昨日のお昼は、この3月にオープンし、ミシュランガイド掲載ラーメン店出身の店主が手掛けるお店ということで話題になっている「麺屋 ぐり虎」です。特製 鯛塩らーめん(1050円)をいただきます。まず低温でじっくりと旨味を引き出した極上の鯛出汁のスープをいただきます。上品な鯛の香りが口の中いっぱいに広がります。おいしい♪。低温調理レアと燻製の2種類のチャーシューがこれでもかというぐらい入っていて、これもグッド。また特筆するのは煮卵。自分が食べたときは柚子の味付けで今まで食べたことのない味の味玉だと思ったのですが、帰って調べてみると醤油と隠し味に使われているブランデーの味付けとのこと。鯛塩らーめん(800円)でもいいですが、トッピングの謹製味玉(120円)は付けた方がいいと思います。岡山のミシュラン店ということで食後に口直しとして出されるピーチティもグッド。とても美味しいラーメンでした。ごちそうさまでした♪。

 

麺屋 ぐり虎

名古屋市中村区名駅5

 

今日のお昼は金山の「Chatto Chicken (チャット チキン)」。チキンハンバーガーのお店で人気No.1の チキンバーガーセット (980円)をいただきます。写真では見えにくいですが、セットにすると5,6本の野菜スティックのバーニャ・カウダと飲み物がつきます。デップソースも数種類から好きなものを選べ、おいしいヘルシーなチキンとバーニャ・カウダで女の人に人気のセットになりそうです。ごちそうさまでした♪。

 

Chatto Chicken (チャット チキン)

名古屋市熱田区金山町1

 

 

 

 

昨日、マルエイガレリアの「尾張菓祥 よし乃 栄店」で買ったピーナッツ餅(140円)を今日いただきました。ピーナッツクリームが入ったお餅にこれでもかというぐらいクラッシュしたピーナッツがまぶしてあります。甘さも抑えてありとてもおいしいです。これ好きかも。さすが人気No.1の商品だけのことはあり、また食べたくなるおいしさでした。ごちそうさまでした♪。

 

尾張菓祥 よし乃 栄店

名古屋市中区栄3 マルエイ ガレリア 1F

 

あらすじ
家にも学校にも居場所を見出せず、自分を愛せずにいる14歳の少女。茉莉。かつて最愛の人を亡くし、心に癒えない傷を抱え続けてきた画家・歩太。20歳年上の歩太と出会い、茉莉は生まれて初めて心安らぐ居場所を手にする。二人はともに「再生」への道を歩むが、幸福な時間はある事件によって大きく歪められ。


ひと言
「天使の卵」から20年「天使の梯子」から10年の3部作完結編の本作。前の2作品は読んでいないが、これはこれで独立して読むことができました。ただ「柩」という言葉を題名に使ったのは、「彼はただ、ずっと長い間どうしても閉じることができずにいた柩の蓋に、今やっと手をかけて、お弔いを終えようとしているだけだ。(P281)」とあるように前作の「天使の梯子」の歩太のことを知らなければ「柩」の意味がわからないんだろうなと思いました。

「人生なんてほら、このお鍋の中身みたいなものよ。お肉が好きだからってそれだけ先に食べちゃったら、あとにはじゃがいもばっかり残るでしょ。べつに逆でもいいんだけど、とにかく、茉莉ちゃんがこれまで生きてきた中で辛いことのほうが多かったのなら、これからはきっといいことばっかり起こるわよ。私か保証してあげる」「はは、〈人生は肉じゃが〉かよ。ほんと能天気だよな、おふくろは」そう言って笑った歩太さんに、お母さんは、「そうよ」と、こともなげに請け合った。「だってそう思わない? いつか訪れるかどうかもわからない不幸に備えて、必死になって身構えてばかりいるなんて損よ。まだぜんぜん不幸でも何でもないうちから気持ちが滅入って、自分から不幸になっていっちゃう。そもそも不幸なんてものは、こっちがどんなに準備してたって、それとは関係なく降りかかるものなんだから」あたしは思わずお母さんの顔を見た。
(P287)


