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→ DS「真・女神転生 STRANGE JOURNEY」プレイ日記2 ボーティーズ~カリーナ

→ DS「真・女神転生 STRANGE JOURNEY」プレイ日記3 デルファイナス~エリダヌス

→ DS「真・女神転生 STRANGE JOURNEY」プレイ日記4 フォルナクス探索とジャック部隊

→ DS「真・女神転生 STRANGE JOURNEY」プレイ日記5 グルース~

 

 

 DS版「真・女神転生 STRANGE JOURNEY」プレイ日記の4回目です。南極点に現れ、拡大を続けるシュバルツバースという謎の空間に調査の為に訪れたシュバルツバース調査隊。シュバルツバース内に突入した途端に知的生命体「悪魔」の襲撃を受けますが、何者かから送られてきた悪魔召喚プログラムで「悪魔」を召喚、対抗することが出来るようになります。

 

 唯一活動可能なレッドスプライト号のクルーたちは悪魔と戦い、仲魔としながらこの空間の調査を続け、やっと脱出するポイント「バニシング・ポイント」を発見します。

 

…しかし脱出の為の航行中、ナニかの妨害を受け、レッドスプライト号は制御不能となってしまいました。

 

 

 

 目の前にはシュバルツバース内へ進入した時に見た、あの光景が広がっていました。何処かの部屋の中、3人の謎の男たち。この3人の人物は、私達がシュバルツバース内から脱出することを良しと思っていないようです。私達はヒト猿であるから…。

 

 この人物達は私達に向かって語りかけ、ある映像を見せつけました。地球の南極点に沢山の「いかづち」が鳴り響き、火球がいくつも現れます。私達の脱出を待たず、合同計画は「シュバルツバース破壊作戦」を実行してしまったというのでしょうか!? そんなぁ…

 

 しかし人類が放ったいかづちは、消え去っていきます。シュバルツバースにはなんの変化も起こっていません。

 

 

 3人の男たちは、この計画が失敗に終わることを知っていたようです。私達はこの呪われた地を這い続けるのだと言います。ヒト猿の知識ではこのシュバルツバースは破壊出来ないと…。

 

 しかし絶望的なことを言い放ちながらも、男たちは、「エキゾチック物質」があれば或いは私達の力でもどうにか出来るかもしれないと言います。このエキゾチック物質というものを私達は既に1つ手にしているとも。この物質はバニシング・ポイントを御するものだと言いますが、詳しい話しは彼らが言うところの回路の霊…この船の指令コマンドのアーサーが知っているようです。

 

 

 何処かに不時着したレッドスプライト号の中で目が覚めました。他のクルーたちもどうやら無事のようで、その点は良かったんですが…。

 

 アーサーは沈黙したままだし、全く状況がつかめません。そんな中で、クルー達全員があの3人の男たちの姿を目撃していたことが判明します。私だけが見ていた幻覚じゃなかったのかとホッとしますが、あの3人が私達の脱出を邪魔したのだと騒ぎになります。まぁこんな得体の知れない存在恐怖でしかないよね。

 

 

 観測班が今いるエリアの外の画像をモニターに映し出すと、これまでに見た事がないような風景が広がっています。分かることは、地上へは出られなかったという事実だけ…。どうやら未知の時空へ上陸してしまったようです。しかも地上との連絡に使っていたあの重力子通信機がひしゃげてしまう程損傷してしまい、使用不可となってしまったようです。他の機器にはなんの異常も損傷もないようなのに、何故かこれだけ…。

 

 ゼレーニンの見解では先程の3人が私達に画像を見せるために使ったのではないかというのです。これで地上との連絡手段はなくなってしまいました。

 

 ここで「新規重要データ」を更新し、アーサーが復旧します。新規のデータとは…?

