S2 ep170 マルイAK47酷グリップの補修 | イナギFIVE-0 エアガンライフ

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 東京マルイ次世代AKストームのグリップ底が、あっという間にヒビ割れる怒。





 マルイの次世代AK47は、グリップも割れるしストックも割れる。プラの材質が薄ペラの合板みたいなので、こりゃ保つわけがないというもの。設計のミスだと思うが、マルイはそれを認めないし、対策品で改善したということもない。

 グリップは大事な部分だ。特にAKは重量バランス的にフロントヘビーで、グリップに銃全体の重量がかかることも多い。社外パーツでしっかりした作りのものがあれば交換したいが、互換が確認できたマルイSTD用のものも含めて、案外なかったりする。他メーカーのAKと比べると、やはりマルイのAKは独自な部分があり、一般的な互換性が低いようだ。


 そんなこともあり、どうせ捨てるならと、AKストームのグリップの補修を試みることにした。

 今回はヒビの補修で、本来ならばヒビの表層をV加工してパテで埋めるのがいいのだろうが、素材が脆いので、加工したらバラバラに破断してしまうだろう。なので、私は好きではないのだが、今回は瞬間接着剤を使って補修する。


 底のプレートを外し(案の定、外した途端にバラバラに破断した)、瞬間接着剤を塗りたくる。裏側も同様にする。

※ここから一昼夜養生する。

 ところで、プレートがネジ止めされていたグリップの部分がこれ。


 このネジ穴、あり得ないよな! ほんの2mm程度のプラモデルのゲートみたいなのでつながっているだけだよ!? まあ、プレートの外周がグリップの内周でガッチリ固定されるので、ここにはさほど力はかかったり歪んだりしないのはわかる。しかし、この設計は思い切ったね。あるいはナメてるのか!?


 さて、一昼夜が過ぎたので、プレートをグリップに戻す。


 とりあえず大丈夫そうだが、このケロイド状の見た目はスゴイね! まあ、強度が保てばいいとするが、ここまでさせるなよ! って感じ!?


 ケロイド状の部分を磨こうかと思ったが、厚みが減ることで強度が落ちるに違いない。実をとってここはこのままでいこう。


 本体にセットする。「アンタが強く締めすぎるから悪いんだよ!」と言われるのは目に見えているので、そう言われないよう、ギリギリのところまで、いつも以上に慎重に締めていく。


 よしついた。グラつきもなし。強度も大丈夫そうだ、今のところ。

 ……完成はしたが、改めて握ってみたところ、何だか違和感が……。


 グリップの前後が、角張って感じられる。何だかしっくりこない。よくよく見ると、このデザインは何のひねりもないただの角材のようだ。安っぽすぎる。


 一方、さっきまで付けていたHCのラバーコートグリップ、形は小さくてスッポ抜けそうだが、ラバーが効いていてしっかりグリップ。前後の形状もRがついていて手のあたりがいい。違和感がない。表面のラバーのせいか、握った感じはAKストームより良く感じる。なんだろう、ベルベットのような柔らかくもサラッとした手触り、が心地いい。手に馴染むようだ。


 いやいや、甲乙つけがたいな。さしあたりはせっかくなんでAKストームのをつけておくが、日々迷いそうだ。どうも落ち着いてくれないな。