 

 

「麺屋 聖(きよ)」でラーメンを食べた後、3月31日に旧丸栄後にオープンしたマルエイガレリアへ。美味しそうなスイーツのお店がある中で「あんこの勝ち マルエイガレリア店」のANしゅーくりーむ つぶあん(486円)と皮むきあん(594円)をいただきます。メニューの横に粒あん 60°皮むきあん 45°の表示があり糖度らしいです。見るからに餡、カスタード、生クリームとカロリーが高そうですが、美味しかったです。ごちそうさまでした♪。

 

あんこの勝ち マルエイガレリア店

名古屋市中区栄3 マルエイガレリア1階

 

 

今日のお昼は京都の人気ラーメン店の「麺屋 聖(きよ) 栄店」へ。一番人気のラーメン淡竹(はちく)(850円)と鶏餃子(250円)をいただきます。まずスープを一口、貝だ~。牡蠣、あさり、しじみの貝の味が口の中いっぱいに広がります。おいしい♪。レアチャーシュー、穂先メンマ(というらしい)もとてもおいしいです♪。塩でいただく鶏餃子もおいしくグッド!ごちそうさまでした♪。

 

麺屋 聖 栄店

名古屋市中区栄3

 

今日は、新瑞から石川橋まで、自転車で山崎川の両岸の桜を楽しんだ後、「久鐵 あらたま店」へお昼を食べに入りました。焼き肉も食べたかったのですが、値段と時間の関係で鉄板ハンバーグ定食(1210円)をいただきます。さすが焼き肉で有名なお店だけあってハンバーグもとてもおいしいです♪。ただまわりの人はみんな、一人の人も焼き肉を注文していたので、次は是非焼き肉をいただいてみたいです。ごちそうさまでした♪。山崎川の桜も満開で楽しいひとときを過ごすことができました♪

 

 

 

 

 

久鐵 あらたま店

名古屋市瑞穂区弥富通1

 

あらすじ
15歳の時、 高校で「俺」は身長191センチのアキと出会った。普通の家 庭で育った「俺」と、 母親にネグレクトされていた吃音のアキは、 共有できることなんて何一つないのに、互いにかけがえのない存在になっていった。 大学卒業後、「俺」はテレビ制作会社に就職し、 アキは劇団に所属する。しかし、焦がれて飛び込んだ世界は理不尽に満ちていて、俺たちは少しずつ、 心も身体も、壊していった。思春期から33歳になるまでの二人の友情と成長を描きながら、人間の哀しさや弱さ、そして生きていくことの奇跡を描く。本書は著者が初めて、日本の若者の生きていく上でのしんどさに真正面から取り組んだ作品。
(2022年 本屋大賞ノミネート作品)


ひと言
読み終えてすぐアキ・マケライネンについて調べました。西さんがフィンランドでアキ・カウリスマキ(フィンランドの映画監督)が経営しているらしいバーに行ったことがあり、そこにまさにマケライネンみたいな男性がいたことがずっと頭に残っていて、この本につながったらしい。現代の若者を取り巻く貧困、虐待、過重労働に焦点を当てた作品で、読んでいて辛くなる作品でしたが、西さんが小説に込めた「助けて」と声を上げてほしいという祈り、いま自分が苦しいと思うのであれば、助けを求められて、その助けを誰かが受け止めて、手を差し伸べて受け止める社会でないとおかしい。西さんの祈りと願いが多くの読者の心に響きますように!この本、今年の本屋大賞あるかも?!です。


最近の視聴者は、理路整然と正しいことを話そうと努力するタレントよりも、支離滅裂なことを言い、あらゆることに無知なタレントの方を好む傾向がある。ある現場で、先輩が言っていた。
「みんな、安心したいんとちゃうん? 自分より賢くてバランスええ人見るのはしんどいんやろ。賢くてイケてておもろくて。挙句明らかに自分より金もらってる奴見ると落ち込む一方やん。でも、阿呆見とったらさ、いくらそいつが自分より金もらってても、そいつになりたいとは思わんやん。安心してバカにできるやん。」関西の人間は辛辣なことを言う、そう思った。でも実際、番組内で、ポンコツとか、バカとか、ブスという言葉を頻繁に聞いた。そしてそれらの言葉には、必ず笑いが付与されていた。「尊敬されること」ではなく、「愛でられる」ことが、最近のタレントに与えられた条件のように思える。
(P143)