 

 

 アーサーは、シュバルツバースの構造が予想を超えたものだったこと、3生命体の妨害にあったことから、脱出はそもそも不可能であったと言います。えぇぇぇぇぇ!? あの地上の破壊作戦もやはり失敗したようですし、ほんと…ほんと…最悪じゃないですか。

 

 そして調査のし直しを提案されます。まず、このレッドスプライト号が今何処にいるのかの確認からです。

 今いるのはシュバルツバースを創り出した存在により近い、根源的な領域にいるとのことです。これは今私が手にしている「無質量ソリッド」が導いた結果のようです。あの3人の人物が言っていたエキゾチック物質というものであり、時空の航行を制御する特別なエネルギーを有した物質だと言います。これがバニシング・ポイントからの行き先を決定づける因子のようです。この物質は「EX物質=Eri」と判明しました。エキゾチック物質を集めれば、シュバルツバースの深部へと行くことが出来ます。

 

 ゼレーニンはアーサーが「更新された情報」と言うのが気になったようで、アーサーに確認します。何処からもたらされた情報かどうかは重要ですからね…。

 

 実はこれらの更新された情報は、あの脱出アタックの最中にアーサーに向けて艦外から送られてきたものだと言います。つまりはあの3生命体が情報源ということのようです。クルー達はアーサーに対する不信感を露わにしますが、アーサー曰く3生命体が送ってきた情報は、あらゆるデータと照合しても正しく、シュバルツバースについては私達よりもずっと優れた情報と知識を有していると言います。

 

 何故あの3生命体は妨害とアシストを同時に行うのか、目的は分かりません。シュバルツバースの中心にある「メムアレフ」という存在のこともです。この情報を私達に送ることで何がしたいのか。

 

 アーサーが情報を出せば出すほど、クルー達から不信不満が噴出していきます。でもここで横になってケツ掻いているわけにも行かないですからね…。アーサーが提案するミッションをこなしていくしかやることがないですから。まずはこのエリアのセクターコード発効からです。このセクターは「フォルナクス」と呼ばれることになりました。

 

 

 

【FORNAX】

 

 

 メインミッション「フォルナクスのエキゾチック物質」を入手することが追加されました。探索の前に、アーヴィンにウロボロスを倒した時に入手した「龍王のクライン管」を渡し、サブアプリを開発してもらい、準備OK、さぁ、新セクターに足を踏み入れますわよ…

 

 フォルナクスは今までのセクターと違い、自分達が見た事ないような雰囲気になっています。幻想的であり、人工的にも見える空間…不思議な光景が広がっています。

 

 

 探索開始しして暫く経つと、付近に強い悪魔の反応があるとの通信が入ります。その通信を受けてすぐ、悪魔が壁を破壊して現れます。見覚えがあるその悪魔は、アントリアで戦ったあの魔王モラクスでした。

 

 この地にいると悪魔は本来の力が出せる…と言い、モラクスの姿は猛火の魔王モロクの姿に変わります。これがモラクスの真の姿だというのです。種の記された地であれば本来の姿でいられるということは…その地とはフォルナクスのことでしょうか。嫌な予感しかしない、これは今まで倒してきたボスとゴニョゴニョゴニョ…

 

 

 魔王モロク戦になります。モロクはマハラギダインと恐怖付加のゲヘナが面倒です。それと物理対策も必要です。突撃やランダムで2回攻撃する技もあるので…。弱点のブフも効きが薄い気がしますが、じっくり少しずつHPを削って勝利しました。モロクは復讐はまだ終わらないと言い、消えます…。

 

 モロクを倒し、先の広いフロアに出ると、3つのドアがありました。ドアの向こうからはティアマト女神から二度産まれた者…とやらの複数の声がします。私に復讐を誓っている者達の怨嗟の声です。その圧に押されて私は後退してしまいます。

 

 すると背後に何者かの気配がし、振り返るとレッドスプライト号の中で会った、ルイ・サイファーがいました。ルイ・サイファーはこの場所は今までのセクターとは次元が違い、私達がロゼッタと呼んだ悪魔が神に貶められる前の本来の姿でいられる世界だと言います。それだけ告げると、ルイ・サイフアーは去って行きました。

 

 

 アーサーは3体の強い悪魔の反応はこの先の調査で障害となるとし、メインミッション「3体の悪魔を撃退せよ」が追加されました。扉が3つ並んだフロアに戻りました。折角だから私は右側の端のドアから入るぜ!! 

