人がいいからＯＫしてくれるだろうけど、それは自分が耐えられない）
退職日を早めてもらうしかないし
何より、11月に自分の結婚式。
ぽんこつハチコも、人生で一度だけ、真っ白いドレス着て、
みんなにおめでとうを言ってもらえて
母や、お世話になった人たちにありがとうを言える日。
あと数ヶ月に迫った時に
首に5cmの、消えない傷ができる。
そのことがものすごくショックで、
帰り道、涙が止まらなかったのでした。
つづく
hachiko