仲町六絵著「京都西陣なごみ植物店」 | ハーちゃんの「ゆらゆら日記」

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都内「川の手」の暮らし、趣味(編み物・読書・ガーデニング・韓国語)などについて書いています。ほとんど毎日ブログ更新してまーす。

 

 

 

ブロ友のN子さんに教えてもらって早速図書館に予約した本です。

 

なんたって「京都西陣」「植物店」、これだけでも読みたくなりますよね、私としては(^^)。

 

背表紙にあった本の紹介文です。

 

逆さまに咲くチューリップはありますか?ーー京都府立植物園の新米職員の神苗健は、ある母娘から質問を受ける。戸惑う神苗に助け舟を出したのは、その場に居合わせた「植物の探偵」を名乗る女性。彼女は西陣にある「なごみ植物店」の店員だと言うのだが.....。蛍が集まる草って何? 源氏物語に描かれた薔薇の秘密とは? 植物にまつわる謎と京都の風物詩が絡み合う、優しい連作ミステリー。

 

文庫本書き下ろしです。

 

京都府立植物園には3回行ったことあるかな? 住んでいたわりに少ないですね(^^)。

 

最後に行ったのは、結婚前の娘を連れた旅行で、ちょうど春爛漫のころでした。

 

植物園には数多くの種類の桜が植えられていて圧巻でした。お酒を飲むのは禁止されていたので、お花見の人は静かに春を楽しんでいましたっけ。

 

その植物園に入社したての主人公、神苗健は、そこで「春の女神」を目にします。

 

チューリップの咲き誇る中、春の陽光を浴びながら、真剣白刃取りのポーズをした二十歳の娘を!

 

それがもうひとりの主人公である、和久井実菜でした。

 

実菜がはたらく「なごみ植物店」は、店長である姉の花弥と実菜のふたりが切り盛りしている植物店。

 

そしてなんとふたりの両親は世界中を飛び回るプラントハンターだと言うではありませんか!

 

しかも、この本の最後で、ふたりの祖父が京都の有名な種苗会社「ダイゴ種苗」の社長であると明かされます!

 

これって、京都に本社のある「タキイ種苗」を彷彿とさせませんか(^^)。ふふふ。

 

これの続編、続々編も予約しましたけど、まだ届きませんねぇ。

 

ああ、京都に行きたくなりました!