 

 地下への階段を降りて行きます。地下5階まで降りると、レアフォルマ「干支月宮鏡」を拾いました。これはメインアプリの強化が可能ということで、良いお土産が出来たーとホクホクしていると、出ました。また壁を突き破って…。

 

 魔王オーカスが現れました。オーカスの姿は死神オルクスへと姿を変えます。オルクスとの戦闘になりました。特に決定的に怖い技を使ってくるわけではないですが、オーカスの時と同じように食材調達(カタキラウワ召喚)や丸かじりで自分のHPを回復してしまいます。弱点のアギ系・ジオ系でデビルCO-OPを発生させつつ、カタキラウワのムド対策もしつつ…。勝利します。

 

 

 

 オルクスを倒したので先へ進もうとすると、アーサーから至急の連絡が入ります。全員行動を一時中止し、レッドスプライト号に帰艦しろというのです、またぁ!? 別セクターへ急いで移動しなければならないことってなんでしょうか。

 

 

 全クルーが帰艦したところで、緊急任務の告知が行われます。あの、カリーナで出会ったジャック部隊。あの人達が不穏な動きをしていると言うのです。あの人達最初っから不穏でしたけど…!? 

 私達の調査活動に影響を及ぼす恐れがあるから、現在ジャック部隊がいる時空へ行って調査・聞き取りが必要ということみたいです。

 

 ジャック部隊は自分達の力で時空を生みだし、現在はそこを拠点として活動しているようです。いくら私達の情報を傍受したからとはいえ、そんなことまで出来るテクノロジーに恐怖を覚えるクルーもいます。ジャック部隊はお互いの邪魔はしないと言ってましたが…。

 

 彼らがこのシュバルツバースで何をなそうとしているのか想像つかないけど、ケンカする気があるのかないのかくらいは確かめたいところですよね。そういうわけで、ジャック部隊のいる時空へスキップ・ジャンプすることになりました。

 

 

 ジャック部隊のいる時空に着き、画像を確認します。彼らがいる時空はまるで洞窟内部の秘密基地みたいです。未だこちらの交信には応答なしだそうです。まぁ、以前から通信傍受とか乗っ取りされることをやたら恐れていたし、仕方ないかもしれない。

 

 やはり前みたいに直接出向くことになりました。以前会ったことがある者の方がスムーズにいくだろうということで、私とヒメネスでジャック部隊のいる時空に降り立ちました。

 

 

 

 降り立った場所は、デモニカなしでも活動出来るような快適さです。これは人間が住んでいる所と変わらない感じです。バガブーも見た事のない空間に戸惑っているようです。

 

 先へ進もうとすると、ジャック部隊の兵らしき男が立ちはだかります。前々からジャック部隊の面々にはこういう兆候はあったけど、かなり態度が横柄です。ジャックに会いたいと言うと、ライアンが現れました。ライアンはもうジャック大佐は私達に会うことはないといいます。自分達のユートピアを建設しようとしているだけなのだから放っておいて欲しいとの主張です。

 

 ふーーーーーん…。それはそれで構わないけど…欲しいものが被らない限りは何もしないという言葉が気になります。それは彼らが欲しいものと私達が必要なものが同じだった場合は戦争もあり得るということでしょーが??? 向こうは戦力が圧倒的に違うせいか態度のでかさMAXで腹立つけども、今の所は特に何もなさそうなので戻る事にします。

 

 そこから去ろうとすると突然バガブーがライアンがウソをついていると指摘したのでヒヤリとします。ライアンはしつけがなっていない悪魔だと言いながらも、普通の悪魔と違うバガブーに興味を抱いたようで、ヒメネスに小遣い稼ぎしたいならバガブーを買ってやると言い出します。ヒメネスはそれを断り、レッドスプライト号へ戻りました。

 

 

 ジャック部隊との交渉は何も得るものがないまま終わってしまいました。嫌な感じはするけれど、今の所向こうはこちらの調査を妨害するような動きはないように見えました。

 

 ほとんどのクルーたちはこのまま睨み合っていてもらちがあかないし、自分達が優先すべきことはフォルナクスの調査だと考えています。しかし、ジャック部隊の所持する戦力やテクノロジーのことを考えると…。楽観視は出来ない気がします。

 

 

 そこでヒメネスが残留クルーをここにおいて、監視すればいいと提案します。しかし残留クルーが孤立無援になるという危険を伴うことで、誰も引き受けないだろうと皆は言います。ヒメネスは自分が提案したから自分がやるといい、レッドスプライト号を降りてジャック部隊の監視の任務をすることなりました。

 ヒメネスはバガブーが感じたのと同じように、ジャック部隊が何か重大なことを隠しているというのを兵士としての勘で…本能的に感じ取っているようでした。

 