二つ下に弟がいたんだけど、すごく不安定でね。学校も行かなかったり、行っても服が臭いとか髪の毛が汚いとかで、虐められるんだよね。なるべく服も綺麗にしてあげたし、髪の毛も梳かしてあげたんだけど。小学生や中学生の私ができることって限られるじゃん。それに、貧乏って、きっとそういうことじゃないんだよね。実際臭うことよりも、実際汚いことよりも、どうやら臭そうだ、どうやら汚そうだ、ていうことだけなんだよ。誰かがそれを知ったら、その子がどれだけ清潔にしてても、きちんとしてても、貧乏なんだよ。そして、貧乏ってだけで、虐めてもいいんだよね。
(P216)

田沢さんの母子寮の寮長さん、みんなに『おばちゃん』って言われてるんですけど、彼女が言ってました。
最近自業自得だとか。自己責任だとかいう言葉をよく聞くよねって。それはもちろん、もともと適切な言葉としての機能があったのかもしれないけど、最近は、大切な現実を見ないようにするための盾になってる気がするって。だからそんな盾はいらない、みんなもっと堂々と救いを求めてって。それで、自業自得とか、自己責任とか、そんな言葉は、その人が安心して暮らせるようになって、本当に、心から安心して暮らせるようになってから、初めて考えられるんだから。初めて負える責任なんだからって。
(P377)

日本で公開する時に、タイトルを変えたんだと思う。そんな映画はたくさんあるから。本当のタイトルは、「夜が明ける」だった。「男たちの朝」よりも、僕は「夜が明ける」の方が好きだ。夜が明ける。素敵な言葉だと思う。夜が明ける。みんなの夜が明けるんだよ。君にも教えてあげたい。
(P394)

 

 

あらすじ

彼岸花の咲き乱れる砂浜に倒れ、記憶を失っていた少女は、海の向こうから来たので宇実と名付けられた。ノロに憧れる島の少女・游娜と、“女語”を習得している少年・拓慈。そして宇実は、この島の深い歴史に導かれていく。(第165回 芥川賞受賞)


ひと言
台湾生まれの李 琴峰さんが書いた小説で、「ニライカナイ」が出てくるので沖縄本島南部の斎場御嶽(せーふぁうたき)や神の島の久高島が舞台なのかなと思いましたが、本の内容や最初に出てくる島の地図からも与那国島が舞台なんだなと思いました。琉球の創世神がアマミキヨであるのも、天照大御神が女神であるのもこの本に書かれている通りなのかもしれない。深い小説だなぁと思いました。納得の芥川賞受賞作品でした。


〈ニライカナイ〉は海の向こうにある伝説の楽園で、〈島〉の信仰では、そこは〈島〉の源で、全ての島民の真の故郷であり、また死後魂が帰着する場所でもある。年に数回、ノロたちはニライカナイへ渡り、そこから豊富な宝物を〈島〉へ持ち帰る。ノロたちが出発する日と帰ってくる日には、それぞれ〈ニライカナイ祭り〉を行うことになっている。前者はノロたちの海上安全を祈願するためであり、後者はニライカナイの恩恵に感謝を捧げる意味合いが強い。
(1)

