腑に落ちなかった就学相談 | それなりにやっとーと!!~HSℙとASD×2の日常~

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HSP気質の私とASDの2人の子供、そして可愛い保護猫2匹(&たまに夫)で綴る我が家の毎日。日々いろいろあるけれど、それなりにやってます。

 

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お越しいただきまして、ありがとうございます。HSℙ気質の私とASD(自閉スペクトラム症)の子ども達との日常を綴ったブログです。どうぞよろしくお願いします。

※記事中のイラストはすべて上の子お米が描いています。無断転載はご遠慮下さい。

※過去にさかのぼって思い出しながら書いています。若干事実と違う点などあるかも知れませんが、ご容赦ください。

 

 

時系列的にはこちら↓の記事後の話になります。

 

 

駆け込みで教育相談へと行き、特別支援級のある中学校への指定校変更の手続きを済ませ、2022年4月にくらげさんは中学校へと入学しました。

 

 

  どうなる?中学校生活

 

入学式は時間外に登校して1人担任の先生と対面し(私は一緒です)入学に当たっての説明を受けました。

 

選んだ学校は情緒の特別支援級を設置しているだけあり、支援級に属さないまでも学校に行きづらさを感じて居たり、クラスに馴染めなかったりする子達が駆け込める場所が用意してある学校でした。この環境は主治医の先生も『そこまで環境の整っている学校はなかなかないですよ』と仰っていたので、安心材料だったなニコニコ

 

 

担当の先生も居て、1年生の間くらげさんもその教室へ入って、自習をしたり授業を受けたりして過ごし、調子の良いときは自分のクラスと行き来する、そんな感じで行きましょうと言う事になりました。入学式後2日程は私が送って教室まで行き、1時間ほど滞在。

 

 

この感じで無理はさせずに少しずつ時間をのばして行ければいいなと思っていたのですが、くらげさんにとってはそれが限界だったのか、3日目以降は行く事が出来なくなりました。

 

 

入学前、制服やその他の学用品を準備しながら、本人も新たな気持ちでスタートできると前向きに捉えている印象だったので、正直がっかりする気持ちは大きかったですね悲しいでも、くらげさん相当頑張ってくれたと思います。

 

 

小学校5年時の担任の児童を叱る大きな声に恐怖心を抱いていたくらげさんにとって、担任の先生が割と体格のいい男性だったこと、また特別教室の先生が女性ではありましたがグイグイ来るタイプの先生だったことで、くらげさんの学校に対する苦手意識を刺激してしまったのではないかと思う。

 

 

  そして就学相談へ

 

こうして、相変わらず学校へは行けないまま、入学後に申し込んだ就学相談の日がやってきました。この就学相談ってやつが、ちょっと私の考えていた物と違っていたんだよね~滝汗

 

 

当日はくらげさんも頑張って早起き。少々不機嫌ながらも一緒に就学相談が開かれる教育センターへ向かいました。以前に一度教育相談で訪れていたので、初めての場所が苦手なくらげさんにとっては良かったと思う。

 

 

センターへ着いて、別々の部屋で面談のスタートです。もう何度このやり取りを繰り返して来たのか分からないけど、くらげさんの幼いころから今までのあれこれを、事細かに相談員の方に伝えていきます。

 

 

指定校変更して今の中学校へ入学したものの、ほとんど学校へ通えて居ない事も正直に話し、さて相談員の方からはどんな言葉が返ってくるのかと待ち受ける。帰ってきた言葉は

 

以下かなりうろ覚えですが、その時の会話の内容です↓

 

相談員『お母さん、本人は学校へ行く意思はあるんでしょうか?』

 

  『意思はあると思いますが、現状学校へ行くのは難しいと思います。』

 

相談員『本人が学校へ通う事が難しいのであれば、就学相談は破談と言う事になります』

 

 私 『え??それは、どう言う事ですか??』

  ↑私、混乱する(笑)

 

相談員『現状のままであれば、就学相談はここで終わり、普通級のままと言う事になります』

 

(要するに、本人に学校へ行く意思がなく通う事が出来ないのならば、支援学級になっても意味がないので、相談も続けられない。先ずは本人の意思が大事だ、と言うような事らしい)

 

 私 『それは、はこのまま学校へ行けずに義務教育を終わると言う事ですか?』

 

相談員『私はそういう事も有りだと思います』

 

今後に望みをつなぐためにと漕ぎつけた就学相談でのこのまさかの言葉に、頭が真っ白になりそうでした。相談員さんの言う事は分からなくもありません。行く可能性のない子より、他に確実に支援を必要としている子に定員を割いた方がいい(これは私の主観であり極論です)って事なのかも知れない。

 

 

でもそうしたら、本人がこの先学校へ行きたいと思った時の受皿はどこにあるのか??これなんの為の相談なの?もう本当にどうしたら良いやら分からん滝汗呆然となりながらも、ここで諦めるわけには行かないと交渉を続けた結果、まだ決定を出すには間があるし、学校とも話し合いながら、先ずは本人が行く意思を示してくれる事を条件に、様子を見ましょうと言う事になりました。

 

 

最期に相談員さんから掛けられた言葉は

『お母さん、ここが頑張り時ですよ』

でした滝汗まだまだ頑張りが足りなかったようです指差し

 

 

 

  その後の話

 

その後、就学相談の時に勧められた事もあり、学校の特別支援級担当の先生と繋いでもらいました。相変わらず私は後手後手なんですが、これもね悲しいなぜもっと早く動かなかったんだと、後悔していますね。別に普通級に在籍してたって、相談くらいさせてもらっても良かったのに。ほんと知恵が回らないんだ私って人間は悲しい

 

 

就学相談の際の担当相談員の方からは時折どんな感じですか?と確認が入るようになり、その都度支援級の先生も頑張ってますよとフォローを入れてくれていたんですが、あんまり毎回毎回『くらげさんどうですか?』『学校へ行く意思はでてますか?』と繰り返し聞かれるので少し頭に来て、

『本人も学校へ行きたいって言ってます!!』と言い放ってしまいました不安反省してます。

 

 

だってさ、支援級の担任の先生と話すようになってから、今回の就学相談での事を話したら、『え?そんな感じで言われたんですか?』ってびっくりしてたんだもん。支援学級に居ても、学校に通えて居ない子は居ますよって。やっぱりちょっと強引な人だったんだなって思っちゃったよ。

 

 

そんなこんなで終わった就学相談。今は無事判定も下って特別支援学級に在籍しています。学校には未だ行けていません。何が正解だったのか、どこが間違ってるのか、そんなのまだまだ答えなんて出ません。本人が元気で毎日笑って居てくれたら、それだけで十分だと思っています。

 

 

 

最期まで読んでいただいてありがとうございます。まだまだ続きます。