 定期的にヒメネスと連絡が取れるようにしておき、私達は再びフォルナクスの探索・調査を続けることになりました。さっきは右端の階段を行ったので、次は中央の階段…と降りて行ったところ、ここの主は姿も見えないし、ある場所からは進めないようになっていたので仕方ないから次は左端の階段を行きます。

 

 こちらはこちらでアリスとのEXミッションが発生したり、落とし穴があったりして大変…。

 

 

 ここでも地下5階で壁を突き破ってくる悪魔に遭遇。ボーティーズで戦った魔王ミトラスです。ミトラスは今の姿が人間によって矮小化されていたものだと言って、真の姿である堕天使ミスラへと姿を変えます。

 

 

 

 堕天使ミスラとの戦いです。この敵は氷結攻撃をしてきますので、氷結に強い仲魔がいた方が良いです。自分も凍らないよう対策を。そして消沈になってしまう「幻虚夢」という全体技をかけてきます(消沈状態になっても数ターンで回復します)。

 

 後は「秩序の光」という万能即死攻撃が面倒です。衝撃属性が弱点なのでデビルCO-OPで集中攻撃するか、タルカジャで攻撃力あげまくって暴れまくりで攻撃するのも良いです。

 

 倒すとゼレーニンから通信が入ります。ゼレーニンはミトラスにはいい思い出ないと思いますし、複雑な気持ちのようです。因みに、このフロアではレアフォルマ「太陽鏡」を入手しました。

 

 

 

 ここでアーサーから緊急指令が入りました。まだ探索途中なのに全クルーはただちにレッドスプライト号へ帰艦しろとのことです。ヒメネスがどうやらジャック部隊に拘束されたようなのです。やっぱり一人はヤバかったってことですね!? ヒメネスを救出するため、ジャック部隊基地へと向かうことになります。

 

 艦に戻ってみると、クルー達は混乱していました。ジャック部隊が本性を出してきたのか、それともヒメネスが何か不用意な行動をとってしまったのか。

 

 アーサーにヒメネスの様子を訊ねると、ヒメネスの信号がジャック部隊を見張っていた位置を離れ、消息不明になっていると言います。ジャック部隊の基地内部に入ったところで途絶えたと…。アーサーがジャック部隊とコンタクトを取ろうとしても以前と同じように全く交信に答える様子もないようです。やっぱり現地に行くことになりそうですね、これ。

 

 

 このことで、ゼレーニンや他のクルーたちがもめてしまいます。ゼレーニンとしてはヒメネスの提案は受け入れ兼ねるものだったから仕方のないことですが、ジャック部隊が不穏な動きをしていたというのも事実で…。

 

 そこでムッチーノが入電だと伝えてきます。ジャック部隊のライトニング号から通信が入ったと言います。向こうからコンタクトをとってきたのです。メインモニターに通信を回すと、そこにはデモニカ姿のジャック大佐が映ります。ジャック大佐は私たちが互いに干渉しないというルールを破ったから契約の不履行になった、友好関係を解消すると言い出します。突然そんなことを言われてもこちらはわけが分かりません。

 

 そもそもヒメネスはどうなったのか訊くと、ヒメネスはジャック部隊の基地に無断で侵入し、ジャック部隊の研究を妨害する工作を行ったと言います。それが敵対行為とみなされたということのようです。

 

 ヒメネスは研究施設に侵入し、捕獲されていた「実験材料」である悪魔を手下の悪魔を使って逃がしたと言います。すぐに気が付いて迅速に悪魔は捕らえられたとのことですが…。悪魔を実験材料にして一体何をしようとしているんでしょう。ビジネスのために努力しているだけだと言い張っていますが。

 

 

 通信からあの横柄な態度だったライアンという男の声が聞こえてきます。捕まっていた悪魔をヒメネスが助けようとして逃がしたらしく、そのせいで自分たちの命が危険にさらされたとやたらご立腹の様子です。そしてヒメネスも実験材料にしたと言います。なんということを…。

 

 ジャック部隊には悪魔研究チームというのがあるらしく、ジャック大佐は実験材料についてはそのチームに一任しているというので、ヒメネスが今どういう状態なのかジャック大佐も知らないようです。

 慌てる私たちにジャック大佐はシュバルツバースは命なんて簡単に吹き飛ぶような場所だということを思い出すといいと冷たく言い放ち、交信を遮断しました。

 