「何考えてるの?」「三年後のことを考えてるの」と、游娜は静かに細波(さざなみ)立つ海面を見つめながら言った。「三年後、私と宇実は一緒に大ノロの骨を洗って、祈りを捧げて、海へ流すの。その時、私たちは拓慈と仲が良くて、三人で一つの家で暮らしてる。子供を引き取って育てる。私はたまに〈ニライカナイ〉へ渡り、〈島〉のために貿易をする。〈島〉の人たちは今と変わらない平穏な生活を過ごしている。そんな中で、私たちはゆっくり年を取っていく」思ったより考えてる、と宇実は密かに感心したが、口にはしなかった。海を眺めている游娜の横顔は夕陽に赤く染まっていて、見ているとどことなく寂しかった。「ほんとにそうなるといいね」宇実はぽつりと呟き、そして游娜と同じように遠くへ視線を向け、静かに海を眺めた。「そうなるって信じるの」と、游娜が言った。半分沈んだ真っ赤な火球ぱ海面で赤い光の筋を引いていて、さながら炎の尻尾のようだった。それに照らされながら、砂浜を覆い尽くす彼岸花は二人の背後でどこまでも妖艶に咲き乱れ続ける。
(4)

 

 

あらすじ
弟が失踪した。彼の妻・楓は、明るくしたたかで魅力的な女性だった。楓は夫の失踪の原因を探るため、資産家である夫の家族に近づく。兄である伯朗は楓に頼まれ協力するが、時が経てばたつほど彼女に惹かれていく。

ひと言
フラクタルは知っていたのですが、ウラムの螺旋は全く知らなくてとても興味深かったです。さすが東野 圭吾さん。ただ美人妻の楓(吉高 由里子)の設定は日曜劇場でドラマ化されることを見越してのこと?もうDVD化されているようなので今度借りて観てみます。


「これはフラクタル図形の一種だ。フラクタルというのは幾何学の概念の一つで、自然界などにも頻繁に出現する」伯朗は順子と顔を見合わせた後、お手上げのポーズをしてみせた。「何のことやら、さっぱりわかりません」「その図形を拡大してみると特徴がよくわかる。一見、レース編みの模様みたいだろう? しかしふつうのレース編みの場合、拡大すると編み目がどんどん大きくなる。ところがその図形は、拡大しても、その編み目の中にもっと細かい同様の編み目が現れる。もちろん、無限ではないがね。そのように全体の形と細部とが相似にあるものなどをフラクタルという。自然界では海岸線が好例だ。地図に描かれた海岸線は、その一部だけを虫眼鏡や顕微鏡などで拡大していくと次第に線は滑らかになっていく。しかし実際の海岸線は、どんなに近づいていっても、そうはならない。それなりのぎざぎざが、ミクロの世界になっても存在する」「そういうものがフラクタル……初めて知りました」
(15)


「その本の表紙には図形が描かれていたんですか」「正確にいうと図形とは少し違うのだが、図形といったほうがイメージはしやすいだろうね。どんなものか、手短に説明しよう。まず数字を思い浮かべてほしい。最初は1だ。次に、その右横に2を、2の上に3を置く」憲三は指先で空中に数字を書きながらいった。「その次は3の左横に4だ。さらに左横に5、次の6は5の下に置く。6の下に7、7の右横に8、その右横に9、さらに右横に10、次は上に11 ……と、このように、数字を順番にぐるりと螺旋を描くように並べていく。際限なく並べられるので、どれだけ並べるかは自由だ」伯朗は怪訝な思いで首を傾げた。「それで図形になるんですか」「それだけではならない。次にその数字のうち、素数を黒丸に置き換え、それ以外の数字は消す。これで完成だ」伯朗は頭に思い浮かべようとしたが、うまく描けなかった。隣で楓が首を振った。「だめです、どんなものになるか想像つきません」「俺もだ」すると憲三は楓を指差した。「スマートフォンを持っているだろ? 検索するといい。すぐに見つかる。検索ワードは片仮名でウラム ――『ウラムの螺旋』で調べればよい」……。

 

 

ありました、といって楓がスマートフォンの画面を伯朗のほうに向けた。それはたしかに図形に見えた。だがよく見ると、無数の黒い点で構成されているのだった。その並びはランダムなようであり、微妙な規則性も感じさせる、不思議な絵だった。

 


「一九六三年、数学者のスタニスワフ・ウラムによって発見された。規則性の強い部分を応用し、新たな素数の発見に使用される場合もある」憲三が重々しくいった。「しかし、なぜこのような微妙な規則性が生まれるのか、それから五十年以上経った今でさえ、何ひとつわかってはお
らん」
(28)