 何故ヒメネスは単独で行動をとったのか…そして私たちはどうするべきか。アーサーはライトニング号への潜入が不可能ではないということで、ヒメネスを見捨てないという選択肢があると言います。

 

 ジャック部隊のライトニング号は、動力のほぼ全てをプラズマ装甲に充てて時空設営している状態で、この状態では十分な攻撃体勢をとることは不可能のようです。今あの場に設営している状態であれば、ヒメネスを救出出来るかもしれません。しかし…クルーたちはやはりジャック部隊に対する畏怖の念があるようです。もしかしたら、実験材料にされるのはヒメネスだけではないかもしれないのです。

 

 

 ジャック部隊が明らかにこちらの脅威となっている今、この件は放置することができません。ジャック部隊基地へと向かいます。

 

 無事ジャック部隊の基地がある空間に着艦しました。交信もないし、静かです。ジャック部隊はこちらの出方を伺っているようです。ジャック部隊についての情報をもっと知りたいところですが、時間がありません。強行策ではありますがフィールドに降りて潜入を試みることにしました。メインミッション「ジャック部隊基地のヒメネス救出」が追加されます。

 

 ジャック部隊は私たちが所持していないテクノロジーを有しているため、どんな武器を用いてくるかわかりません。可能であればそれらを使用不可な状態にすることも必要になってきます。

 

 

 

【ジャック部隊基地】

 

 ジャック部隊の基地へと降り立ちます。入り口にはジャック部隊兵士がいて立ちはだかりました。悪魔を撃つのは飽きてたところだとか言う人間へいし2体との戦闘です。そんなに言うなら相手してやらぁとギャーンと倒します。

 

 アーサーから連絡が入り、これでジャック部隊と交戦状態になったと告げられ、警戒してミッションを続けるよう言われます。まぁ元からヤル気満々でしたが…(お互い)。

 

 

 まず1階の探索です。ここはそれほど広くないようです。なんだか怪しげな機器や培養槽のようなものが並ぶ部屋を見つけます。そこではバラバラに切り刻まれた悪魔たちの苦痛と怨嗟の声が聞こえてきます。

 

 その悪魔たちの苦痛の声を楽し気に聞いている兵士がいます。使える悪魔は強化デビルにし、使えなければ切り刻んでパーツ取りをしているようです。兵士はこれこそが科学と悪魔の夢の融合だと喜んでいますが、私の存在に気付くと戦闘になります。

 

 説得なんて全く出来ないようですね。人間へいし2体、人間へいしちょうとの戦いです。特に変わった攻撃をしないので(物理攻撃のみ)、普通に対処し倒します。

 

 

 人間同士が殺し合う姿を見て悪魔たちは喜びます。私たち人間が滅ぶまで悪魔は人間の側にいると煽ってきます。私は培養槽のスイッチをそっと切ってみました。すると悪魔たちは静かになります。…っていうか、え? これやってよかったのかな…。別に煽られたから殺意あってやったわけじゃないんだからね!!

 

 別の部屋でもジャック部隊の隊員と交戦となります。倒れる前に隊士は捕まえていた悪魔を開放します。しかしこの悪魔はもう動く事も出来ないようです。

 

 

 ジャック部隊基地1Fで見つけた炯眼石というレアフォルマをラボに持っていくと、アーヴィンとチェンのコンビが「ダークスキャナB」を作ってくれます。これで今まで視覚化できなかったダークゾーンを視覚化出来るようになります。

 

 地下1Fに行くとルイ・サイファーが現れました。ルイ・サイファーはニンゲン同士の争いに興味を強く示しています。そしてヒメネスについて、運命の境目が近付いている、友人ならそれを見届けてやれと言います。

 

 逆境の時にこそ強い力が生まれるもので、その営みのために人間は存在するのかもしれない、などと意味深なことを言うと去っていきました。

 

 

 ダークゾーンの奥に隠れていた研究員を見つけたのでこの男からヒメネスがいるという研究室の暗証番号を訊き出し、研究室に入ります。部屋には培養槽があり、ヒメネスとバガブーが入れられていました。

 

 ヒメネスは意識がはっきりしていますが、磁場を射ち込まれたというバガブーはすでに瀕死状態です。そんなバガブーを罵倒する研究員…。ヒメネスは研究員、そしてジャック大佐に対して深い憎悪を抱いています。研究員はソウルの波長が合っている二人を合体させ、何の感情も持たない命令に従うだけの悪魔兵士を創るつもりだったようです。

 

 

 私の存在に気が付いた研究員は戦う手段がないと言って、実験装置を作動させ逃げて行きます。仲間同士で殺し合いをさせるつもりらしいです。きたないな!! てめぇのゲンコでやり合おうよ!!(好戦的)

 

 作動中の実験装置の中でヒメネスとバガブーは苦しんでいます。私はどうしたら…!?(ここでストーリー分岐に影響のある選択肢が出る)

 

 ヒメネスはこの装置での実験はもう何度も失敗していると言います。ヒメネスはバガブーを死なせないために、自分たちが使っている悪魔合体プログラムを使うよう言います。今のヒメネスはジャック部隊の者達をそれこそ悪魔のように呪っています。悪魔と変わらない今のうちにデモニカに送ってくれと…。

 

 私は実験装置とデモニカをリンクさせ、そして…。合体します。

 

 

 実験装置は破壊されました。目の前に立っているのは変わり果てた姿のヒメネスです。これでバガブーは死なずに済みましたが、しかし…。ヒメネスは苦しさはなく、問題ないと言っていますが、あの…でもさ…。

 

 ヒメネスとともにジャックの元へ向かうことにしました。

 

 ライトニング号が停泊している場所に行きます。しかし扉は固く閉ざされています。ヒメネスは降車デッキに向かい、扉を力まかせにこじ開けてしまいました。ひぇぇぇ、おそろしい…。いや、助かったけど…。

 

 私とヒメネスはライトニング号の中へ侵入しました。ジャック大佐との対面です。

 

 

 ジャック大佐は基地を荒らされ、設備と人員に損害を出し、新兵器の開発も後退してしまったと大層ご立腹のようです。もう話し合いで解決する気もないようです。元から話し合いって感じの対応ではなかったけどね。この人達のスポンサーとやらも気になりますが、ジャック大佐と戦います!!

 

 

 ジャック大佐はとっておきの改造悪魔を呼び出します。ヒメネスがその悪魔たちと戦っている間、私はジャック大佐との戦闘を開始です。

 

 ジャック大佐と邪鬼ピシャーチャ2体が相手になります。ピシャーチャは爆弾付着の「バイツァ・ダスト」を持っているのでディスボムを忘れずに持っていこう…。まず最初にHPが少なめなピシャーチャを倒しじっくりジャックを相手することにします。

 

 ジャックの使う銃属性の「五月雨撃ち」という技は威力が高く、単体にランダムで複数回ヒットすることもあります。これがホントに威力がヤバイので、こちらの防御を上げつつ戦います。

 

 そしてもう一つジャックの厄介な技は「ピュアブルー」で、これはHP回復とデクンダ効果があります。回復量がかなり多く、使われると厄介なのでなるべくジャックには能力を下げるスキルは使わないようにします。それでもたまにピュアブルーを使われたりして面倒な戦いでした。カッチュウベストとかは必須ですね。

 

 ジャックを倒しましたが、まだ諦めていない様子です。その執念というか、しつこさは称賛ものかもしれない。ヒメネスはこの場所が地上ではないから、ジャックがしてきたことを罪に問う法はないと言います。しかしそれは…ヒメネスを縛りつける法もないということ。ヒメネスはジャック大佐を殺してしまいました。

 

 これが好き勝手に振る舞った者の末路か…

 

 

 ジャック大佐が殺されてしまったため、ライアンは慌てています。指揮官がいなくなってしまって自分たちはどうなるのかと…。

 

 ヒメネスが指揮官がいなくなったら次の指揮官が必要になるが、指揮官が代わり続けるなら自分はそれを地獄に送り続けるだけだと言うと、恐れをなしたライアンは命乞いをします。レッドスプライト号の者たちがエキゾチック物質を探しているのを知っているから、それを探すのを手伝わせてほしいと…。

 

 しかし聞く耳を持とうとしないヒメネスはライアンも殺そうとします。それをこれ以上の戦いは無意味だと言ってゼレーニンが止めます。ヒメネスの行為はゼレーニンにとってはただの殺戮なのです。敵対心をむき出しにするヒメネスに、ゼレーニンは冷静に今取るべき行動はジャック部隊の武装解除と使用可能なテクノロジーの差し押さえだと言います。ライアンはゼレーニンの言葉に従うことを了承します

 

 

 まだ暴れ足りない様子のヒメネスですが、他の機動班クルーに後を任せて艦に戻ることにしました。

 

 これでメインミッション「ジャック部隊基地のヒメネス救出」を完遂しました。ついでに(ついでて)、ジャック部隊を制圧までしたので、これからこのジャック部隊をどうするか話し合いです。今レッドスプライト号には監視・管理するほどの人員がいないというのが現状です。

 ライトニング号の一部システムを無効化し航行能力と戦闘能力を剥奪することにしました。そうすれば最小限の人員で監視することで対応できます。それと、ジャック部隊の有していた悪魔サーチ技術から、エキゾチック物質を感知する機能を構築出来そうということで、これから探索がぐんと進むかもしれません。

 

 そしてゼレーニンから、ヒメネスが休んでいる間(その場にいない間)にヒメネスの扱いについてどうするかという話しが出ました。すでにヒメネスは物理的に悪魔の一歩手前です。他のクルーたちもヒメネスについては複雑な気持ちのようです。姿が変わってしまったことにショックを受ける者もいれば、同じクルーとして悪魔扱いするのは嫌だという者も。

 

 表面上は以前とほぼ変わらなく意思疎通がとれていますが、最初の頃はこのシュバルツバースから出たがっていたヒメネスが、この世界を楽しんでいるように見えるというのは大きな変化です。

 

 

 このことでクルーたちの間に意見や見解、価値観の相違が見えてきました。悪魔に近いところにいた機動班と船内活動が主のクルーでは悪魔に対する考え方が違うのです…。ここは私としては様子を見るという選択をしておきます。ヒメネスには当面休息をとらせ身体検査を行うことにするとし、今後の処遇決定については必要なデータが揃ってからということになりました。

 

 

 中断していた探索をするため、再びフォルナクスへ着陸します。なんだか艦内の雰囲気が悪くなってきた気がします。なかなか探索が進まないことで苛立つ者が出てきました。この雰囲気の中任務を進めるのかー…なんだかなぁ。

 

 フォルナクスに降り立つ前にラボに行きます。ジャック部隊に提供してもらった「宿曜鏡」というレアフォルマと、私がフォルナクスで回収したレアフォルマ「太陽鏡」「干支月宮鏡」で「エネミーサーチB」を作ってもらいました。これまで発見できなかった隠れた敵が発見出来るようになります。

 

 真ん中の扉から地下5Fの通れなかった所へ行くと、デモニカに追加した「エネミーサーチB」が反応します。すると姿が見えなかった敵、悪霊なぞのあくまと戦闘になります。

 

 この悪魔もなんか覚えのある攻撃をしてきます。アスラローガ(狂気)、マハラギオンなど…。倒すと本体に戻っていったようです。…これは確実にあの人では…と思いながら地下6Fへ行くと、自分たちを産み出したティアマト女神の下へは行かせないと立ちはだかったのはデルファイナスで戦った魔王アスラです。…うん、なんかそんな気がしてた。

 

 

 

 魔王アスラの姿は真の姿、地母神アシュラトになりました。彼らの目的は、地を汚染し多くの命を絶やすニンゲンを地の求めによって殲滅すること。再生のための破壊の力を持つ者、悪魔と美しい魂を持つ人間とで地はあるべき姿を取り戻すと言うアシュラトの質問に答えます。※ルートの分岐に関わる質問

 

 私はアシュラトを激怒させて戦闘突入です。地母神アシュラトは、アスラローガ(狂気)、阿修羅(全体物理攻撃)、チャージ、マハラギオン・デカジャ等を使います。とにかくヤバイのは狂気とチャージからの阿修羅なので、私自身はカッチュウベストで身を守り、物理と火炎に強い仲魔でパーティを組みます。

 

 アシュラトを倒すとどこかから私たちに殺意を込めた声が聞こえてきました。デモニカが階下から強いエネルギー反応を感知したので、これがティアマト女神なのでしょう…。アシュラトを倒したことで、メインミッション「3体の悪魔を撃せよ」を完遂します。

 

 フォルナクスの地下6Fを探索します。ここからはエンカウントする敵が格段に強くなった気がします。じっくりもっくり進めます。フォルナクス地下7Fへ行くと、デモニカは強い悪魔の反応を探知します。そこへ侵入すると、出ました。噂のティアマト女神です。

 

 

 ティアマトは産屋を騒がすニンゲンには死をと言っています。ティアマトの言葉に呼応するように、周りからも「ニンゲンに死を」という悪魔たちの声が聞こえてきます。悪魔はこの地に蒔かれた「種」であり、因果なことにニンゲンの思念にも影響を受けるとティアマトは言います。

 

 ニンゲンの暗い思念の影響によって姿を変え、力を増す悪魔たち…。人間が星に満ち、星を滅ぼすよりも早く悪魔で星を満たす、産み続けると言う邪龍ティアマトとの戦闘です。

 

 ティアマトは…難敵でした…。まずラスタキャンディ(全ての能力を一段階上げる)対策にデカジャを持ってると良いです(私は持ってなかったから辛かった)。それとピュアブルー(回復&デクンダ)持ちなので、ンダ系スキルは使わないようにします。

 

 基本的に全体に攻撃してくる技ばかりなのでほんと辛かったです。絶対零度は全体に氷結属性のランダムな攻撃ですが、「母なる大地」は全体に氷結属性攻撃&相手に与えたダメージ量に対応したHP回復となるので、これらの攻撃対策に氷結耐性を持つ仲魔を連れて行きます(反射相性ならなお良い)。そして自分はアイスベストを装備します。

 

 驚異的な威力の「黄昏の旋律」。これも全体に万能属性攻撃&タルンダという厄介な攻撃です。ほいで何度わしだけ一人で立っているという状況になったか…。弱点の電撃系とデビルCO-CPでやっと倒すことが出来ました。

 

 ティアマトを倒して「邪龍の塩塊」と「EX物質: For」を入手しました。これでメインミッション「フォルナクスのエキゾチック物質」を完遂しました。

 

 ゼレーニンはここには無数の悪魔が眠っているようだから、このままにしておくわけにはいかないと言います。するとそこに、ゴア隊長が現れます。ゴアはティアマト…母が消えたことで、気の流れが変わったと言います。それによって自分が流れる先も変わる、自分が何者で、自分が待っているものはなんなのか等と迷っているようなことを言うとどこかへ去って行ってしまいます。

 

 ゴア隊長の様子にゼレーニンは哀れみのような感情を覚えたようです。彼は何の目的もなくシュバルツバースを彷徨う存在になってしまったのでしょうか…。私たちにはどうすることも出来ないのでしょうか…。

 

 

 艦に戻ってエキゾチック物質を動力班に渡し、新セクターへの航行準備を始めます。

 

 2つ目のエキゾチック物質の入手によって、あの3生命体の送ってきた情報が正確であるということが証明されました。ということは、シュバルツバースの中央にあるという「メムアレフ」という存在の情報も正しいのでしょうか。そこに辿りつくまでどれくらいかかるかは予測もつきませんが…。

 

 新セクターへ向かう前に、アーサーから報告事項がありました。

 

 まずはヒメネスについて。検査の結果が思わしくなく、当面は任務から外すことにしたと言います。必要なら無期限睡眠に入らせると…。医療班のゾイとしては、本人が強く任務への復帰を望んでいるが、ヒメネスの行動をコントロールできるか疑問が残るからとのことです。

 

 ゾイがヒメネスから聞いた話しでは、ヒメネスはバガブーがジャック部隊に侵入してしまったため、後を追ったことでこんなことになってしまったようです。ヒメネスは兵士であるから、余程のことがないと独断で侵入することはないのではないかと言う者もいましたが、やはりそうだったようですね…。まぁこちらに何も連絡してこなかったから独断ともいえるけれど…。バガブーは捕まってた悪魔たちを助けようとしたんですね。

 

 ジャック部隊について、こちらの行動のコントロールは順調のようです。前体制で収集された物資、捕獲された悪魔の処遇についてレポートを提示しているとのことなので、当艦に技術的な貢献をもたらすことが期待できるとのことです。

 

 アーサーからの報告も終わったので、ついに次のセクターへのジャンプ開始です。

 

 

 

→ DS「真・女神転生 STRANGE JOURNEY」プレイ日記5 へ続く